がんばる学生たち

センター国語直前の勉強。時間足りないと嘆く前に解き方を考え直そう

センター国語勉強4月ごろにやる模試の時は好きな人も多い国語ですが、センター試験本番ではかなり嫌いになっている受験生が多いです。
理由は明白。センター国語は点数が安定しない割に、高得点を取ることが難しく、難易度によってかなり点数が左右されやすい科目だからです。

今回はそんなセンター国語で時間が足りなくなってしまう人を中心にセンター国語の試験直前の勉強についてお伝えします。

訂正:時間配分について、誤表記していました。
修正しました。

  

センター国語の試験直前の勉強は?

センター試験に点数が簡単に上がる裏ワザやテクニックみたいなのは存在しません。国語や英語はやっぱり積み重ねの科目です。

センター直前の勉強で一番オススメなのは、やはり過去問に当たることです。同じ問題をやって満点が取れるまで何回も何回も解きなおしてみるのが効果があると思います。

幸い国語は他の科目と違って、過去のセンター試験の問題だけではなく、予備校などの模試も出題範囲がほとんど同じです。模試も含めて、センター試験の問題形式に慣れるようにしましょう。

問題を解きなおすときは必ず自分でその答えを選んだ理由を自分の中で突っこみを入れながら解くようにしましょう。「この答えは~。なぜなら~」と解説するつもりで答える練習をするのです。
答えをただ覚えるのは全く意味がありません。答えを導き出す思考を体に刷り込ませましょう。

センターの国語で時間が足りない理由

評論文、物語文、古文、漢文。あなたはどの分野が得意で、どの分野が苦手でしょうか?

当たり前のことですが、得意な分野は早く解けて、苦手な分野は時間がかかります。ただセンター英語の直前の勉強でお伝えしたような、分野ごとのばらつきが出にくい科目でもあります。

解く順番もありますが、センター国語はどの分野も15分~25分くらいの間で解けるようにしておきたいです。漢文はもっと早く解ける場合もありますが、苦手な人でも30分くらいで解けるようにしておきたい所です。

現代文は時間の短縮が難しいです。また、古文、漢文と比べれば時間をかけたほうが点数が伸びやすい分野でもあります。一方で、古文、漢文は文章量そのものは少なく、文法知識や単語を知っているかどうかで点数が左右されやすいので、悩んでも点数が伸びにくい分野です。
わからない問題は割り切ってしまうことも戦略の一つです。

大問1つにつき20分ずつでピッタリな計算ですが、どちらかというと評論、小説を長めに、古文、漢文を短めに解く方がいいです。そして、最大でも30分くらいで解けるような練習をしておいた方がいいです。

センター国語で時間が足りなくなる原因はほとんどが古文、漢文に必要以上に時間をかけてしまっていることにあります。この2つを短時間で攻略することが国語全体で時間が足りなくなることを防ぐキーポイントです。

センター国語の時間に余裕が出る解き方は?

学校の先生や予備校の先生の中には、解く順番で古文や漢文から解くことをおススメする先生も多いです。先ほども伝えたように、古文、漢文は比較的短時間で終わりやすいので、
先に古文、漢文を片づけてしまうことで時間がかかりやすい現代文にじっくり取り掛かることが出来るという戦略ですね。

ただ、センター国語の解く順番に正解はないです。自分が一番解きやすい順番を探しておくのもセンター国語の大事な対策です。
私の場合は、最初の評論文から順番に解いていました。というのも、私はどちらかというと現代文の方が得意なので、現代文から読み進めていった方がススッと試験を解くモードみたいなものに入り込むことが出来ます。
これを古文や漢文から始めると「アレー?」と頭を抱えてしまうことも多く、リズムに乗っていけないし、古文がイマイチなのを現代文で早く解いて取り戻さなきゃという焦りも出てくるので、評論文から順番に読み進めていった方が安心して進められます。

あと現代文って解いた後、しばらくしてから急に「あの問題ってやっぱりこっちが正解だ!」って気づくことがあるんですよね。
しばらく時間を置いた方が頭の中で整理されて、冷静に文章を見れることがあります。どっちが答えかわからないって時は、候補の答えにしるしをつけておいて、後でまた戻ってくるのも一つのやり方です。

あなたも自分が一番解きやすい順番を見つけるようにしてみてください

まとめ

今回はセンター国語で時間が足りなくなる原因と解きやすい順番のヒントをお伝えしました。

カギとなるのは古文漢文です。早く解きやすいですが苦手な人も多いので、自分が一番解きやすいようにどのタイミングで古文漢文を解いていくのか戦略を練っておきましょう。

最後まで粘り強くです!応援しています!