行事・習慣

祖父の枕経に出た時の流れと服装、時間はこんな感じでした

枕経の服装や時間
先日、祖父が亡くなった時にお通夜やお葬式の前に枕経というものに出ました。
これはお通夜やお葬式のように必ずやるものではなく、地域や家族(あるいは予算)などによってやったりやらなかったりするものです。

私も今回初めて枕経というものに出たので、その時の流れやどんな人が来るのか、何が必要なのか、服装はどんな感じなのか。それらの情報をシェアします。

少しでも参考になれば幸いです。

  

祖父の枕経に出たときの流れ

枕経はお通夜やお葬式の前に行われます。
私の場合は、
DAY1 昼過ぎ:枕経
DAY2 夕方:お通夜
DAY3 午前:葬式
という流れでした。

冒頭でも紹介したように、枕経はお通夜やお葬式のように必ずやるというものではなく、やらない場合もあります。
また、一般参列者などはおらず身内だけでやることが多いです。
(その身内も時間の関係で参列できないこともあります。
今回私が参列した枕経も身内は半分しかこれませんでした)

基本的な流れは葬儀会館みたいな場所の遺体安置所にてお坊さんに来てもらい、お経を上げてもらいます。
ひたすらお経を聞いて、その間に1回焼香をします。
お通夜の簡易版と考えてもらうといいでしょう。
(具体的に読み上げられるお経にどういった意味があるのかは、私はよくわからないので今回はスルーします)

簡易版ではありますが、身内の方はお通夜やお葬式はバタバタとやることがあったり、参列者の対応をして忙しかったりするので、ある意味枕経の時が一番亡くなった人に向き合える時間でもあります。

枕経にかかった時間

枕経そのものは30分前後で終わります。
お坊さんが来てお経を読むだけなので早いです。

その後、喪主さんや施主さんの場合は、翌日のお通夜やお葬式の打ち合わせをすることがあります。
それ以外の身内の人は特にすることがないので、そのまま終わりです。

ただ、最初に身内内で枕経をして、終わった後に故人の関係者が枕経に駆けつけてくる場合もあります。
その人たちのために遺族の誰かが残って弔問客対応をすることもあります。

ちなみに、枕経の時にはお布施は渡しません。
お葬式が終わった段階でまとめて渡すことが大半です。
同じく枕経の後の食事もないことが大半です。

枕経の時の服装

枕経の時は喪服じゃなくて大丈夫です。
というより、むしろ喪服じゃない方が自然かもしれません。
(枕経で喪服の人はいませんでした)

普段着でいいのですが、さすがに明るい色はNG。
黒系の服を中心に着ていきましょう。
黒がなかったら、紺色など出来るだけ色を落とした服装で向かった方が無難です。

また、焼香がありますので念のため数珠を持っていった方がいいです。
私は焼香をやると知らずに、そのまま手を合わせちゃいましたが…。

基本的にはそれ以外の持ち物は特にありません。

枕経の流れや服装、時間などのまとめ

お通夜やお葬式と違ってあまり聞きなれない言葉である枕経
ですが、実際にはそれほど大掛かりなものをやるという訳ではなく、お坊さんが来てお経を読んでもらうことが主です。
身内の方の場合は、ある意味ゆっくりと亡くなった方によりそえる時間になるかもしれません。

参列する人も身内だけで、時間も30分程度と短いです。
また、服装も喪服ではなく暗めの色を着ていけば大丈夫です。

マナー的な部分も焼香のやり方さえ抑えておけば、あとはひたすら座ってお経を聞いているだけで大丈夫です。
あまり身構えずに枕経に向かいましょう。