がんばる学生たち

浪人してMARCH文系に合格するための勉強や対策のヒントを伝授!

浪人してマーチ文系に入るための勉強大学受験をする人は一度は聞いたことのあるMARCHという言葉。
私立大学の『明治・青山・立教・中央・法政』の5つですね。
最近はここに学習院大学を加えてGMARCHと言われることもあります。

個人的には大学をひとまとめにするのはあまり好きではないのですが、確かにこれらの大学の偏差値は大体近いことは事実です。
(一部中央法学部など飛びぬけているものもありますが)

そこで今回は一年浪人してからこれらMARCHの文系学部に入るための勉強や対策のポイントを紹介します。

  

浪人してMARCHの文系に行くということ

よくネットでは『浪人してMARCHかよw』みたいな学力煽りがありますが、実際は結構浪人生がいますし、卒業してちゃんと社会人になっている人も多いです。
なので、十分立派な目標といえます。

MARCHの文系学部に入るには3教科の成績を伸ばすことが必要です。
ご存知とは思いますが、国語・英語・社会(日本史や世界史、地理や政経など)ですね。

偏差値で言えば50後半から60前半くらい。
センターでいえば大体8割くらいを取れる実力があれば、合格するチャンスがあるといえます。

私は現役時には5教科7科目を勉強していましたが、浪人時には私立専願に切り替えましたので、上記三科目しか勉強していません。(社会は世界史でした)
この作戦が功を奏したのか、無事偏差値で言えばMARCH以上の大学に入ることができました。

私が浪人してきた中で「これはMARCHに入るために役立ったな」と思う勉強のポイントを紹介します。

浪人してMARCH文系に入るための勉強とは

耳にタコができるくらい聞かされているかもしれませんが、勉強の基礎はやはりとても大事です。

英語に関しては単語は言わずもがなですが、文法もとても大事です。
多くの学生は文法を「なんとなく」でしか理解していません。
例えば文法問題が出たとき、答えを出すだけでなく「なぜその答えになるか?」を説明できるレベルまで自分の中に落とし込むことが大事です。

私の場合は、まずとにかく問題を解いていき、わからない部分があれば文法書などに戻るという勉強法を繰り返しました。
文法書などを漫然と見ていても身にはなりません。

夏が終わるまでに単語と文法を一通り抑える。
単語は単語帳1冊で構いません。秋以降は長文の数をこなしてとにかく慣れていきましょう。

また、私は秋になるまでは長文問題はあまりやりませんでしたが、その代わり予備校で出た長文や『速読英単語』の文章を毎日音読していました。
英語慣れしますし、口を動かさない浪人生活の中でそれなりの刺激になるので是非やってみてください。

マーチに入るための国語系の対策

国語に関しては厄介な古文・漢文の対策からです。
古文は単語の意味をきっちり抑えましょう。
「なんとなくこんな意味かな?」と推測してしまうと失敗することも多いです。

それから古文・漢文の文法についてはまずは言葉の変化や読解のルールを一通り覚えたら問題文をやっていくようにします。

文法専用の問題集があまりないので、自作で穴埋め問題などを作り、オレンジの蛍光ペンと赤シートを組み合わせて何度も繰り返し勉強できるようにするのも効果的です。

現代文に関しては、数をこなすより1つ1つ丁寧に解くことを意識しましょう。
センターや本番の試験で解くための時間制限のある演習と、じっくり根拠を探す演習を両方やるといいです。

私は古文・漢文については英語と同じように音読していました。
1回音読してみると想像以上にスラスラ読めないので、是非やってみてください。

マーチに入るための社会系の対策

社会に関しては、私の場合世界史だったので他の教科では少し勉強法が違うかもしれません。
私の場合は、とりあえず『一問一答』と世界史の流れがわかる参考書(教科書のようになっている)をひたすらやっていました。

『一問一答』はそのうち答えの順番を覚えてしまうので、自分が忘れそうな問題はよく英語で使う単語帳に書き出して、順番をシャッフルさせて繰り返していました。

文化史などの細かな部分は直前でもいいので、まずは歴史の流れや横のつながりがわかるような大きな部分から覚えていきましょう。

浪人してMARCHに行くための対策

その他、対策として結構役に立ったな~と思うのは『MARCHだけの対策をしない』ということです。

一見矛盾しているようですが、私の場合、センター対策もすれば、偏差値的にはマーチより『日東駒専』や、逆にマーチより高い『早慶上智』の問題も解いていました。
というか、正直私は割合的にはセンター対策と早慶上智対策の割合が結構大きかったです。

幅広く対策をすることで刺激にもなりますし、自分の問題に対する引き出しも増えていったような気がします。

もちろん直前期になればわざわざ他の大学の問題を解くよりも志望校の問題を解いた方がいいのですが、それ以外の時は偏差値レベルの違う他の大学も含め色々な問題に取り組んでみるのがオススメです。

浪人して文系MARCHまとめ

浪人して文系MARCHに行くのは十分立派な目標です。
それに言うほど簡単ではありません。
やはりしっかり勉強しないと手が届きません。

3科目すべてに共通するのは基礎
基礎をやっている間は思ったように模試の点数が伸びないこともありますが、そうした目先の点数にとらわれず、基礎固めに力を入れましょう。

MARCHが目標でもセンター対策や他大学の問題を解くことも対策になります。
幅広く問題を解きながら自分の引き出しを増やしましょう。

同じ浪人を経験した者として応援しています。