上司と飲みに行った時、何とも言えず困るのが「料理は何を注文するか」ということ。
「好きに頼んでいいよ」なんて言われて、ホントに好きに頼んだら上司が不満そうな顔をしていて「じゃあ、お前が頼みたい物言えよ!」と心の中で思ったり思わなかったり思ったり。
インターネットの体験談の中には「フライドポテトを注文したらいつまで学生気分だとののしられた」という有名な体験談もありますが、じゃあ結局何を頼めば無事上司との飲み化を乗り切れるのでしょうか?
私の社会人経験をフル稼働して上司との居酒屋メニューの定番や頼み方を紹介します!
上司と飲むとき何を注文すればいいの!?
上司の言う「好きなものを頼め」は「上司とあなたが好きなものを頼め」と訳すことができます(笑)
めんどくさいですね。
でも、上司の好きなものをピンポイントで頼むのはなかなか難しいので、とりあえず上司受けのいいものを頼んでおいて、場が温まってきたら上司に探りを入れながら注文していくようにすれば何とかなります。
つまり、最初の1回、あるいは2回目の注文さえ乗り切ることができれば、後は何とでもなるのです。
居酒屋メニューで失敗しにくい定番はこれ!
- シーザーサラダ
- カルパッチョサラダ
- オニオンスライス
- 焼き鳥
- ホルモン焼き、モツ炒め
- お刺身
- ホッケ焼き
- ○○入り卵焼き
シーザーサラダは味も濃いめなので、お酒とも大体合います。
トマトなど苦手な人が多い野菜が入っていないシンプルなサラダと言うのも失敗しにくいポイント。
サラダの中ではシーザーサラダと並んで受け入れられやすいのがカルパッチョサラダ。
お刺身のカルパッチョでもタコやイカのカルパッチョでも大体よく食べてくれますね。
枝豆、キャベツ、オニオンスライスの中で実は一番私の周りで上司受けがいいのがオニオンスライスです。
お箸で食べられるというのとドレッシング系で食べやすいというのがポイントです。
定番ですね。
モモやムネ、ハラミ、ポンジリなどはほとんど外れナシです。
逆にナンコツや砂肝は苦手な人もいるので、注文するとき「ナンコツとか砂肝大丈夫ですか?」と聞いた方がいいかも。
注文するときは大体2,3種類を人数分ずつ注文します。
お任せセットみたいなのがあったらそれでもいいですね。
ちなみに、タレと塩は私の周りではタレ2割、塩8割です。
定番と言いつつ、ちょっと攻めてみますが(笑)
お肉の焼き物系なら焼き鳥の次におススメなのはホルモン焼きやモツ炒めなどつまめる系のメニューです。
サイコロステーキなどもウケはいいのですが、後の方で頼んだ方がいいでしょう。
お刺身系も嫌いな人いないですね~。
ビールやハイボール系も合いますが、焼酎や日本酒を飲んでいる上司がいる時は絶対頼んでおきたいメニューです。
ただ、お刺身は注文するタイミングが少し難しいです。
詳しくは後ほど…
居酒屋の焼き魚では大抵あるホッケ焼き。
取り分けるのが難しいということはあるものの、ホッケ焼きが嫌いな人にも未だ出会ったことありません。
卵焼きはシンプルなものよりもチーズ入りとか明太子入りとか○○入りになっていたほうが食べてくれやすいです。
大根おろしでも可です。
やっぱりプレーンの卵焼きはあんまりお酒には合わないですからね。
意外と失敗してしまうこんなメニューたち
受けがよさそうなのに、なぜかあんまり上司受けが良くないメニューも紹介します。
ちなみに私は全部大好きです。どうでもいいかもしれないけど。
- 鳥のナンコツ
- 揚げ出し豆腐
- エイヒレ焼き
私は大好きな鳥のナンコツですが、なぜか手をつけてくれる人はあんまりいません…。
ナンコツよりは鶏のから揚げの方が受けはいいですね。
揚げ出し豆腐もあんまり食べてくれないですね。
ついつい頼みたくなるメニューですが、意外に若い人の方が好きかもしれないですね。
もし注文するなら来た瞬間にサッととりわけて熱いうちに上司の前に出しましょう。
エイヒレはあの独特なフワッとした風味と食感が苦手な人が多いですね。
なかなか噛み切れないですよね。
居酒屋メニューで頼む順番や頼み方のコツ
基本的には最初にお通しが来るので、お通しプラス3品~4品くらいで一回目の注文をするくらいでいいでしょう。
それ以上頼むと料理が冷めてしまうものも出てきてしまいます。
おつまみ、サラダ、焼き鳥でも十分です。
ここにプラスしてお肉や魚の焼き物系や卵焼きなどのちょっとしたメニューを注文するのもいいですね。
二回目はお刺身やピザ、サイコロステーキなどのボリューム感のあるものを頼むようにするといい感じになります。
逆に二回目でサラダやおつまみをメインで頼むのはちょっとバランスが悪い印象ですね。
三回目以降は上司や周りの人に頼みたいものを聞いてもいいでしょう。
上司との飲みの注文のまとめ
上司との飲みで外さないメニューを紹介しました。
ただ、最終的にはその上司と何回か飲みに行く中で上司の好みを探っていくようにするのが一番間違いないですね。
冒頭でフライドポテトの話をしましたが、私の上司の一人だった定年間近の上司はフライドポテト大好きでしたし、また別の上司の一人は鶏肉アレルギーで焼き鳥が食べれない人もいました。
もし失敗しちゃったら「私は好きですけど何か?」みたいな顔して全部食べちゃえばいいんです。
「失敗しない」ことも大切ですが、「好みを探る」ことも大切。
時には無難なメニューの中に一品攻めのメニューを注文してみては?