お酒が苦手な人や飲めない人にとって飲み会は毎回ちょっと憂鬱です。
気のおける仲間との飲み会であれば自分の好きなものを頼むことができますが、例えば会社の飲み会で「とりあえずビールでいいっしょ?」みたいな流れになると、こちらもとりあえず断らなければいけませんからね。
飲み会でのお酒を出来るだけ穏やかに空気を乱さずに断るにはどうすればいいのでしょうか?
飲み会のお酒の断り方
飲み会でお酒を断るには大きく分けて3つの方法があります。
この3つです。
状況に合わせてこれらの方法を使い分けるためにも、3パターンをちゃんと頭の中に入れておきましょう。
お酒を直接的に断る
注文を取る時に
「私お酒飲めないので、ソフトドリンクでもいいですか?」
「僕は下戸なので、弱いお酒でもいいでしょうか?」と、直接「とりあえずビール」を断る方法です。
最近はアルコールハラスメントという言葉も出てくるくらい、飲み会でお酒を強制させること=悪いことという認識が広まってきました。
特に会社などではこうしたお酒の強制が知れ渡ると会社の評判もガタ落ちするので、気を遣う会社も増えました。
直接的に断ると空気を悪くするんじゃないか?と思われがちですが、むしろ「飲めないならちゃんと言ってほしい」と思う人も多いです。
遠慮せずに言ってしまいましょう。
お酒を関節的に断る
間接的に断る、とはどういうことかというとあらかじめ飲み会の前に仲の良い先輩や幹事の人に自分がお酒を飲めないことを伝えておくのです。
注文を取る時に「○○はお酒飲めないからソフトドリンクね!」的な言葉を言わせればゴール。
自分が言うより周りの人に言ってもらった方が気分も楽ですよね。
特にまだ会社の雰囲気や飲み会の雰囲気がわからない時は「自分から断ると空気悪くしそうなので、注文を取る時にアシストしてくれませんか?」と頼んでおくと、より断りやすくなります。
お酒を断らずにやり過ごす
「とりあえずビール」をどうしても断れない雰囲気の時は乾杯の時にグラスに口だけつけて、後は周りの人に飲んでもらうようにします。
これもできれば事前に隣に座る人に「ビール飲めないので、最初の一口以降飲んでもらえませんか?」と話をしておくと、スムーズに飲むのを代わってもらえます。
一旦、ビールで乾杯した後は他のお酒でもソフトドリンクでも飲みやすくなります。
最初の乾杯だけ飲んでるふりをしてやり過ごしましょう。
飲み会でビールが苦手な時の対応
お酒は飲めるけどビールが苦手な場合は注文を取る時に小ジョッキにしたり、注いでもらう時に「少しでいいです」と、一度に飲む量を少なくするようにしたいですね。
ビールを少しでも美味しく感じるための飲み方は別記事にて紹介しています。
関連:ビールが苦手だけど飲みたい!飲み方と飲めない理由が苦い時のワザ
会社の飲み会の空気を乱さずに楽しむ
お酒が飲めないと会社の飲み会の空気を悪くしてしまうんじゃないかと心配する方がいますが、決してそんなことはありません。
お酒を飲んでいるかどうかなんて、実際の所たいして気にしていません。
それよりも大切なのは『笑顔』で過ごすことです。
楽しくても楽しくなくても表面的には笑顔で過ごす。
そして誰かがしゃべっている時は楽しそうに聞き、話を振られたら明るめの声でしゃべる。
基本的にこれができれば飲み会の空気は悪くなりません。
最悪なのは飲み会に出てもつまらなさそうにしてスマホをいじいじしてること。
「つまんないオーラ」や「帰りたいオーラ」が一緒に飲んでいる人に伝わってしまうと一気に場が白けます。
こういうことをするとお酒が飲めても飲めなくても飲み会の空気を悪くする人に認定されます。
なんとなく飲ませようとする雰囲気があるのは、酔うことで自然とリラックスする雰囲気になりますし、肩の力を抜いて喋ることができると飲ませる人は信じているからです。
だから、肩の力を抜いて気軽に楽しむようにするという気持ちさえ持っていれば、飲まなくても大丈夫です。
会社の飲み会のお酒の断り方まとめ
会社のお酒の飲み方を断るには、直接的に断る、間接的に断る、断らずにやり過ごすの大きく3パターンがあります。
どれも使えるので、状況に応じて使い分けましょう。
お酒を飲まないことが飲み会の雰囲気を悪くしてしまうことにはなりません。
飲み会の雰囲気を悪くするのは、つまらなさそうにして楽しんでないことが周囲に伝わってしまった時です。
だから、肩の力を抜いてリラックスして笑顔で飲み会に臨むようにすれば、あなたもだんだん楽しくなるし、一緒に飲む人も楽しくなってWin-Winです。
お酒とも飲み会とも正しく付き合って、気持ちよく過ごしていきましょう!