受験生をもつ家族は何かと気苦労があって大変ですよね。それでも自分の子供が行きたいと決めた所には是非行ってほしいもの。そのために出来ることのサポートは、やれるだけやっておきたいものです。
そんな受験生と受験生の親がしっかり取り組まなければいけないのは、体調管理です。特にインフルエンザは、受験日だけでなく受験日以外の日にかかってもしばらく勉強をストップさせなければならず、とても辛いですよね。
今回は受験生を持つ家庭でのインフルエンザをどう考えていけばいいかお伝えしていこうと思います。
インフルエンザ 受験生の家族も対策しよう!
インフルエンザは家族に一人発症者が出ると、一緒に家族も感染する可能性が高くなります。やはり同じ家の中にいるとインフルエンザの菌をうつしてしまいやすくなります。
私の友人で受験を控えて勉強している中、親がインフルエンザにかかり、親が治るのと入れ替わるようにその友人もインフルエンザにかかり、受験勉強が1週間くらいストップしてしまったことがあります。友人曰く、勉強がストップしてしまうことによって知識を詰め込むのが止まることよりも、「周りが勉強しているのに、自分はストップしてしまってマズい!」という気持ち的な落ち込みが激しかったようです。
受験生本人がインフルエンザ対策をするのはもちろんですが、その周りの家族もインフルエンザ対策をするべきだと思います。特に、今までインフルエンザにかかったことがないから大丈夫だろうと考えている場合、万が一かかった時に確実に後悔することになるので、対策はするべきです。
受験もインフルエンザも「ここまでやったから大丈夫!」と確実にいえるものはありませんが、やらなかったらどちらも後悔します。
インフルエンザの予防接種は受験生の家族も受けるべき?
受験を控えた年はそれまで予防接種を受けていなくてもインフルエンザの予防接種をする受験生は多いですが、家族も予防接種を受けるべきでしょうか?
先ほどの友人の話を出すと、実はこの友人、インフルエンザの予防接種は受けていました。ただ、家族は誰もインフルエンザの予防接種を受けなかったということです。
インフルエンザの予防接種は打てば必ずインフルエンザにかからないというものではありません。対応していない型が出てくれば、やはりかかるリスクはありますし、インフルエンザの菌を持つ人が近くにいれば、免疫以上に菌を吸収してしまい、インフルエンザにかかってしまうこともあります。
ただ、この友人のケースでいえば、家族がインフルエンザ予防接種を受けていれば、そもそも親がインフルエンザにかかるリスクは格段に減ったはずです。
また、親がインフルエンザにかかって受験生の子供にうつらないとしても、治るまでの間は子供に心配をさせることになります。受験期というナーバスな時期なので、こういった気持ちにはさせたくないものです。
インフルエンザにかかる、かからないに関わらず、「私も予防接種したから大丈夫!」と子供に言ってあげられることによって、子供の不安を少しでも和らげられることが出来るのであれば、予防接種をする意味はあるのではないでしょうか。
インフルエンザの予防 家の中で出来ることは?
インフルエンザの予防として家で出来ることは何でしょうか?
うがい、手洗いといった基本的なことはもちろんとして、是非行ってほしいのは「温度管理」と「湿度管理」です。インフルエンザウイルスは温度が高い方が活動しにくいといわれています。また、湿度でいうと50%以上あると活動が弱まるといわれています。
子供の体を防寒着などで直接温めるよりも、部屋の温度をエアコンやヒーターで温めたほうが、インフルエンザ予防としては効果が高いです。また、湿度に関しても加湿器などを利用して50%以上を保っておきたいところです。加湿器がなければ、濡れたタオルを絞って部屋の中で振り回すだけでもある程度湿度が高くなります。また、寒い時期ですが部屋の換気も1日5分~10分でいいので、行うと空気が入れ替わって良いです。
食事面ではしっかり栄養バランスの取れたものを3食食べるというのは基本ですが、ここでは私がしてもらった受験期に良く飲んでいたある飲み物を紹介します。
それは「ココア」です。ココアは体を温めてくれるだけでなく、体を強くしてくれる成分が多く入っているといわれています。甘くて頭の働きを助けてくれる意味もあり、特に受験期にはオススメです。是非試してみてくださいね!
【まとめ】インフルエンザは家族みんなで立ち向かおう!
ここまで受験生がいる家庭でのインフルエンザ予防についてお伝えしてきました。
正直、予防をしてもかかってしまう時はあります。でも、その確率を減らすことはできます。受験という大切なことだからこそ、受験生本人も家族も後悔しないように、しっかり対策していきたいですね。
健康に過ごして受験がうまくいきますように!