恋愛

社内恋愛が上手くいく時とうまくいかない時の違いを分析してみた

社内恋愛上手くいく時と上手くいかない時一緒に働いていると過ごす時間も長くなってきて、必然的に距離も近くなります。

女性は男性の仕事をしている姿にグッとくるものがあったり、男性は女性の細やかな気配りや健気に奮闘する姿に魅力を感じたり。
仕事の場面ならではの相手の魅力に気づくことも多々あります。

しかーし!現実はなかなか難しいもの。私の会社も社内恋愛は結構多いですが、残酷な事実として8割はうまくいっていないと言っても過言ではありません。
社内恋愛が上手くいくパターンはどんな時なのか、逆に社内恋愛で失敗するときはどんな時なのか、周りの社内恋愛カップルを冷静に分析してみました。

  

社内恋愛が上手くいった人のエピソード

社内恋愛が上手くいった人のエピソードを紹介します。

上手くいったパターンとして今回紹介するのは男性側の方が社歴が短く、女性側の方が社歴が長いという組み合わせです。
男性が4年生大学、女性が短大ということで年齢そのものはそんなに離れていないみたいですが、会社の中では女性側が「先輩」になりますね。

この二人は部署も微妙に違っていて、男性が営業系、女性が総務管理系でしたが、この二部署はチョコチョコと連携して仕事をする場面がありました。

そこで男性がこの総務系の女性の所に通って仕事の相談をしていくうちにお互い惹かれていったのですね。

驚くべきは付き合ってからゴールインまでの速さ
一年後には結婚報告があったので、おそらくプロポーズはもう少し早めにしていたはずです。なので、付き合ってから結婚を決めるまで一年以内にやったことになります。大分思い切った決断でした。

しかし、結局今でも幸せな夫婦として同じ会社で働いています。(奥さんは産休で今はいませんが)

社内恋愛がうまくいかない人のエピソード

社内恋愛が上手くいかなかったパターンは正直数多く観測できているのですが(笑)、その中でも2つ紹介します。

1つは、同期同士の社内恋愛。
いくつか部署がある中で、運よく(?)同じ部署に配属されて、一緒に励ましあいながら仕事を覚えていくうちに、お互い距離も近くなり、カップルへ・・・というパターンでした。

この2人はなかなかの美男美女カップルでお似合いかと思っていました。社内である程度仲良くしゃべっていても「同期だから仲がいいんだろう」くらいに皆が思っていたので、おそらく周囲にもばれずに付き合うことができていたはずです。

この同期カップルが破局してしまったのは女の子の方が重要なお客様と重要な案件を任されるようになってきてからです。つまり女の子の方がいわゆる「出世」に近くなってきたのです。

これまで同期同士で同じレベルの仕事を肩を並べてやっていた所から、彼女の方だけが一歩抜きんでて仕事をするようになる。
男の子の方にも「自分の方が仕事ができるはず」というプライドがあったのでしょう。そこから男の子の口から彼女への愚痴が極端に増えていきました。

結局、こうした仕事の環境のずれに男の子の方が耐え切れなくなったのか、別れてしまうことになりました。

もう1つのうまくいかなかった社内恋愛カップルは入社7年目男性と入社2年目女子の関係でした。
配属されてきた子に教える担当のひとがつくことありますよね?この2人がその関係になりました。

アプローチを仕掛けたのは男性の方です。
会社的には指導側が手を出すのはあまり評判が良くなる行為ではないのですが、よほど女の子が好みだったのでしょう。「なんでも相談に乗ってくれるお兄さんポジション」ということで女の子に近づいていきました。

大体こういうパターンは男性側が一気に攻め上がることが多いですが、意外にじっくりと女の子に近づいていき、ひとしきり指導が終わったくらいを見計らって付き合うことになりました。

正直すぐ別れるかと思っていましたが、想像以上に長く付き合って2年間がたちました。
しかし、付き合っていく中で女の子の方が徐々に「飽きて」きているようでした。女の子曰く「付き合った当初は仕事の話をしたり、社会人で面白かったことを話してたりしたけど、いざ二人になってみると想像以上に話すことがなかった」そうです。

なるほど確かに会社というかなり大きな共通点はあったものの、それ以上の彼氏、彼女という関係を発展させるような要素はほとんどなかったのですね。

この二人はほとんど自然消滅のような感じで別れていきました。お互い、付き合うことに疲れていってる感じでした。

社内恋愛の成功鉄則と失敗法則

うまくいった社内恋愛カップルとうまくいかなかった社内恋愛カップルを色々観察すると、共通点が見えてきます。私が編み出した社内恋愛のコツをお伝えします。

社内恋愛の鉄則その1:スピード!スピード!!

社内恋愛の状態で長続きしているカップルを見たことがありません。上記エピソードで紹介した2年付き合ったカップルはかなり長い方です。
付き合うまでの長さは関係ないのですが、付き合ってからは早めに次のステップに進んでいかないと、社内恋愛カップルはうまくいかないのではないかと思います。

社内恋愛の鉄則その2:どちらかが仕事へのプライドが高いと難しくなる

社内恋愛は仕事上の辛さや大変さはお互いに分かち合うことができます。それは普通に付き合うカップルよりも有利な点ですよね。

でも、どちらかが仕事へのプライドが高いと、お互いに仕事のことを知っている分、すれ違いが起きやすくなります。
お互いに仕事が上手く回っているうちは交際も順調なのですが、仕事が上手くいかなくなると、交際までギスギスしはじめます。

それでもお互いに相手の仕事のスタンスを認められればいいのですが、「俺は頑張ってるのにあいつはなんでこんなにのんびりしてるんだ!」とか「私よりも大したことない仕事をしてるなんて情けなくないのかな?」なんて思い出したら、もうそれはうまくいきません。

社内恋愛の鉄則その3:社内恋愛はきっかけに過ぎない

社内恋愛は恋愛のきっかけにすぎません。
毎日顔を合わせることで相手のことが魅力的に見えても、いざ会社の外で顔を合わせたときに「こんなんだっけ?」と思ってしまう相手ならうまくいかないのです。

それがいいギャップになればさらに惹かれる可能性もあります。
でも、「社内ではかっこよかったのに、なんか付き合ってみたら意外とたいしたことないな」と、がっかりするカップルもたくさんいます。それが社内恋愛の恐ろしさですね。

他にも社内に知れ渡ってギスギスしてしまったり、いつも顔を合わせている分、逆に気を抜くところがない(喧嘩しても仲直りできないと地獄)など、社内恋愛の失敗パターンはいくつかありますが、私が観察する限り、この3つの鉄則が社内恋愛の成否を分けます。

これから社内恋愛をしようと思っている人はぜひ肝に銘じておいてくださいね!

まとめ

実際に社会人の出会いとしては、社内恋愛って結構大事な出会いの場でもあります。
会社によってはそもそも許可していないところもありますが、禁止していない所はこうした社内恋愛も大事にしたいですよね。

本文でも書いた通り、社内恋愛ならではの上手くいくこと、うまくいかないこともありますが、お互いが会社の外でも相手のことを想い合えるかどうかという所にいくつくように感じます。
ぜひいいきっかけとして、素敵な交際が出来るよう、応援しています!