大人から子供まで幅広く愛されるおかずの定番『肉じゃが』。夕ご飯で食べるのもいいですが、せっかくなら、お昼のお弁当にも入れて食べてみてもいいですよね!
ただ、肉じゃがは煮もの系ということもあり、保存方法やお弁当への入れ方がよくわからないということもあるかと思います。
そこで今回は肉じゃがをお弁当に入れるための保存方法や入れ方のワザを紹介します。
肉じゃがを翌日のお弁当にも入れよう!
肉じゃがは野菜もお肉も入っていて、栄養バランスもいいので、お弁当のおかずにもぴったりですね!作るのもそんなに大変ではないので、忙しい日々でも夕ご飯にするにもお弁当にするにも心強い味方です。
肉じゃがに合うおかずでも紹介したように、一緒に食べたいおかずもシンプルなものが多いので、お弁当のおかずも選びやすいかと思います。
そんな肉じゃがを翌日のお弁当に入れる時のポイントは二つ。『保存』と『入れ方』です。
特に肉じゃがは煮もの系でもあり、傷みやすいジャガイモを使うこともあって、保存はしっかりしないと翌日のお弁当には使えません。
また、汁物なので、翌日のお弁当への入れ方も気を付けないと、お弁当の容器から汁がこぼれてきちゃいます。
保存と入れ方について、それぞれ見ていきましょう。
肉じゃがのお弁当の保存方法は?
肉じゃがのお弁当の保存方法はどのようにすればいいでしょうか?
基本的には夕ご飯の時に作った肉じゃがは、冷蔵保存するのが基本です。お鍋のまま保存するよりも、タッパーやお皿に移し替えてラップするなど、密閉容器に移し替えて保存したほうが日持ちがいいのでオススメです。
保存するときは汁気を少しだけ残して保存しておくと、夜のうちに具材が汁を吸いこんでくれて、翌日冷めても比較的美味しく食べることが出来ます。お弁当に移すときは汁気をなくしたほうがいいですが、保存するときは汁気を残しておきましょうね。
肉じゃが保存で気を付けること
保存と言えば、冷凍保存と考えるかもしれないんですが、肉じゃがは冷凍保存に向いていないんです。肉じゃがに入っているジャガイモや白滝は冷凍保存するとびっくりするほどマズくなります。
もし使いたいのであれば、ジャガイモはすりつぶしてしまって、コロッケの素みたいにすれば、冷凍保存できます。そうなるともう肉じゃがというよりはコロッケですが。
また、肉じゃがは長期保存にもあんまり向いていません。夏は1日、冬は2日で痛みがちになってきますし、味も落ちてきちゃいます。美味しく食べるためには翌日に食べるようにした方がいいかと思います。
ただ、このように保存をしてもお弁当には使いにくい時があります。それは「夏」です。
夏はどんなに保存に気を使っても、お弁当で使うのはちょっと怖いです。どうしてもお弁当を食べるお昼頃になると、温まってしまうので、傷みやすくなってきちゃいます。なので、夏はお弁当に入れるのはやめておいた方がいいかと思います。
肉じゃがをお弁当に入れる時のワザ
前日に肉じゃがを保存したら、翌日お弁当に入れていきましょう。
肉じゃがを入れる時はわざわざ温めなおさなくて大丈夫です。冷蔵庫から取り出してから、具材を一つ一つお弁当に詰めるように入れていきましょう。
肉じゃがをお弁当に入れる時に気になるのは汁だと思います。基本的に汁気を入れないように具材を1つずつ入れれば、そんなに汁の心配はないのですが、それでも容器からこぼれないかと心配になることもあるかと思います。そんな時、二つのちょっとしたワザがありますので、ご紹介します。
1つは、肉じゃがの下に、とろろ昆布やかつお節など汁気を吸い取ってくれる食材を弁当箱に詰めてから、その上に肉じゃがを乗せていく方法です。汁気を良く吸ってくれるので、お弁当箱からもこぼれてくることがなくなりますし、そのままかつお節などを食べても美味しいです。
もう1つは、肉じゃがを作る時に、お弁当用の肉じゃがには水溶き片栗粉を入れて、とろみを出すという方法です。汁をトロトロにすれば、お弁当からこぼれてきにくくなります。また、夕食の時の肉じゃがとは違った食感がお弁当でも楽しめます。
お弁当を食べようと思った時、汁がこぼれてしまうとテンションも下がっちゃうので、心配であれば、ぜひこうしたワザも使ってみてくださいね。
まとめ
今回は、肉じゃがを翌日のお弁当に使う時の保存方法やお弁当の入れ方についてお伝えしてきました。
夏以外であれば、保存と入れ方に気を付ければ、ちゃんと翌日のお弁当も安心して美味しい肉じゃがが食べられます。
ぜひ、今回の記事を参考に、お弁当に肉じゃがを入れてみてくださいね!