風邪の時はなかなかご飯を作ることも食べることも大変ですよね。
風邪の時の定番メニューと言えば、おかゆやおじや。その中でもおじやはおかゆよりも簡単で味付けもしやすいので人気があります。
今回は、おじやの簡単な作り方や風邪になった時におじやの中に入れたい具材、よりおいしく食べるためのアレンジについてお伝えします。
おじやは風邪でも簡単に作れる!
おじやは風邪の体でも簡単に作れる料理です。基本的な作り方はこんな感じです。
水・・・250ml(お茶碗1.5杯分くらい)
塩・・・適量
卵・・・1個
だしの素・・・1袋
- 水の中にだしの素を入れて、煮えてきたら、ご飯を投入。弱火にして5分~8分くらい煮てから、お塩を入れる。
- 卵を溶き卵にしてから、ちょっとずつ菜ばしなどに伝わせながら、流しいれて、強火にする。強火にしてから、5秒くらい菜ばしでかき回して火を止める。
これが基本的なおじやの作り方です。すごく簡単に作れます。薄い味付けが嫌な場合は、ご飯を煮立たせるときにお醤油を少し入れると、濃い味付けになります。
ご飯は冷凍したご飯でも炊いたご飯でもいいですが、冷凍したご飯を使う場合は、電子レンジなどでいったん解凍してから使いましょうね。
風邪の時におじやに入れたい具は?
おじやはご飯と卵だけでなく、色んな具材を入れて作ることが出来ます。特に風邪の時はできるだけ栄養のあるものをとった方が、体にとって良いので、おじやと一緒に色んな具材を入れて食べてみましょう。
おじやの具材その1:大根
大根はカルシウムやミネラルなど、栄養・滋養がたっぷりで、消化も良いので、おじやと一緒に食べるにはぴったりです。
食べる時は、粗めに刻んで入れるか、おろしにしてしまってもいいですね。
おじやの具材その2:白菜
おじやのような煮込む料理と相性ピッタリな白菜。風邪の時に取りたいビタミンCも含まれるので、ぜひともおじやと一緒に煮込んで食べたい食材です。ザクザクと適当に切って煮込むといいでしょう。
最初は多く入れていても、加熱するとともに小さくなってくるので、ちょっと多めに入れてもいいでしょう。
おじやの具材その3:お豆腐
お豆腐も消化に優しい食べ物でありながら、大豆からの植物性たんぱく質をとれるので、おススメの食材です。
お豆腐を入れる時は、おじやを煮立たせた後、醤油味のかつお節をおじやの上に乗せると、お豆腐と一緒に食べておいしいおじやになります。
おじやの具材その4:鶏肉
ご飯や卵だけだとなんだか味気ない。そんな時は鶏肉を入れてみてはいかがでしょうか。
鶏肉を入れる時は、最初にだしを入れる所から入れてしまって、鶏肉から出るだしも味わいましょう。アクが出てくるので、取り除きましょうね。
お肉は体のエネルギーになります。食べると元気も出てきますよ!
おじやの具材その5:白身魚
おじやにはお魚を合わせることもできます。中でも白身魚は味付けも淡白なので、体にも優しいです。白身魚を入れる時は、少し味付けを濃いめにするとよりおいしく食べることが出来ると思います。
おじやをアレンジして風邪でも美味しい味にしよう!
風邪の時はおじややおかゆがメインではありますが、毎日同じようなものだと飽きてきてしまうこともありますよね。そんなおじやがなんとなく味気ないと感じる時は、おじやの味付けを塩だけでなく色々なものでアレンジして味付けを変えて楽しんでみましょう。
- アレンジ素材1:みそ
- アレンジ素材2:しょうが
- アレンジ素材3:梅干し
- アレンジ素材4:鮭フレーク
お味噌を入れると、コクが生まれて、塩やしょうゆよりも食べごたえが出てきます。使う時はお玉に1/4くらいでも十分です。あまり入れすぎないようにしましょうね。
体を芯から温めてくれるしょうが。すりおろしたしょうがをおじやの中に入れると、しょうが特有の風味と辛みが癖になります。風邪をひいた体にもとてもいいですね。
梅干しは煮込むときではなく、食べる時に上にのせて、ちょっとずつほぐしながら食べていきましょう。食欲がない時でも、梅干しとおじやの組み合わせなら、お箸がスイスイと動くこと間違いなしです!
おじやにフリカケは基本的に合わないんですが、鮭フレークのフリカケだけは、おじやと合わせても美味しいです。煮込む最中に入れるよりも、食べる時に使って混ぜて食べたほうが美味しいですね。ちょっとしょっぱさが恋しくなったら試してみてください。
まとめ
今回は風邪をひいたときに食べたいおじやの簡単な作り方と、一緒に食べたい具材や味付けを変えるアレンジについてお伝えしてきました。
体が弱ってきて、なかなかご飯を食べにくい時だと思いますが、少しでも栄養があるものを食べて体を元気にしていきましょう。
ぜひ今回紹介したおじやレシピをもとに風邪を克服していってくださいね!