潮干狩りしてたくさんアサリをとってきた時は一度に食べきれないほどのアサリが取れることがあります。
せっかく取ってきたアサリですから、美味しいまま保存して長く楽しみたいですよね。
潮干狩りで取ったアサリの保存方法や賞味期限、解凍した時の「どうしよう?」を整理しました。
潮干狩りした時のアサリの保存方法は?
アサリを保存するときは基本的には冷凍保存がオススメ。
元気なうちに冷凍してしまえば、美味しさをほとんど損ねることなく食べられます。
アサリを冷凍保存するときは砂抜き、塩抜きをした後に殻の表面の汚れやヌルヌルを取ってから冷凍します。
アサリについた水気はふき取らなくても大丈夫。
関連: 潮干狩りのあさりの砂抜き方法とかかる時間は?塩抜きも欠かさず。
一度冷凍したアサリは食べる時以外は冷凍庫にしまっておきましょう。
調理しない時にあさりを取り出して中途半端に解凍してしまうと、次調理するときにあさりが口を開いてくれなくなります。
なので、一度に調理する分だけ小分けにしておくと、解凍する時にあさりが開かなくなるのを防ぎやすくなります。
潮干狩りで取ったあさりの賞味期限は?
潮干狩りで取ってきたあさりはいつまで食べられるのか不安ですよね。
うまく持ち帰ってこれたあさりは冷蔵庫でも最大一週間くらいは持ちますが、中には2日くらいで弱ってしまうあさりもあります。
スーパーで売られているあさりのように、全てが同じタイミングで賞味期限が来るわけではないので、基本的に冷凍保存ができない場合は、翌日までは冷蔵保存でそれ以降は冷凍保存に切り替えたほうが確実です。
冷凍保存であれば、賞味期限は二カ月程度までなら食べられます。
あさりを解凍した時に開かないものはどうする?
冷凍保存した時のあさりを解凍する時は調理法によって解凍の仕方が変わります。
お味噌汁などに入れる時は、あさりを取り出す前にお湯を沸かせておき、そのお湯の中に冷凍したあさりをドボンと入れます。
アサリの口が開いてきたら火を止めて調理します。
スパゲティなど炒める料理に使う時は、フライパンの上に油を敷いておき、フライパンが温まったら、冷凍したアサリを入れて蓋をしてアサリが開くまで加熱します。アサリが開いたら火を止めます。
アサリは一度口が開いた後にも加熱し続けると食感が損なわれてしまうので、口が開いたあさりはそのまま料理に使うか、別皿に移し替えておきましょう。
あさりを解凍する時に完全に口が開かないアサリについては、弱っているアサリなので、取り除くようにしましょう。
ただし、保存が長く続くと半開きなどの開き方が弱いアサリも出てきます。完全に開かないアサリではなく半開きのあさりは、そのまま食べられるのでお玉などで口を開いてあげましょう。
潮干狩りのアサリの保存と賞味期限と解凍のまとめ
潮干狩りで取ってきたアサリを保存するときの基本は冷凍保存。
砂抜き・塩抜きをしてから一度に調理する分で小分けにして冷凍保存すると長持ちしやすいです。
潮干狩りのアサリは賞味期限が決まっているものではないので冷蔵保存する場合でも翌日まで。それ以降は冷凍保存にします。
冷凍保存した場合は大体2ヶ月前後は食べられます。
アサリの解凍は、その後の料理法でも変わりますが、基本的には一気に熱を加えて、アサリが口を開いたら火を止めるようにします。
アサリの口が開いてからも熱を加えると食感が損なわれるので注意しましょう。
せっかく潮干狩りで自分の手で取ったアサリです。ちゃんと保存して長く楽しみましょう!