若手会社員応援シリーズ

年賀状 退職予定の時どうすれば?おススメの対応と文例を紹介

退職予定の年賀状年賀状を書くかどうか迷う場面は様々です。特に会社関係の人は出そうかどうか迷うと思います。普通の時でさえ年賀状を出すかどうか迷うのに、その会社をもう退職する予定なのであれば、もっと迷うと思います。

今回は会社を退職予定の場合の年賀状の対応についてお伝えしていきます。
  

年賀状 退職予定の場合どう対応すべき?

年賀状を書くべきかどうか迷うタイミングとして、『辞めることは決まっているけど1月1日時点では辞めない』という退職予定の時はすごく悩むと思います。会社を辞めてしまえば接点は少なくなるけど、一応年明け以降も出社するし・・・と、なんとも微妙な感じですね。

こんな微妙な立場な時どうすればいいか?過去に退職を経験した私の体験から言うと、ずばり「年賀状を出すべき!」です。

理由は2つです。
1つはあなた自身の会社での居心地が悪くなるのを防ぐためです。退職を決めると、何をどうやっても居心地が悪くなります。特に対上司とは多少はギスギスしてしまいます。でも、ここでそのギスギスを引きずったまま、年賀状を送らないと余計ギスギスします。私の過去の上司でも普段はそんなこと気にしないくせに、「あいつは退職が決まってから年賀状もよこさない」と文句を言っていて、普段はあまりそういったことを言わない上司だけにらしくないなと思っていました。でも、やっぱり人が辞めるというのは上司の責任問題にもなるので、結構気が立ってるんですよね。なので、年賀状は関係を改善するために送るのではなく、より居心地が悪くなるのを防ぐ一つの策として送った方がいいですよ。

もう1つは>>退職後も元の職場に年賀状は書くべき?でも紹介している通り、人の縁ってどこでどう巡り合うか、本当にわからないんです。そんなところで結びつかないでしょ~、って思う所で結びついたりします。なので、今後のことを考えてもやっぱり送った方がいいんです。

退職後なら嫌いな上司とかもう二度と顔を見たくない同僚がいれば、無理に送らなくてもいいですが、まだ退職していないのであれば、嫌だとは思いますが、送っといた方が自分の身を守ります。

退職予定の時の年賀状の文例

退職予定の時の年賀状の文例を紹介します。ただ、ここで一つ注意点があります。それは年賀状と退職挨拶を兼ねるのはNGということです。退職のあいさつは必ず別でするべきですし、直接顔を合わせて退職のあいさつをした方がいいです。

あなたが退職する事実を知らない人には、いつも通りの「昨年はありがとう。今年もよろしく」的な文章を書いておいた方がいいです。そうして、年が明けてから「今年もよろしくなんて書きましたが、実は退職することとなりまして・・・」とあいさつに行くのが自然です。私の先輩でこれをやって新年早々に部長に2時間怒られてました…。

これからいくつか文例を紹介しますが、「すでに会社の人に退職することが伝わっている」ことが前提の文例となります。

<退職予定年賀状:上司の場合>
謹賀新年。
旧年中は大変お世話になりました。
来春より、新たな環境に身を置くことになりますが、
○○様に頂いたご指導を忘れず、新天地でも日々業務にあたる所存です。
今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。
<退職予定年賀状:先輩の場合>
謹賀新年。
旧年中は様々にご指導を頂き、大変感謝をしております。
私事都合により、来春から新たな環境での業務となりますが、
○○さんのおかげで大変学ぶことが多い会社生活となりました。
○○さんから学んだことを次の環境でも活かしながら、
日々精進をしていきたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
<退職予定年賀状:その他、同僚や関係者の場合>
新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
来春より会社と業務からは離れてしまいますが、
引き続き様々な面でご指導頂ければ幸いで御座います。
今後とも何卒宜しくお願い致します。

これまでの感謝と前向きな言葉が書いてあると、良いかと思います。新年なので、あまり退職に関することを書くと読む方もどんよりしてしまうので、軽く触れるくらいで書いておけばいいです。

まとめ

今回は退職予定の時の年賀状の対応や実際にどんな感じで書けばいいのかをお伝えしました。早く環境を変えたくなる気持ちもあると思いますが、年明けも一緒に仕事をする相手なので、最低限、居心地を悪くしないためにも、年賀状を書いておきましょう!