花粉症がある人は、「花粉」という文字を見ただけで鼻がむずむずして、目がかゆくなってくる方もいるはず。
私もご多分に漏れずその一人です。
特に私の場合は花粉が入ってきにくいはずの家の中でも鼻が詰まったり、目がかゆくなったりして、その症状は朝目覚めたときから始まります。
そこで今回は朝から花粉症がひどい人のための、花粉症対策をお伝えします。
花粉症で朝から鼻づまり
朝、目が覚めて少し肌寒いながらも気持ちがいい朝。
ふと窓の外に目を向けると…そこには花粉と思わしき粉が大量に窓ガラスに!
ぎゃああああああ!ですね。
ということで花粉症の人は前日からの花粉が眠っている間に体の中に入ってしまうのか、朝から鼻が詰まってしまうということも珍しくありません。
花粉症の人は朝から対策をしていきましょう。
朝の花粉症対策その1(鼻づまり):濡れタオル
最近は眠っている時にもつけやすいマスクが売られていますが、それでもマスクをつけて寝ることに抵抗がある方もいるでしょう。
そんな方には枕元にぬらして絞ったタオルを置いておき、起き掛けに鼻のあたりをおさえるようにして、息を吸い込みます。
花粉症対策のキーワードの一つが「湿り気」。朝から濡れタオルを顔に当てるだけでだいぶ楽になります。是非お試しあれ!
朝の花粉症対策その2(鼻づまり):布団から丁寧に出る
朝慌てるあまり布団からバタバタと出ていませんか?
花粉、舞ってますよ。この時期は布団から静かに丁寧に出るのが基本です。
もちろん、花粉が舞うのを防止するためだけに布団から静かに丁寧に出ることをおススメするわけではありません。
実は、もう一ついいことがあります。
布団から急に出るよりもゆっくり出たほうが自律神経の動きが活発になって、体全体のバランスがとりやすくなるんです。
花粉症は花粉だけが原因ではありません。体の免疫力を高めたり、体のバランスを整えたりするのも大切な対策の一つ。こうした所からも花粉症対策のアプローチをしましょう。
朝の花粉症対策その3(鼻づまり):パジャマ(寝巻き)からすぐに着替える!
寝ている時に布団をしっかりかぶって寝ていても、思わぬところから衣服に花粉がついてしまっているもの。花粉症の時期はあまり一つの衣類を長々と着ずに、ササッと洗濯をした衣類に着替えるのも大事です。
特に朝起きたとき、「あっ、今日は花粉結構来てるかも?」と思ったら、いつまでもパジャマのままでいたりせずに早めに着替えてパジャマは洗濯しちゃいましょう!
花粉症のせいで目がかゆい!
花粉症でもう1つ厄介なことが目のかゆみです。朝から目がかゆいと一気に一日のやる気をそがれますよね。
もちろん日中の対策も欠かせませんが、朝にもいくつかおススメの対策があります。快適な一日のためにもぜひ実践してみてください。
朝の花粉症対策その4(目のかゆみ):洗顔は水だけ!?
朝、顔を洗う時に石鹸やボディーソープなどで洗う方も多いでしょう。でも、花粉症の時期だとこうした石鹸などの刺激でさえ、さらなるかゆみを引き起こしてしまう可能性があります。
特にシャンプーや石鹸に含まれている界面活性剤は鼻や目の粘膜バリアを壊し、花粉成分が体内へ侵入しやすくしてしまいます。私自身この時期は石鹸で顔を洗わない方が目のかゆみは抑えられると感じています。
個人的にオススメなのは水の洗顔。冷たい水で冷やすように顔を洗うと目のかゆみも楽になってきます。
朝の花粉症対策その5(目のかゆみ):蒸しタオルで疲れ目も解消
朝だけに限りませんが、この時期に役に立つのがぬらしたタオルや蒸しタオル。
目がかゆくなった時に目をゴシゴシこすってしまうのは良くないとわかっていても、ついついやってしまうもの。そんな時、手が伸ばせる範囲にぬらしたタオルがあると、さっと手を伸ばしてかゆい目をおさえるようにすれば、目の刺激も少なくなります。
朝なので蒸したタオルがあるとじんわりと目がほぐれて気持ちいいです。逆に日中はなかなか手元に濡れタオルや蒸しタオルを用意できないので、朝のうちだけでもこうしたタオルを手元に置いておくといいですね。
花粉症でもスッキリ起きるためのそのほかの対策
花粉症があっても朝はスッキリ起きたいですよね。ここまで紹介した以外にも主に寝る前の段階で出来る花粉症対策をお伝えします。
朝の花粉症対策その6:寝室にも少し部屋干しの洗濯物を出しておく
花粉症の時期はなかなか外に洗濯物を出すことはできないので、洗濯物を部屋干しする機会も増えます。リビングや居間に干すことも多いと思いますが、せっかく部屋干しすることで湿気が発生するので、寝室にもいくつか部屋干しのものを置いておくと、いい感じに湿度が上がって花粉が舞い上がりにくくなります。
寝てる時に近くに洗濯物があると違和感がある時は、寝るタイミングで別の部屋に移せばOK。
加湿器がない場合はぜひ試してみてください。
朝の花粉症対策その7:枕は毎回寝る前に軽くぬらしたタオルでふき取る。
眠る時に顔が一番近くなるのが枕。上向きに寝ていると思っても、寝ている最中に寝返りを打っていたりすれば、当然枕に顔を押し付けるようになります。その時、枕に花粉がついていれば花粉を吸いこんでしまいますよね。
少し面倒ではありますが、少し濡らして絞ったタオルで枕を撫でるように拭いてあげるだけで、だいぶ違ってきます。毎回枕カバーを洗うのは大変だと思いますが、タオルでふき取るのであればやりやすいはず。翌朝の快適な目覚めのためにもやっておきたいですね。
朝の花粉症対策その8:帰ってきたら早めにお風呂&着替え!
お風呂に入ると体についている花粉はひとしきり落とすことができます。出来るだけ外から帰ってきたら早めにお風呂に入って、花粉を落としてしまった方が家の中でも花粉を気にせず過ごすことができますね。
そして、お風呂と同じように衣服も早めに洗ってしまったほうが花粉が家の中に飛び散ることを防ぐことができます。洗濯機を回せないのであれば、洗濯機の中に放り込んでおくだけでもいいので、外で着てきた衣類は早めに着替えるようにしましょう。
普段、朝風呂派の人も出来ればこの時期は夜に一度は入っておきましょう。家族や一緒に住んでいる人がいれば、同じようにお風呂&着替えをしてもらえると更にいいですね。
まとめ
今回は朝から花粉症で鼻づまり、目がかゆい人のための花粉症対策をお届けしました。
朝から思いっきり息を吸い込めないと「あー、今日もかー…」となってしまいますが、ぜひ今回紹介した対策を中心に快適に一日をスタートできるようにしたいですね。