がんばる学生たち

大学の単位を落としそうな時、教授にお願いや異議申し立てに行くのは有効か?

大学の単位を取るために教授へお願いに行くのは有効か?大学生は「自由で豊かなキャンパスライフ!」みたいな印象がある一方で、すごくシビアな面もあります。
その1つが“単位”ですよね。

半期ごと(一部授業やゼミは通期)ごとに取得する単位。
出席日数やレポート、期末試験など条件は様々ですが、決められた基準を満たすことができなければ単位を落としてしまいます。

そして、数多くの単位を落としてしまえば留年してしまったり、卒業できないという事態にも。

もしテストの点や出席日数などが足りずに単位を落としそうになってしまった時、最後の手段として教授や事務室にお願いに行ったり、異議申し立てをしたり、土下座したり…といった”裏技”的なことは可能なのでしょうか?

  

大学の単位を落としそう!

大学の単位認定は教授や授業によって様々で、ものすごく厳格に基準を設けて単位認定する教授もいれば、結構ざっくりとした感じで単位を出す教授もいることは事実です。
(そういった教授・授業は楽単と呼ばれたりしますね)

一応、授業ごとに単位認定の方法(出席〇%、試験〇%とか)は明示されているはずですので、そこをクリアできるように頑張るのが唯一にして絶対の正攻法です。
基本的にそれ以外の道はありません。

私の友人は大学卒業がかかった4年後期に単位を落とされて一年留年しました。
単位認定に特別扱いは基本ないのです。

実は私もお世辞にも真面目な学生とは言えなかったので、4年の後期まで授業はありましたし、3つ以上落としたら卒業できない、レベルまで追い込まれていたので、単位がやばくて焦る気持ちはすごくよくわかります(笑)

大学の単位がやばい時に教授にお願いすることは有効か?

とはいえ。
例えばサークルとかに所属していると半ば武勇伝的に語り継がれる「先輩は教授に直談判して単位を出してもらった」的な話が噂されているのもあるあるですよね。

果たして本当にそんなことはあるのでしょうか?

私は自分自身教授でも大学関係者でもありませんし、全ての大学の授業・教授を知っているわけでもありません。
それでもあえて言うなら「そういうことはあった」という言い方ならできます。

さすがに土下座しただけで単位をくれたりすることはないですが、例えば出席日数が足りず、テストの点数も取れるか微妙な授業の教授に対して「何としても単位が欲しいので、特別に課題を出してください。その課題(レポート)を出したら、何点か上積みしてください」的なお願いをしてOKしてもらった、という話は私の在学中に友人がやったことです。

単位認定をした後に行動を起こして変えてもらったという話は一度も聞いたことがありません。
(一度認定した単位を変えるのは教授としても理由付けが必要なので、そう簡単にできることではないです)
でも、事前にお願いに行ったら少し考えてもらったという話は上記友人の話以外にも何件か聞きました。

土下座で大学の単位が貰えたのは昔の話か

が、先日大学院に進んでそのまま大学に残り続けている友人から興味深い話も聞きました。

「今は単位の特別扱い関係は絶対に一切やらない。ネットで拡散されるリスクが大きすぎる」

ごもっともですね。
昔は都市伝説的な話でとどまっていた話も、今はネットで拡散される恐れがあります。
そんなことになったら教授の信頼度もガタ落ちで仕事がなくなるかもしれません。
一人の学生の単位のためにそんな危ない橋は渡りませんよね。

それでなくても全体的にコンプライアンス的なことも厳しくなっていますからね。

ということで先ほどもお伝えしたように「そういうこともあった」と過去形でお伝えしたのです。

すっごく残念(?)ですが、教授に対して裏でお願いに行ったり土下座したり異議申し立てしたり…といった裏技は望み薄ということですね。

大学の単位認定と教授へのお願いまとめ

一昔前は本当に色んな裏技が半ば伝説的にありました。
「ゼミで教授とつながっている友達にテスト問題の探りを入れる」とか。
「課題じゃないのにレポートを無理やり出す」とか。
「とにかく泣き落す」とか(笑)

今振り返ると「そんな労力賭けるなら真面目に授業出とけよ(笑)」と思うものも多いです。
そのほとんどは却下されてましたが、ごくまれに受け入れられたこともあるので、都市伝説的に話が残っているのですね。

ただ今となってはそうした裏技的なことはほとんど通用しないでしょう。

真面目に出席して、レポート書いて、課題を出して、テストを頑張るしかなさそうです。
覚悟を決めるしかありません。

月並みな言葉ですが、頑張ってください!!