人の名前って何度も会えば覚えられても、会う回数が少ないとどうしても忘れてしまうことがあるんですよね。
そんな時に限って名前や顔を忘れてしまった人に会ったりして気まずい思いをしてしまうことも。
人の名前を覚えるにはどうすればいいのでしょうか?
名前を覚えるのが苦手…
私も名前を覚えるのが得意ではありません。
特に会社で営業をしていたときは人と会う仕事なのに、人の名前が出てこなくて冷や汗をかいたことも一度や二度ではありませんでした(笑)
小さい時は1回見ただけでポケモン151匹全部言えたのに…と、落胆したりしたこともあります。
しかしそんな私も人の名前を覚えることに関しては随分マシになりました。
もちろん記憶力が上がったわけではなく、人と会った時に一工夫することによって覚えやすくなったのです。
名前を覚えるコツ
私が営業マン時代にやったことでとても役に立ったのが、人と初めて会った時の5W1H、つまり『いつ、どこで、誰と、なぜ、何を、どんなふうに』を書き留めておくことです。
例えば得意先に行って新しく担当の方が来たとします。
そこで名刺交換をした後、名刺の裏側に出合った日付と出会った場所、名刺を交換した相手以外に誰がいたか、どんな目的であったか、何を話したか、どんな風にお互い話をしたのか、ということを書き込むのです。
こうすると名刺の裏側を見たときにその人の名前以外に思い出すイメージが頭の中にわいてきて「あの時、あんな話をした○○さんか!」ととても思い出しやすくなります。
これ以降、私は常に名刺サイズのカードを持ち歩いて、たとえ相手が名刺を持っていない人でも、自分でオリジナルの名刺を作るようにしています。
単純に思い出すだけのものではなく、会話した内容や相手の好きなもの、相手の誕生日などを聞いたときには追加するようにしています。
そうして次に会った時にその追加情報の話題を出すと、大抵の人は「良く覚えてるね!」と感動してもらえます。
こうなるとかなりドヤ顔できるのでとてもオススメです(笑)
このように人の名前を覚えられない人は自分の記憶力で何とか頑張ろうとするよりも、何かに関連付けたり、その人の顔と名前以外でイメージできるような情報をメモしておいたりすると格段に覚えやすくなります。
是非一度試してほしいです。
名前を覚えるちょっとした記憶術
私の周りには以外にこうした人の名前を覚えられないという人が多く、それぞれ色んなやり方をしています。
私は上記で紹介した5W1H法が一番しっくり来ているのですが、他にもいろいろな記憶術があります。
例えば歴史の人物を覚えるように語呂合わせにしたり、あだ名をつけたりしている人もいます。
「大きな背なのに小林さん」とか「サラサラとしたヘアーの佐藤さん」など。
語呂を考えるのが好きな人は向いているかもしれません。
また、有名人やマンガやアニメの登場人物と関連付けて覚える人もいます。
「鶴瓶に似ている後藤部長」とか「野原ひろしに似ている加藤さん」など。
間違って呼ばないように気を付ければ、こうした方法もいいかもしれないですね。
少しユニークなのが、人と出会った後その人の名前と簡単な似顔絵を描いて覚えるという人も。
その似顔絵をみせてもらった時はお世辞にもうまいとは言えませんでしたが、描いた本人に言わせると分かりやすい似顔絵だそうで、その似顔絵と顔を書くようになってからはほとんど忘れることはないそうです。
似顔絵を描くだけではなく、似顔絵を描くために相手のことを集中して観察するから忘れにくいという一面もありますね。
このように人の名前を覚えるためには、必ずしもこれ!というものがあるわけではなくそれぞれに工夫しながら自分なりの方法を編み出している人も多いです。
私は5W1H法をおススメしていますが、もしあなたがそれでもなかなか覚えられないなー、という時はここで紹介したようなそのほかの方法も試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
人の名前や顔ってかかわりが薄い人だったり、あまり興味がない人だとどうしても記憶力に頼るだけでは忘れてしまうんですよね。
しかしいつどこで会うことになるかもわかりません。
ちょっとしたひと手間で人の名前や顔も覚えやすくなるので、ぜひ今回紹介した方法を参考に人の名前を覚えてみてください!