節分の時は豆をまいて、年の数だけ豆を食べると言います。
しかし、どうにもあの豆のモソモソ感や独特の匂いが苦手という人は多いのではないでしょうか。
何を隠そう私もあの豆をそのまま食べるのは大人になった今でも苦手です。年の数だけ食べるなんて、はっきりいって苦行です。そんな苦しい思いをすることなく、楽に年の数だけ豆を食べるために、節分の豆がまずいと感じる人のための美味しい食べ方を紹介します。
節分の豆がまずい時にはどうする?
「これはタンパク質なんだ。大きなくくりでいえばお肉と同じだ。お肉だ。お肉だ。・・・」ぱくっ
「やっぱり豆だーーー!」
節分のお豆が苦手な人はあの食感と匂いが苦手という人が多いのではないでしょうか?大体大豆か落花生を食べる所が多いですが、どちらにせよあの豆の風味がついてまわります。そんな節分の豆が苦手な人がお豆を苦労せずに食べるには4種類の方法があります。
- 食べるお豆の種類を変えてみる。
- 調味料ディップでごまかす
- 食べやすい料理アレンジにしてみる
- これも一つの修行と思いこむ
これら4つの方法があります。4番を選ぶ人はひたすら頑張って頂くとして、それ以外の1~3番の方法をお伝えしますね。
まず1つ目は、食べるお豆の種類を変えてみること。豆まきといえば大豆や落花生という所も多いですが、地域によっては他の豆を使う所もあります。絶対に大豆でなければだめ!ということもないのです。
例えば食べやすい豆として上げられるのはお菓子にも使われるあずき豆やあっさりとした味のレンズ豆です。そのまま食べるのではなく、例えばあずき豆はあんこの状態になるものを買ってきて食べるようにすれば豆臭さを感じることなく食べられます。こうした食べやすい豆に変えてみるのも一つの方法です!
節分の豆が食べられない時の調味料ディップ!
次にお豆を調味料を使ったディップで食べる方法です。基本的に塩ゆでしたお豆にこれらのものをかけることによって美味しく食べることができます。
ここではおススメのものを3つ紹介します。
その1.明太マヨディップ
明太子を皮から取り出してほぐしたら、各種調味料と混ぜます。塩ゆでしたお豆の上に混ぜ合わせたソースをかけて刻みのりを散らして完成。お豆にほどよく明太マヨが絡んで淡白な味付けが苦手な人でもパクパク食べられます。
その2.中華風ソース
1.上記材料のしょうゆから豆のゆで汁を容器の中で混ぜ合わせる。
2.ごま油をフライパンの中に適量入れて熱してからちりめんじゃこをいれて炒める。ちりめんじゃこが色づいてきたら1で混ぜ合わせたものをフライパンの中に入れてさっとあえる。
3.お豆の上にかけて完成。
夕飯のおかずの一品にもなるソースです。ちりめんじゃこの風味が豆臭さを上書きしてくれます。ボリューム感が出るので、食べ過ぎ注意です!
その3.酢味噌ソース
1.ボウルの中に白みそと砂糖を入れて、リンゴ酢を少しずつ加えながら混ぜる。時々味見して塩を加えて味を調節する。
2.塩ゆでしたお豆とあえる。
リンゴ酢を使うことでキュッと引き締まったディップソースが出来ます。おつまみ感覚で食べられるので、豆を食べなきゃと身構えてしまう人にはおススメです!
私がオススメするお豆に合うソースを紹介しました。そのまま食べるのがしんどいお豆でもソースを作れば一気に食べやすくなります。ぜひ試してみてください!
節分の豆のおいしい食べ方ができる豆漬け
次にお豆を漬けることによって、お豆特有の匂いを軽くして食べやすくするレシピを紹介します。作ってから2日程度は冷蔵庫で寝かせて味をなじませる必要がありますが、作るのはとっても簡単なので、時間がある時には是非試してみてほしいです。
はちみつレモン風
1.これらの材料を鍋に入れて煮立たせます。煮立ってきたら軽く混ぜ合わせて冷まします。
2.保存容器に1を入れてその中に塩ゆでしたお豆を入れます。そのまま2日程度冷蔵庫で保存しておけば完成。
豆臭さが消えておやつ感覚で食べられるお豆になります。節分が過ぎても疲労回復などに役立つお豆です!
ピリ辛マスタード風
作り方ははちみつレモン風と全く同じです。材料を煮立たせて冷ましてから、保存容器に移して塩ゆでしたお豆を入れます。そのあと冷蔵庫で保存して馴染ませたら完成です。ピリ辛でご飯のおかずにもなる一品になります。つけることによってモソモソ感も軽減されるので、お豆が苦手な人も食べやすいです。
甘い味付けとピリ辛の味付けの2種類の豆漬けを紹介しました。冷蔵庫でそのまま1週間程度は保存が可能なので、ちょっと多めに作っておいて、節分が過ぎても食べてみるのもいいですね。
まとめ
今回は節分のお豆が苦手で食べにくいという人に美味しく食べられる方法を紹介しました。
お豆をパクパク食べている家族の横でただただ食べている様子を眺めるのも寂しいものです。ぜひ今回紹介した色んな食べ方で節分のイベントを楽しんでみてくださいね。