暖かな日だまりに包まれるような気候になると、結婚式を行うカップルも増えるブライダルシーズンになりますね。草木も生命力たっぷりに生い茂って、二人の行く末をお祝いしているよう…ですが!花粉症持ちの人にとっては「草木よ、そんなに生い茂らなくてもよろしい!」って感じです。
ということで、今回は花粉症がある人が出来るだけ結婚式の雰囲気を壊さずに出席できるような対策をお届けします。
花粉症持ちでも結婚式に出席するときの対策は?
結婚式の日取りはすでに決められているので、当日になるまで花粉がたくさん飛んでいるか、飛んでいないかもわかりません。
運よく花粉が少ない日に結婚式が行われればいいですが、花粉がたくさん飛んでる日にさらにガーデンウェディングをやる、みたいな感じになるとなかなか大変です。
くしゃみや鼻水は出したくて出しているわけではありませんが、それでも出来るだけ結婚式のムードを壊さないように出来る対策をしていきましょう。
朝目覚めたときの花粉症対策の記事もありますので参考にしてみてください。
まず身支度の面から対策をしていきます。
お化粧をする際に気を付けておきたいのはアイメイク。つけまつ毛や濃いアイメイクは花粉が付きやすくなります。
花粉症の時のアイメイクは控えめにするのが基本。ピューラーでまつ毛をしっかり立ち上がらせておけば、つけまつ毛なしでも目元がぱっちりしやすいです。花粉で目がにじんでしまったりする人は涙を流しても崩れにくいウォータープルーフのマスカラやアイラインを使うようにすると影響が出にくくなります。
また、ヘアスタイルもできるだけコンパクトにするとより花粉が付きにくくなります。ポニーテールやアップスタイルなど長い髪の場合はコンパクトにまとめるようにしてみましょう。
次に着ていく服装です。
段々と気候が温かくなってきて、結婚式の服装も薄着になりやすいですが、体を冷やすと花粉症の症状が出やすくなります。結婚式で目に見えて着込んだりすることは出来ないので、股上の深いストッキングやタイツをはいて足元からしっかり保温するようにしたり、中にペチコートやキャミソールを入れて体が冷えないようにすると、花粉症の症状もひどくなることを防げます。
もちろんショールを羽織ったりして、露出している部分をさりげなくカバーしていくのも有効です。冷えやすい足元やお腹、手の先などを中心に、体を冷やさないような服装で出席するようにしましょう。
結婚式で花粉症だからマスクをするのはアリ?
結婚式の時にマスクをするかどうか悩んでしまいますが、基本的には結婚式の最中にマスクはつけないのがマナーとされています。
もちろん結婚式が始まる前まではマスクをしても大丈夫なので、会場に向かう途中も会場について結婚式が始まるまでも(意外と長く待ちます)、マスクをして出来るだけ花粉を吸わないようにしましょう。新郎新婦の様子を見に行ったり、挨拶に行く時は外すようにしましょうね。
どうしてもマスクをしたいという人はノーズマスクピットというアイテムもあります。ただし、このノーズマスクは人を選びます。付けていて違和感がない人もいれば、付け心地があまり合わないという人もいるので、付けることを検討するときはいきなりぶっつけ本番でつけないで、試してからつけるようにしましょう。
結婚式が始まったら、肌当たりの優しいガーゼハンカチやツルツルとしていて花粉が付きにくいシルクの素材のハンカチで鼻元を抑えるようにします。バッグの中に予備のハンカチやティッシュを入れておくと安心です。
結婚式でくしゃみをしたくなったり、鼻水が止まらない時は?
対策をしていても、やはりくしゃみをしたり鼻水が止まらなくなってズルズルとなってしまう時があります。
基本的にはくしゃみをするときはハンカチで鼻と口元を抑えて、ボリュームを出来る限り抑えるようにします。
あまりにもひどい場合には一時退席できるようであれば、一旦退席してからトイレに行ってちゃんと鼻をかんでしまった方が結婚式の雰囲気を壊さずに済みます。
結婚式の際に座るポジションも工夫してみましょう。会場の出口付近は人通りが多く、扉も近いので花粉を浴びやすいです。かといってあまりに前に座ると、鼻がズルズルとなった時に目立ってしまいそうです。ということで会場の中央当たりが一番適しています。
さらに一時退席をすることを考えると、中央の通り道であるいわゆる「バージンロード」は通れないですね。なので、壁際に座るのがよさそうです。
よって、花粉が舞いやすい風の通り道を避けて、さらに一時退席をすることを考えると、結婚式で座りたいポジションは会場中央の壁側です。
結婚式が始まる前に運営スタッフさんにいざくしゃみが止まらなくなった時に、どのタイミングなら退席できるかなど、確認しておくようにしましょう。
まとめ
結婚式の時に花粉症だと色々と大変な点も多いですが、そんな中でも結婚式に出席してお祝いの気持ちを届ければ、必ず新郎新婦の心に届きます。
ステキなお祝いの場を過ごせることをお祈りしています。