暑中見舞いや残暑見舞いを上司に送る時は、定型文をコピペしただけのありがちな文章になりがちです。
自筆の一言も「今後もよろしくお願いします。」と当たり障りのないものが目立ちます。
決して間違ってはないのですが、上司の印象には残りません。
どうせなら話のタネになるくらいの暑中見舞いを送ってみませんか?
暑中見舞いを上司へ送る
あなたは想像したことがありますか?
上司の元へ届く数多くの暑中見舞いを。
相手は部下だけではありません。
取引先やお客様、友人、親戚、その他諸々の関係者から多くの暑中見舞いが届きます。
一つ一つのはがきを見る時間は差出人の表面と裏面の文章をそれぞれ5秒ずつくらいしか見ません。
その中で裏面に「今後もよろしくお願いします。」という一言が書かれていても印象に残らないのは簡単に想像できますよね。
長々と文章を書く必要はありません。
短い一言の文章でいいので、自分なりの一言を入れることが大切です。
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暑中見舞いを上司へ書くときに入れたい一言
暑中見舞いを上司へ書くときの一言は上司への気遣いと自分のアピールを合わせて書くようにすると印象的な暑中見舞いになります。
自分のアピールと言っても「暑い時だからこそ頑張って営業成績を伸ばします!」のような暑苦しいものではなく、もっと肩の力の抜けた一見仕事と関係ないような自己アピールを入れます。
例えば例文としてはこんな感じです。
暑さ厳しき折、ますますご健勝のことと存じます。
日頃は何かとお世話になり、またお心にかけて頂きありがとうございます。
本当に暑い日が続きますが、私はあえてこの暑い日を利用して
ダイエットしようと画策中です。
猛暑の折、くれぐれもご自愛ください。
といったような、あなたの人となりが見える一言を付け加えられると、上司の印象に残ります。
他にも一言としては
「これだけ暑い日が続きますので、○○さんとビールを飲みに行くことが出来る日を心待ちにしております」
「暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、最近は暑さも長々と続きます。どうか体にご自愛ください。私は彼岸よりも早くこの暑さが終わるように祈る今日この頃です。」
「暑い季節の中、花火など季節を感じさせる催しも多くあります。私も仕事で大きな花火を打ち上げられるようより一層身を入れて励みます。」
などなど、ちょっと気の利いた言い回しを入れるだけで、暑中見舞いの印象もガラッと変わりますよね。
印象に残る暑中見舞いで評価もアップ!
一見ビジネスに関係ない一言を入れる意味は二つあります。
1つは繰り返しになりますが、定型文の暑中見舞いは相手の印象に残らないものになってしまうからです。
もう1つの理由は、定型文の暑中見舞いだと上司から見て「とりあえず送った」感がバレバレだからです。
「送るのはめんどくさいけど、上司だからとりあえず礼儀として送った」感のある暑中見舞いは一目見てバレます。
もちろん送らないよりは送った方がいいでしょうが、相手としてもなんとなく寂しい気持ちになってしまいますよね。
決して形だけのものではなく、暑中見舞いを通じてコミュニケーションをとろうとしていると上司に伝わった時、それはとても印象に残る暑中見舞いになります。
これがちょっとした一言を入れる意味なのです。
暑中見舞いを上司に送る時の一言まとめ
暑中見舞いを上司に送る時、ありがちな文章や一言だけでは上司の印象には残りません。
大量に届く暑中見舞いの中で自分の言葉で書かれた一言がある暑中見舞いはもらって嬉しいものになるし、印象に残ります。
暑中見舞いのよくある文章にプラスして、ビジネスとは関係ない自分の人となりを伝えられるような一言を入れることでオリジナリティが増し、グッと印象的な暑中見舞いになります。
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