がんばる学生たち

浪人の春の勉強で英語を基礎からやればちゃんと偏差値は伸びる。

浪人した時の春の英語の勉強浪人生活が始まった時、理系にしろ文系にしろ、重要科目の一つである英語の実力を早く固めたいというのは共通する戦略のはず。
英語の点数が安定して高い水準になれば、全体の偏差値も上がってきます。

浪人して一から英語をしっかり勉強しようと思った時、どのように勉強を進めようか、方針は立っていますか?
  

浪人した時の春の勉強の心得

浪人が決まった後の春は、まだ時間がたっぷりあると油断する人もいますが、この時期にしっかり基礎を固めておかないと後半で偏差値が伸びてきません。
この偏差値というのは英語だけに限らず、他の教科にも影響が出てきます。
というのも、英語は国語や数学に比べて、一度実力が身についていけば比較的点数が安定しやすい教科なので、英語が安定していれば他の教科に時間を使いやすくなるからです。
逆に配点が高い英語が不安定だと、時間的にも精神的にも後半きつくなりやすいです。

幸いにも春はやる気が出やすい時期。
時間があると油断せずに、早めに仕上げられるように時間を使っていきたいですね。

[blogcard url=”https://kamenezu.com/1008.html”]

浪人した時の英語を基礎から勉強すべき人は

どの教科も基礎が大切だと言われますが、英語の基礎とは何を言うのでしょうか?
また、基礎が足りていない状況とはどんな状況でしょうか?

自分で判断するのが一番いいのですが、簡易的に判断する方法として、センター試験で160点(8割)を安定的に取れていない場合は、基礎力が足りないと考えてもいいでしょう。

英語の基礎力で単語力が足りない時

現役生の時にも感じていたと思いますが、まず一定の単語力がなければ大学受験の英語は始まりません。
「センター1800」や「システム英単語」、「ターゲット1900」など色んな英単語の本がありますが、どの本でもいいので一つ覚えきれば単語力に関してはOKと言えます。
ちなみに私は「英単語センター1800 (東進ブックス)」(私が受験生の時はセンター1500でしたが)と「速読英単語1必修編[改訂第6版]」をやりました。

単語は1回覚えきったらそれで完成するわけではなく、定期的に繰り返して記憶のメンテナンスをする必要があります。よく「単語を覚えきれない!」という人がいますが、それは1回で覚えきろうと勘違いしていることが多いです。
とにかく一時的でもいいから、覚えきってしまい、1週間後にもう一度単語帳を見返して忘れているところを再度チェック。
さらに2週間後、1か月後…と繰り返して完璧に仕上げていきます。
だから単語帳を丸々覚えるのに、そんなに時間をかける必要はありません。
1カ月目に300、2カ月目に600、3か月目に900…と覚えるのではなく、まず1カ月目に1800覚えてしまい、2カ月目以降で忘れた単語を何度も繰り返すのです。

単語は頭で考えるものではなくとにかく覚えるもの。
この壁は早めに超えておきましょう。

英語の基礎力で文法力が足りない時

単語と並んで大切なのは英文法です。
センター試験では英文法の問題もありますが、それ以上に英文法に穴があると長文問題なども太刀打ちできません。

ただ、文法は単語ほど簡単には行きません。
単純な文法だけではなく、熟語も覚えなければいけませんし、長文を読み解くためには構文も理解する必要があります。

英語の文法に関して言えば勉強法も様々だと思うので、私が実践した方法をお伝えしておきます。

私は文法書で勉強するのではなく、問題集ベースで勉強していました。
予備校のテキストや「Next Stage」のような問題集で問題を解き、その問題に対し、答えを即答できるレベルまで繰り返すと同時に「なぜその答えになるのか?」を説明できるように、自分で問題に対してツッコミを入れながら勉強しました。

例えば、多くの方が苦手にする関係詞。
He lives in a place( ) is famous for tea.
という文章があり、(  )に何が入るかという問題。
ちなみに意味は「彼はお茶で有名な場所に住んでいる。」ですね。(静岡でしょうか?)

場所の後にくる関係詞だから『where』だと思いがちですが、(  )を含んだ構文を見ると、(  )が主語、isが動詞、famousが補語の関係になっています。
He is famous.と同じような構文ですね。
ということはwhereは副詞なので、(  )には入りません。正解はwhichです。

というように、ただ単に答えを覚えるのではなく、一つ一つ解説できるように問題集を解いていき文法力を上げるやり方が私には合っていました。
このやり方のいい所として「自分が何がわからないかがわかる」ので、わからない所のあぶり出しができて、わからない所も調べやすかったり、質問しやすくなることです。
是非試してみてください。

浪人で英語の偏差値を伸ばすために

単語力と文法力、まずはこの2つを固めることが英語の基礎力を確かなものにするためには必要です。
と言っても、特に文法力はある程度時間がかかります。
今ほとんど基礎力がないというのであれば、夏ごろまでに一通り文法をマスターできるようにしていきたい所ですね。
もちろん現時点である程度わかっているというのであれば、遠慮することなくどんどん前倒ししていきましょう。

センター英語を例に出すと、120点、140点、160点というそれぞれ6割、7割、8割のラインには壁があります。
120点は単語力、140点は単語力と文法力、160点は長文読解ができなければなかなか越えられないでしょう。

長文読解は配点が高いので目がいきがちですが、単語力と文法力がついていないと長文問題を何度も解いてもあまり効果がないです。
だから優先順位としては単語力と文法力を固めることからです。

では、長文問題は取り組まなくてもいいかというとそうではありません。
長文は慣れも必要ですし、長文に取り組まないと長文を解く感覚も忘れてしまいます。

そこで私が浪人生の時に実行していたのは先ほど英単語の教材で紹介した「速読英単語」を使うことです。
速読英単語は正直単語を集中的に覚えるには少し使いづらいですが、程よい長さの英語の文章が入っているのが魅力です。

この英語の文章を毎日音読するのです。
そして、音読しながら頭の中に和訳が自然に浮かび上がるくらいまで音読すると、長文もかなりスラスラ読めるようになります。
私は春だけでなく受験の直前まで音読を繰り返していました。
速読英単語は文章の内容も面白いものが多いので、とてもオススメです。

英語の偏差値を伸ばすための戦略としてはこの春にまず単語力を固め、夏までに英語の文法力を固めるようにし、同時並行で長文になれるために音読を中心に長文に慣れること。
私はこの戦略でセンター英語も9割オーバーできました。
あなたも自分自身の戦略を組み立てる時に参考にしてみてください。

まとめ

現役生の時から耳にタコができるくらい英語の重要性には言われてきたでしょう。
浪人生になってからもその重要性は変わりません。
特に英語に苦手意識がある人、点数が安定しない人は春からガンガン英語の勉強を進めましょう。