お子さんが花粉症になると鼻をグズグズさせたり、目を何度もこすったり、鼻が詰まって息をするのも大変だったりと何かと心配なことも多いですよね。
花粉症になった時にふと「これどうしよ?」と思うのがお洗濯。お洗濯で気を付けるポイントはどこになるのでしょうか?今回は花粉症の子供がいる時のお洗濯についてお伝えします。
花粉症の子供がいる時の洗濯!
花粉症の時期はお天気もポカポカと暖かくなってくるので、洗濯物を外に干したくなってしまいますが、外に洗濯物を干すと花粉が大量についてしまいます。
お子さんは私達大人よりも目線が低いので、低いところで舞っている花粉も吸いこんでしまいやすいです。
また、家の中ですぐ床やカーペットの上をゴロゴロするお子様も多いはず。大人が寝転ぶところは大体ベットの上くらいなものですが、お子様は花粉症でも家の中を転げまわることも考えると、部屋のお掃除ももちろんですが、毛布やソファーシーツなども定期的に洗っておきたいです。
大人も子供も花粉症の時期の洗濯の鉄板としては
- できる限り外には干さない
- 洗濯できるものはいつもよりも頻繁に洗うようにする
- 外で着てきたものはすぐに洗濯するか、洗濯籠の中に入れておく
という3つは基本となります。ここにお子様がいる時の花粉症の洗濯としては
- ティッシュカバーやソファーカバーなどカバー類も定期的に洗濯をする
- カーペットやシーツなどはコインランドリーなどで丸洗いするか、定期的に掃除をする。
- カーテンにくるまるのが好きなお子様も。カーテンもたまに洗うとさらに◎
こうした私達大人だと気が付かないような所もお洗濯するのがコツの一つです。
花粉症で洗濯物を部屋干しする時のポイントは?
花粉症の子供がいる場合はどうしても部屋干しする機会が多くなります。外に干すのと比べてなかなかスッキリとは乾きにくいですが、そんな中でも工夫できる部屋干しを方法を紹介します。
1.扇風機やエアコンの除湿モードで空気の通りをよくする。
衣類に風を当てたほうが乾きが早くなります。
扇風機は風の向きも調節できるので、リビングなどで家族が過ごす方向に風を向けるのではなく、壁の方向などにむけて扇風機を設置すると部屋の中も少し快適になります。また、エアコンの除湿モードは洗濯物の干しはじめにかけておくといいですね。
2.洗濯物は1枚ずつ広げて間隔をあける
部屋の中だとどうしてもスペースがとりにくいですが、洗濯物は1枚ずつしっかりと広げて干すようにしたほうが嫌なにおいがしにくくなります。
また、衣類同士の間隔があいていたほうが乾きも早くなります。平日だとなかなか時間も取れないかもしれませんが、休日で時間がある時はまとめ洗いではなく、1回の洗濯の量を減らしてこまめに洗うことも方法の一つです。
3.洗濯物の下に新聞紙や要らなくなった乾いたタオルを敷く
これはいわゆる「おばあちゃんの知恵」のようなものですが、部屋干しする際は洗濯物の下に新聞紙などを敷くことによって、洗濯物の湿気をよく吸い取ってくれて、乾きが早くなります。
確かにやってみると、普通に乾かすよりもいくぶん乾きが早くなります。要らなくなったタオルのようなものでも可。ぜひやってみてください
4.柔軟剤を使うとより○
柔軟剤を使うことで静電気の発生を防ぎやすくなります。
静電気が発生すると花粉が衣類につきやすくなるので、こうした柔軟剤を使うことで外に衣類を着ていったときにより花粉が付きにくくなります。
5.部屋干しの衣類を置く場所は人の動きの少ないところを!
家の中なのでなかなかスペースも限られてしまいますが、人の動きが多いところ(動線上)だと干している衣類にまた花粉がくっついてしまいます。
窓際などできるだけ人の動きが少ないところを選んで干すようにしましょう。
部屋干しの5つのコツをお伝えしました。出来るだけササッと乾かすためにも、できる所から工夫してみましょう。
花粉症で洗濯したい布団の扱い方
花粉症で子供の大敵の一つがお布団。
毎日寝るものなので、気持ちの良い状態にしておきたい反面、花粉が飛んでいる日に干してしまうとその日1日眠れなくなるくらいの反応が起きてしまうかもしれないので、なかなか扱いが難しいです。
布団もやはり部屋の中で干すようにします。
部屋の中だと外に干すよりも乾きが悪いので、その分は回数でカバーします。時間に余裕がある時は窓際の日が当たりやすいところに物干しを持っていき、その上に1時間だけでもかけておけば大分布団の感触も変わってきます。
あるいは寝るときに敷布団の上や掛け布団の下に薄手の毛布やシーツを敷いておき、その毛布やシーツの方をお洗濯するという方法もあります。あまり敷布団や掛け布団やベッドシーツそのものが洗えないという時はこうした方法にすると便利です。
どうしても外に干したい場合は
テレビのお天気情報や花粉情報を見ながら朝の午前10時までに外に干すようにします。
その際、花粉防止スプレーをかけておくようにしましょう。取り込むときは手でパンパンとたたいたり、掃除機で吸ったりすると更にいいですね。
また、お布団と同じくらい大事なのが枕。子供は寝返りもよくうつので、枕カバーはこまめに洗うようにしましょう。
まとめ
お子さんが花粉症の時の洗濯についてお伝えしました。部屋干しが中心になり、いつものお洗濯より気を遣うポイント、面倒な点も増えてきますが、そんな中でも出来るだけ快適に洗濯物を干して綺麗な洋服や清潔なベッドで寝かせてあげたいですね。
気苦労も多いですが、乗り越えていきましょう!