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人狼ド下手な私でもグノーシア楽しめた!その3つの理由を紹介するよ

グノーシアとはなんぞ
先日Nintendo Switchでリリースされた『グノーシア』というゲーム。
もともとはPS Vitaで出たゲームですね。

私もすごく気になっていたものの、何を隠そう私は人狼系のゲームが超下手くそ(笑)
アプリで何回かやったことがあるのですが、全然発言できずに吊られて終わるという苦い経験があります。

本音を言えば私も人狼楽しんでみたい!
でも対人で迷惑かけたりしたくない!

そんな『人狼を楽しみたいけど下手くそ』な私がグノーシアをやったら…
めっっっっちゃ楽しめました!

ということでなぜ私がグノーシアを楽しめたのか、その理由を中心にレビューします。

グノーシアとはどんなゲーム?

グノーシアとはなんぞ
ぶっちゃけこの記事を見に来た人はグノーシアがどんなゲームかはおおよそわかってると思いますが…。
一応。

グノーシアは『人狼』という会話と推理によって進行するパーティーゲームが元になっています。
とある集団の中に人狼という悪いやつが紛れ込んでいて、その人狼を探し出すゲーム。
逆に人狼側はその集団にいる人狼以外の人間を全員倒すのが目的になります。

グノーシアの場合は宇宙船の中に『グノーシア』というよくわからない存在が人間に化けている、という設定。
宇宙船の乗組員の中からグノーシアを探し出して倒す(コールドスリープしていく)ということですね。

グノーシアでは1回人狼ゲームが終わるごとに設定がリセットされてまた新たな役割となって延々と人狼ゲームを繰り返していきます。
時にはプレイヤーがグノーシアになることもあります。

そして人狼ゲームを繰り返しながら乗組員たちの情報を集めていくにしたがって
『グノーシアとは何か?』『なぜ延々と人狼ゲームが繰り返されるのか?』などなどグノーシアの世界の秘密が明らかになる・・・という感じです。

ちなみにノーマルエンディングを迎えるまでに私は12時間ほどでクリアしました。
(真エンディングを見るにはもう10時間くらい必要になりそうですが)

なぜ人狼が苦手な私でもグノーシアをクリアすることができたのか?

グノーシアを楽しめる理由
さて、冒頭でも触れたように私は人狼ゲームが苦手です。
誰がどんな発言をして、それがなぜ怪しいと思うのか、みたいな考察が本当に苦手なのです。

だけどグノーシアは楽しくプレイできました。
いや、正確に言うと最初の1時間くらいは「なんだこれ全然勝てないし面白くない!」でした。

でも段々とプレイしていくうちに誰がグノーシアかわかるようになっていきました。
そうなると一気に楽しくなって、「ほら、早く次の人狼やろうよ!」って感じになります(笑)

なぜ私がグノーシアとわかるようになってきたのか、という理由をお話ししていきますが…
ここからはゲームのコツやスキル名の紹介をしながらになります。

ゲーム内容のネタバレはないですが、コツとかスキルとかも知りたくない!って人は「グノーシアは人狼苦手でもなんとかなるシステムになってるんだな!」という私からの言葉をもってここで一旦お別れしましょう。

では改めて…

  • 主人公のパラメータが成長するにしたがって強スキルが手に入る
  • 投票先がめちゃくちゃ重要な情報だと気づく
  • それぞれの乗員の特徴を抑えると更に楽になる

この3つの要素が人狼が苦手な私でもグノーシアを見つけられるようになった大きな要因です。

一つずつ解説します。

1.主人公のパラメータが成長するにしたがって強スキルが手に入る

ステータスを強化すると楽になる
人狼が苦手な人でもグノーシアを楽しめる最も大きな要因はコレ。
グノーシアは主人公にRPGのようなパラメータがあり、パラメータが成長したりゲームが進行したりするとスキルを覚えることができます。

例えば『直感』というパラメータが上がると、たまに嘘をついている乗組員がわかったりします。
自分が乗組員側だった場合、嘘をついている人間は100%グノーシア側かバグというコールドスリープ対象、という訳ですね。

このパラメータが上がれば上がるほどどんどんゲームを有利に進めることができます。

そして超大事なのがスキル。
スキルは30個くらいあるわけですけれど…。
中でもめちゃくちゃ大事なスキルは3つ。

『人間だと言え』と『名乗り出ろ』と『哀しむ』ですね。
ぶっちゃけこの3つのスキルがあれば、私はグノーシアほぼほぼ攻略できると思ってます。

『人間だと言え』スキル

まず『人間だと言え』というスキル。
個人的にはグノーシアの中で最重要スキルだと思ってます。

これは全ての乗組員に『自分は人間だ』と宣言させるスキル。

この時先ほど紹介した『直感』が高ければ『人間』と言ってるのに嘘をついているグノーシアを発見出来たりします。

ただ、そもそも『人間だと言え』を拒否(無視)する乗組員がいるんですよね。
そして経験上、無視する乗組員の中にはかなりの確率でグノーシアやバグがいます。

『人間だと言え』を拒否した乗組員を中心に疑っていけば、かなりの確率でグノーシアを見つけることができます。
(もちろん人間だと宣言した中にもグノーシアは居ますけれどね)

初日の一発目に『人間だと言え』発動が大安定ムーブです。

『名乗り出ろ』スキル

これはエンジニア(人狼で言う占い師)や留守番(人狼で言う双子)などの役割持ちに出てきてもらうスキルです。

グノーシアは対人人狼と違って、役割持ちが疑われて吊られそうになっても役割をカミングアウトしてくれません。
(「私は役持ちなので吊らないでください」という発言をすることはない)
そのため初日で役割持ちがつられてしまう可能性も普通にあります。

2日目以降に役割持ちが出ない、ということになると一気にグノーシアを見つけにくくなります。
なので、とっとと役割オープンしたほうが安定して勝てます。

この『名乗り出ろ』というスキルがないと役割オープンが運任せになってしまう、ということですね。

『哀しむ』スキル

自分が疑われた時に哀しそうな雰囲気を漂わせることで吊られにくくするスキル。
対人人狼ではむしろ怪しいですが(笑)
グノーシアの世界では効果バツグンです。

疑われた時に哀しみまくれば、ほぼ吊られません(笑)

ちなみにですが、これらのスキルは自分だけでなく他の乗組員でも使える人間がいます。
この辺はぜひプレイして探してほしいのですが、この『哀しむ』スキル持ちの乗組員がグノーシアだとなかなか吊れなくて苦労したりします…。

2.投票先がめちゃくちゃ重要な情報だと気づく

投票先は大事な情報
グノーシアは基本的に『誰が誰を疑ったか』『誰が誰をかばったか』という情報のやり取りですすんでいきます。
つまり人狼で言うライン(誰と誰が繋がっているか)考察が主です。

グノーシアはラインの結びつきが割と素直でして、『グノーシアはグノーシアをかばう』『グノーシアはグノーシアに疑いを向けない』という傾向が結構ハッキリしています。
(もちろん100%じゃないです。時々ライン切りもします。)

これが特に顕著になるのが投票先ですね。
グノーシアは同じグノーシアの仲間にはほとんど投票しません。

なので、例えば先ほど紹介した『人間だと言え』で宣言しなかった乗組員をコールドスリープする流れになる。
その時にほとんどの乗組員が宣言しなかった乗組員に票を集めているのに、違う投票先にした乗組員がいた場合はかなり怪し目です。

投票先の情報にはかなりヒントが含まれてるので、入念にチェックするといいですよ。

あ、ちなみに主な発言や投票先はいつでも見返せるようになってます。

3.それぞれの乗員の特徴を抑えると更に楽になる

なぜか吊られやすい乗員も
それぞれの乗組員には性格的な特徴があったり得意なパラメータがあったりします。
例えば「コメット」というキャラクターは先ほど紹介した『直感』に優れたキャラクターで時々「あいつが嘘をついている」と教えてくれたりします。

コメットが確実に白だとしたら心強い味方になってくれますね。
逆にグノーシア側だと混乱させられるだけですけれど。

別に細かい性格まで覚える必要はないです。
なんとなくプレイしていくうちに「こいつは何か普段と違うから怪しいな~…」的なのがわかってきます。

逆にグノーシア側でプレイする時は真っ先に強敵となりそうなキャラクターを倒しに行くのも大事ですね。
夕里子とか夕里子とか夕里子とか。

対人人狼とはちょっと違う立ち回りをしなきゃいけないので注意だよ!

と、まあこんな感じで、最初のころって役割も少ないし、自分のスキルもないしで全然考察のヒントが少ない状態になります。
だから最初は負けまくったりします。

だけど役割が増えて、パラメータやスキルが増えてきたりすると、どんどん誰がグノーシアかわかるようになりますよ。

ま、プレイヤーが誰かグノーシアかわかっても他の乗組員が賛同してくれないとダメなんですけどね。
その辺は理不尽にも賛同してくれないこともありますけれど、「だから言ったじゃ~ん!」と文句を言って次に進めばOKです。

ちなみに、対人人狼をやる時の『常識』が成り立たない場面もあるので、そこはグノーシア専用の頭に切り替えるのが大事です。

例えば役割持ちを全員吊る通称「ローラー」ですが、グノーシアの世界にはローラーという概念はありません。
明らかに後は役持ちを順番に吊れば終わる、という場面でも吊り押ししないと吊れなかったりします。

それからグノーシアでは自分が吊られるとその時点で終了してしまいます。
なので、先ほど『名乗り出ろ』で役割をオープンにするのが安定と書きましたが、自分が役持ちの場合は潜伏するのも選択肢の一つ。

例えば乗組員と確定している『留守番』という役割の場合、カミングアウトすることで吊られるリスクはほとんどなくなりますが、逆にグノーシア側にやられるリスクは一気に高まります。
(グノーシアはどんな時でも留守番を狙う率高いです。)

そのため本来の人狼であれば留守番的役割はカミングアウトすることがほとんどですが、グノーシアの世界では自分が留守番の場合は必ずしもカミングアウトする必要はない、ということです。

ストーリーそのものは人狼で勝てなくても進むことも多い

グノーシアのストーリー進行
ストーリーそのものは人狼ゲームの合間にある自由時間的な時に他の乗組員と会話することで進みます。

逆に言えば人狼ゲームで勝たなくてもそのイベントさえ見られればストーリーは進んでいきます。

ただ、いくつかのイベントは人狼ゲームで勝つこと(最終日まで生き残ること)が発生条件になっています。
場合によっては「特定の乗組員を生存させたうえで生き残ること」が条件だったりすることも。

ちなみに最終日まで生き残ることが発生条件の場合は事前に前振り(「最後まで私と生き残ってくれる?」みたいなセリフ)があるので、「今回は最後まで生き残らないとイベント見られないかな?」と疑いながらプレイする必要はありません。

私も一度も攻略サイト見なかったですけど、無事全部のイベントを見ることができましたよ。

是非グノーシアやってみなはれ!

ということで長々と書いてしまいましたが(笑)
私のように「人狼ゲーム面白そう!だけど苦手だし人とやるの気を遣ったり緊張するんだよなあ…」と思っている人には超おススメのゲームです。

Switchとも相性がいいですね。
ベッドで寝転びながらSwitchでグノーシアをやるといつの間にか半日経ってたりします(笑)

というわけで人狼が苦手な人もぜひグノーシアやってみてね!