子供が花粉症になると、鼻水ずるずる、目もかゆいのか何度もしぱしぱさせていて、見ていてかわいそうになってきちゃいますよね。
少しでも症状を軽くしてあげたいと思いますが、大人と違ってうまく薬を飲めなかったり、マスクをつけられなかったりと、子供ならではの花粉症で苦労するポイントがいくつかあります。
なかでも苦労するのが目のかゆみ。そこで今回は花粉症の子供の目のかゆみ対策について、お伝えします。
子供が花粉症で目のかゆみを感じている!
子どもも大人と同じように花粉症で鼻が詰まってしまったり、目がかゆくなってしまうことがあります。
ただ大人と違うのは、子どもはうまく鼻がかめなかったり、目がかゆい時に「こすっちゃダメだよ!」と言われてもどうしても我慢できなくて目をこすってしまったりと、大人が当たり前にできることでもなかなか上手く出来ないこと。
マスクをしてもマスク紐がいたくて外してしまったり、目薬もどうしても目をつぶってしまって上手くさせないこともあるでしょう。
特に子供の花粉症対策で大変なのが「目のかゆみ」。すぐに目をこすってしまうので、放っておくとどんどん悪化してしまうこともあります。
子供が花粉症で目がかゆい時はどんな対策が有効なのでしょうか?
子供の花粉症対策で目を守るには?
子供も大人と同じように、出来るだけ花粉と接しないようにすることが基本的な対策なのは同じです。1つずつ確認していきましょう。
子供でもつけやすいマスクは?
目の対策をする際にも、やはり出来るだけ花粉を体内に入れないようにしたいです。まず外出するときはマスクをするようにします。問題になるのがマスクの耳にかけるひもが気になる、あるいはマスクが息苦しく感じてマスクを外してしまうということ。
少しお値段は張りますが、付け心地、息の通りという点でオススメなのは『超立体マスク こども用』です。もちろん子供用のものを使います。
超立体マスクは耳のかける部分がストレッチタイプになっていて、ヒモタイプに比べて長い時間付けていても痛くなりにくいです。また、通常のマスクと違って鼻と口の先に空間が出来るので、息もしやすいです。
メガネをかける場合には『快適ガードプロ子供用』もオススメ。メガネがくもりにくくなります。
目がかゆくなった時に目をこすらないようにするには?
子供はどうしても「目をこすっちゃだめだよ!」と伝えても、手でこすってしまいます。当然手に花粉がついていれば、より目がかゆくなってしまいます。目がかゆくなってしまった時は目を水道水で洗うのが望ましいですが、目を洗うのが苦手な子もいるはず。
そんな時はいつでも使えるノンアルコールタイプのウェットティッシュを使って目がかゆくなったらウェットティッシュで目を抑えるようにしましょう。目をこするよりも悪化するのを防げますし、濡れタオルを持ち歩くより衛生的です。
子供に持たせるときに一緒に使い方のお見本を見せてあげましょう。目を優しくウェットティッシュでポンポンとおさえるようにすること、乾いてしまうので、一枚一枚とって使うようにすることなどを実際にやってみせてあげて教えるようにしましょう。
また、ウェットティッシュを使う前にできれば手洗いをするか、ウェットティッシュで手をふいてからさらに別のウェットティッシュで目を拭くようにするとさらに綺麗に拭うことができます。
特に子供は花粉がついた手で目をこすったり体の色んな所を触りまくることで更に悪化してしまうこともあるので、手を綺麗にする習慣は子供に身につけさせておいて損はありません。
家庭の中での花粉症対策は?
お家に入る前には衣服についている花粉をパタパタと払ってからお家に入るようにしましょう。子供はお家の中でもゴロゴロと転げまわったりするので、外に着てきた服をそのままお家の中でも着ていると、家の中に花粉がついてしまうかもしれません。花粉症の時期は家の外に着ていく服と部屋着で分けて着まわした方が望ましいです。
また、この時期はお洗濯も重要です。
子供がいる時のお洗濯のポイントをまとめていますので、是非参考にしてみてください。
子供がつけやすい花粉症メガネはどう探す?
花粉症での目のかゆみのために花粉症メガネを付けようと考えている人もいるはず。度が入ったメガネよりも安い値段で作ることができるので、お子さんの目のかゆみがひどい時は検討してみるのも一つです。
代表的な子供用花粉症メガネとしてはJINSさんの出しているメガネとスカッシーさんの出しているメガネがあります。
JINSさんのメガネの特徴は、比較的メガネが軽量で付けていて邪魔になりにくいこと、また、角度調節が簡単なので子供の顔のサイズにも合わせやすいことがあげられます。JINSショップは比較的色々な所にあるので、近くのJINSショップに行って実際に試着をしてみたり、取り寄せてもらったりすることもやりやすいですね。
一方で作りとしては少しヤワな所があり、激しい衝撃などを繰り返すと壊れてしまうことがあります。
大人であればそうそう激しい場面はないのですが、子ども同士は遊びまわったりふざけあったりすることもあるので、そういった場面でうっかり…ということも。基本的には子ども同士で遊ぶときというよりも通園、通学などの時に付けるのがいい使い方だと思います。
スカッシーさんのメガネの特徴は花粉症メガネを作り続けてきた老舗だけあって、花粉症を防止するような作りには定評があります。くもり止めコーティングもされているので、マスクと併用しても大丈夫。耳にかける部分も柔らかいので、付け心地もいい感じです。
一方で、スカッシーメガネはまず取扱がないところも多いので、探すのが大変です。インターネット販売も行っていますが、出来ればメガネは実際に付け心地を確かめながら購入したほうが間違いがないので、店舗に赴いて購入したほうがいいでしょう。
全国のメガネ店、ドラッグストア、スーパー、百貨店などに取扱があるとされていますので、お近くの小売店に問い合わせてみてください。
また、JINSさんと同じくやはり激しい衝撃には強くないので、付ける場面はしっかり選んでいきましょう。
花粉症メガネを付ければすべてが解決・・・とまではいきませんが、多少なりとも目のかゆみは軽減されます。お子さんが目のかゆみ対策の一つとして考えてみてください。
まとめ
今回はお子さんが花粉症で目がかゆい時の対策についてお伝えしました。春の季節が憂鬱な季節にならないように、色々と対策をしてあげたいですね。
お子さんの花粉症の悩みが少しでも軽くなりますように。