カードヒーロー、知ってますか?
まぁ、この記事を読んでくれたということは当然知ってると思うんですけど(笑)
一番最初に出たのはなんと2000年。
ゲームボーイカラーでの登場でした。
オープニングのbgmからなんかヒーローものっぽくて、「カ~ドヒ~ロ~門マサル~♪」って何となくメロディに合わせて歌ったのは私だけではないはず(笑)
そしてその後、2007年にニンテンドーDSで続編が出ました。
モンスターが立体的になって驚きましたよね。
そんなカードヒーローが最後に世に出てからなんと10年以上もたってしまいました。
当時子供だった私もすっかり大人になってしまいましたが、今こそ!
カードヒーローの続編を出してほしい!
ということでカードヒーロー好きな私が改めて2019年にカードヒーローの続編が出る可能性はないのか、探ってみました。
カードヒーローの魅力を改めてサクッとお伝えする
この動画は初代カードヒーロー、ゲームボーイカラー版のやつです。
な、懐かしい…(笑)
多分この記事はカードヒーローを知らない人は読まないと思うので、今更魅力も何も知ってるよ!と思うんですけど、一応サクッと語らせてください(笑)
カードヒーローとはその名の通り、カードゲームです。
遊戯王とかポケモンカードとか。
今で言うとスマホでシャドウバースとかハースストーンなんかと一緒の括りですね。
カードゲームなので、当然何種類もあるカードから自分だけのデッキを組み、相手のHPを減らすことができれば勝利、という部分は他のカードゲームと共通しています。
でも、カードヒーローが面白いのはもちろんただのカードゲームじゃないからです。
(当時は)戦略性に富んだバトルシステムがあり、それがゲームそのものの奥の深さと上手くバトル運びを出来た時の気持ちよさに繋がっていました。
例えば、モンスターカードで相手を倒したら進化するというシステム。
進化システムは今でこそシャドウバース何かでも取り入れられていますけど、当時は結構画期的でした。
やはり同じ任天堂ということでポケモンカードに通じるものがありますね。
ただ、単純に姿形やステータスが上昇するだけでなく、進化した瞬間にHPが回復する、進化したモンスターがやられると相手に2段階進化される可能性もある、というのもあり、あえて進化させたり、進化させなかったり、という駆け引きもありました。
そして、進化を進めていくうち、スーパーカードというさらに強力なカードに変化させることも。
これも当時少年少女の心をくすぐりましたね(笑)
それからモンスターを召喚したり、特技カード的なものを使う時に必要になるのがマナストーン。
これは毎ターン補充され、貯めることができるほか、自分のHPが減った時もマナストーンが増えます。
また、モンスターを召喚するときに使ったマナストーンはやられると自分の元に戻ってきます。
つまり相手のHPを減らしたり、モンスターをガンガン倒していくと、一見有利にはなるものの、その分相手の元にはマナストーンが溜まっている状況に。
これで一気に逆転の手札を切ってくる、なんてこともあるんですね。
この手札を使うためにマナとかMPみたいなものが必要、ってのも今のカードゲームではよく見る光景ですけど、当時は斬新でした。
他にも前衛後衛システムがあったりするんですけど、これはドラゴンクエストライバルズというスマホのカードゲームなんかにもある要素ですよね。
(ちなみに、ドラゴンクエストライバルズはSwitch版が配信されましたね)
と、このように今でこそ色んなカードゲームで取り入れられている要素ですけど、その時は非常に画期的なバトルシステムだったのです。
それでいて初心者でもとっつきやすいようにゲーム内の解説も詳しかったですし、バトルタワー的な所があって、そこで色んなデッキを持っているCPUと戦えたりしました。
このCPU、ゲームボーイカラーとかDSとは思えないくらい意外と頭が良くて、結構苦戦しましたね。
特にゲームボーイカラー版のほうはかなり強かった思い出があります。
と、このようにカードヒーローには色んな魅力があります。
他にもキャラクターの絵が非常に可愛らしかったり(今のカードゲームってリアリティ路線でとっつきにくいですよね)。
ゲームの中に出てくる登場人物も個性豊かで変な奴がいっぱいいてとても愛着が湧いたり。
魅力を語るには尽きないのですが、それは本筋ではないのでこの辺りにしておきます(笑)
カードヒーロー好きな人、思い出してもらえました?
ちなみに、初代カードヒーローは3DSのニンテンドーニンテンドーeshopで買えます。
気になる人やもう一回久々にやってみたい、ってひとはぜひ。
カードヒーローの続編は出ないの?
さて、本題のカードヒーローの続編ですが、今の所うんともすんとも音沙汰がないです。
正直、ゲームボーイカラー、DSと発売され、3DSでの発売を期待してたんですが、全くなく…。
3DSで出た代表的なカードゲームはカルドセプトシリーズくらいで他のカードゲーム系も出ていません。
当時、カードヒーローを作ったスタッフは何をしているのか…。
代表的なのは坂本賀勇さんという方ですね。
この方は今でも任天堂に在籍していらっしゃいます。
直近で出したものとしては据え置き機ではトモダチコレクション(DS)やキキトリック(Wii)、メトロイドサムスリターンズ(3DS)。
スマホではMiitomoを出しましたが、これは2018年にサービスが終了しています。
坂本さんはメイドインワリオやリズム天国なども関わっており、全体的にポップな感じのゲームをよく作っていらっしゃいますね。
今でも開発室にはいますし、直近で手掛けたものがスマホゲーなので、カードヒーローの続編ももしかしたら…!
と思いますが、おそらくメトロイドも関わっている方なので、今はメトロイドのほうに注力しているのではないか、と思います。
メトロイドは2019年、あるいは2020年くらいには出るかな、って感じなので、カードヒーローの続編があるとしてもそれからになっちゃうかもしれませんね。
カードヒーローがSwitchやスマホで出る可能性は?
正直、今Switchやスマホでカードヒーローを出すには絶好のタイミングだと私は思っています。
Switchは日本国内では物凄い勢いで普及してきています。
そして、安めのインディーズゲームやフォートナイトのような基本料金無料のゲームも人気です。
カードヒーローを基本料金無料にしつつ、Switchでのオンライン対戦やローカル対戦に対応させていくのもかなり良い感じになるでしょう。
先日、スマホゲームのにゃんこ大戦争が999円でリリースされましたが、これくらいの値段で出すのもアリかなと思います。
もちろん3DSのカルドセプトのようにフルプライスに近い値段で出すのも一つです。
その場合は、一人用モードなどをガチガチに充実させればかなり良い感じになるかと思います。
また、スマホで出すのもメチャクチャアリです。
なんてったって、シャドウバースや遊戯王、ハースストーンなどスマホでのカードゲームはめちゃくちゃ人気です。
任天堂はここ最近スマホゲーに力を入れており、どうぶつの森やマリオカートなどビッグタイトルがスマホに出てきています。
また、サイゲームズと協力してドラガリアロストというゲームも出しました。
ここで本気でスマホゲーで天下を取るなら、任天堂もカードゲームを出すべきです。
そこでぜひカードヒーローを出してほしいです。
ゲームスピードをもう少し早めにすれば、今からでも十分他のスマホゲーに対抗できる余地はあるはずです。
ぜひ今こそカードヒーローの復活を!
まとめ:任天堂さん、スマホで本気で覇権を取りに行くなら今こそカードヒーローを!
ということで、現時点では続編の情報はないですし、当時主に関わっていたスタッフさんもカードヒーローの続編の開発をしてそうな雰囲気はありません。
が、私はSwitchあるいはスマホとカードヒーローの相性は良いと考えています。
特にスマホでの展開は私のようにイマイチシャドウバースやハースストーン、遊戯王の絵柄が好きになれない人間にとっては、あのポップ路線はかなり受けると思います。
最後にカードヒーローが出てから10年以上たちますが、今でもファンは続編を待ち望んでいます。
任天堂さん、ぜひ!