2月から3月にかけては受験もいよいよ大詰めの時期。
これまで勉強してきたものを存分に発揮!…したい所ですが、思わぬ伏兵が待ち潜んでいます。
そう、「花粉」!これまで花粉症だったと人も、これまで全然花粉症じゃなかったのに、急に花粉症になってしまった人も、受験の時の花粉症はかなり厄介な存在です。
今回は、受験生のための花粉症対策についてお伝えします。
花粉症は受験生にとって大敵!
花粉症があると、鼻水は出てくるし何より頭がぼーっとしてしまって、なかなか目の前の問題に集中することができませんよね。
私も高校入試の時はかなり重度の花粉症だったので、受験の前はどうコンディションを整えるかが重要な問題になりました。
花粉症は風邪と違って、予防することがなかなか難しいです。
手術をしたり、注射を打ったりという方法もあるのですが、私の時はそこまでしませんでした。
私が受験前に行った対策は3つ。
- 出来るだけ花粉症になりにくい体質に改善する。
- 受験の最中に花粉症の対策が出来て、且つ眠くなりにくい薬を見つける
- 受験の最中に出来るだけ頭をスッキリさせて、ティッシュの上手い使い方を見つける
このように作戦としてはできるだけ花粉症がひどくならないようにしつつも、受験の時に最大限問題に取り組むための最適な薬と本番中のティッシュをどう処理するか、ということで花粉症対策をしました。
それぞれどんなことをやったかご紹介します。
花粉症で試験中に集中できない、ぼーっとするときの対策
私が行った花粉症対策についてご紹介します。
これからご紹介する中でオススメのアイテムや薬を紹介しますが、私自身は医療従事者ではないため、あくまで私の個人的な体験談をもとに紹介します。
特に薬を服用する際は耳鼻科のお医者様や薬剤師の方と相談しながら、体質にあった薬を見つけるようにしてください。
花粉症の体質を改善するためのお茶
それではまず花粉症になりにくい体質作りのための方法から紹介します。
私が主に取り組んだのはお茶とヨーグルトでしたが、個人的には花粉症対策が出来るお茶「べにふうき粉末茶」が一番オススメできます!
私は昔よりも明らかに花粉症の症状が軽くなっています。
小さい頃は花粉症の時期になると鼻が詰まり、口呼吸になり、時々うまく呼吸が出来なくてえづいてしまうこともありました。
しかし、この「べにふうき」を飲んでから徐々に花粉症の体質が改善されていきました。
べにふうきそのものは普通の緑茶とほぼ味は変わりません。
詳しい成分の効能は専門外なので割愛しますが、私にとっては予想以上に花粉症の体質を改善してくれました。
ただ、このべにふうきはあくまで徐々に体質を変えるだけで、飲んだからすぐに花粉症が軽くなる!ってわけでもありません。私の場合は1月から受験時の3月まで毎日朝晩の2杯以上は飲んでいましたが、今の私のように症状が軽くなるまでにはもう2年くらいはべにふうきを飲みました。
それでもやっぱり飲まないよりは飲んだ方がいいです。タイムマシンがあったら、必ずもう一度自分に飲ませるでしょう。
花粉症で受験を迎える時の薬はどうする?
さて、次に花粉症対策が出来て、かつ眠くならない薬で私が服用したものを紹介します。
これは昔はお医者様の処方でしか手に入らなかったのですが、今では薬局にも売られている「アレグラ」です。
ここで昔話をしてもしょうがないのですが、私が受験生の時は薬局で買える花粉症対策のものは花粉症が和らぐかわりに頭がボーっとしたり、眠くなるものも多いので、私の場合は耳鼻科の先生に処方してもらったのです。
そこから考えると、アレグラが薬局で買えることになった時は驚きました。
ただ、アレグラも花粉症への万能薬ではありません。私の場合も他の薬と比較して眠気が来ないだけで、アレグラも多少は眠気がやってきますし、人によってはアレグラよりも別の薬の方が適している方もいます。
出来れば、受験時は一度耳鼻科に行って、自分に適している薬をお医者様と見つける方がより確実かと思われます。
薬を飲むタイミングも受験時に一発本番でやるのではなく事前に「薬を飲んだ後、自分の体にどのように変化があるのか」を確認しておくことが大切です。
特に薬を飲んだ後、どれくらいで花粉症が和らぐのか、どれくらいの時間持つのか、どれくらいの時間で少し眠気が襲ってくるのか、などは事前に把握しておくことによって受験当日の服用のタイミングなども図ることができます。
花粉症を収めることが目的ではなく、受験の時にいいコンディションで挑むことが目的です。
薬を服用することで逆に眠くなったりすることがあるのであれば、当日のマスクやティッシュの対策でやり過ごすというのも一つの手です。
受験の時のティッシュの使い方
最後に、受験の際のティッシュ問題について。
まずどのティッシュを持っていくかということですが、ボックスタイプのティッシュはなかなか許可がとりにくく、また、机のスペースもある程度取ってしまうことからあまり現実的な選択肢とは言えないでしょう。
なので、必然的にポケットティッシュになります。が、ここで間違いやすいのが鼻に優しい保湿ティッシュだけを持っていくという選択。
確かに花粉症の人に取っては保湿ティッシュは何度も鼻の下をふいてすり切れてしまいヒリヒリするのを防ぐためになくてはならないアイテム。
しかし、保湿ティッシュは鼻水をふき取りにくいという欠点があります。
なので、保湿ティッシュの他にあえて少しザラザラしたティッシュを持って行った方が逆に鼻水をしっかりふき取る時には便利です。
おススメは保湿ティッシュ2:普通のティッシュ1の割合で持っていくこと。試験時間にもよりますが、合わせて6つくらいはもっていきたいので、保湿ティッシュ4つに普通のティッシュ2つを持っていくのがいいでしょう。試験中にティッシュがなくなってくると別の意味で焦ってしまいます。必ず多めに持っていくようにしましょう。
また、試験中に鼻水をふいた後のティッシュの持っていき場も考えておきましょう。
出来れば試験の前に試験会場となる所や試験を管理する学校に机の横に簡易ゴミ箱かビニール袋を机に括り付けてゴミ袋にしていいか、確認しておくと鼻水をふき取ったティッシュをすぐに処理できるので、安心できます。
もし簡易ゴミ袋が設置できないのであれば、自分の持ってきたカバンか、最悪ズボンや服のポッケに入れるしかありません。が、これらもカンニングと疑われることのないように、
当日試験官の方にお話ししておいた方がいいでしょう。
何も言わないで「もしかしてこうした行動疑われる・・・?」と気にするよりも事前にお話ししておいた方が試験に集中できます。
当日に鼻水が出てしまうのはしょうがないです。なので、鼻水が出るという前提でティッシュの扱いもしっかり考えておきましょう。
受験の時に以外に役に立ったアイテム
受験の時にはマスクの着用は基本なのですが、それ以外に私が以外に役に立ったのが「フリスク」でした。
フリスクは息を爽やかにするのがウリですが、鼻の通りも少し良くしてくれます。
私は試験の合間の休憩時間にフリスクを食べることでリフレッシュにもなりましたし、少し鼻の息の通りも良くなって楽になりました。
フリスクが好きな方は是非試してみてください。
まとめ
今回は受験生のための花粉症対策についてお伝えしました。
せっかくここまで勉強してきた成果を花粉のせいで台無しにされてはたまったものじゃないですよね。
当日のコンディションを出来るだけベストに近いものにするためにも、花粉症対策もしっかり行っていきましょう!
試験の成功をお祈りしています!