数字選択式の宝くじといえばロト6やロト7がありますが、今回ビンゴ形式のユニークな宝くじの『ビンゴ5』が発売されました!
ビンゴは忘年会や歓迎会などの定番ゲームですが、そのビンゴと宝くじが組み合わさるということでどのようになるのでしょうか?
実際にどんな感じで買えるのか、当たりの条件など整理してみました!
ビンゴ5の宝くじとはなんぞ?
例えばロト7は1~37の数字を7個選んで、当たった数字によって当選金が決まります。
しかしビンゴ5は縦横に3マスずつある8個のマス(真ん中はFREE)に数字を選んでタテ、ヨコ、ナナメで当選した数字がそろえば当たりとなります。その当たった本数によって当選金が決まります。
実際の宝くじはこんな感じです。
宝くじ表面
宝くじ裏面
窓口で印字されたくじ券を渡してもらいます。
「1~5から1つ」と「6~10から1つ」と「11~15から1つ」と「16~20から1つ」と「21~25から1つ」と「26~30から1つ」と「31~35から1つ」と「36~40から1つ」と計8つの数字が抽選で選ばれます。その8つの数字を全て的中させたらタテ3ライン、ヨコ3ライン、ナナメ2ラインの8ライン出来て1等です。
また、例えば一番左上の「1~5」と一番右下の「36~40」が当たった場合は真ん中のフリーと合わせて斜めのラインがビンゴしているので、1本のラインが当たって7等になります。
どのラインが当たったかではなく何本のラインが当たったか(何本ビンゴが出たか)で当選金が決まります。
なので、先ほど紹介したように数字が二つ当たればビンゴになるパターンもあれば、一番上のラインがそろった時は3つ数字を当てたことになりますが、ビンゴの成立数は同じ1ラインなので、同じ当選金額になります。
ビンゴ5の買い方は?
ビンゴ5は宝くじ売り場で一口200円で購入することができます。ATMやインターネット経由での販売は現時点ではありません。
マークシート1枚で組合せAと組合せBで2種類購入することができます。一度に購入できるのは2種類×10口までのまとめ買いが可能です。また、最大5回先の継続購入も可能です。
くじ券はマークシート1枚につき1枚のくじ券が発券することになります。なので、1枚のくじ券には最大2口分があるということですね。
当選発表は毎週水曜日の18時45分から行われます。
ビンゴ5は当たるの?
ビンゴ5の当選金額は以下の通り。
1等の当選金額は最大3,000万円です。
しかし7等の200円以外は発売額と当選数によって当選金額の変動があります。
なので、次に示す数字は公式に記載のある理論値になります。
当選等級 | ライン数 | 当選確率 | 当選金額(理論値) |
1等 | 8ライン | 1/390,625 | 5,556,200円 |
2等 | 6ライン | 16/390,625
(約1/24,414) |
300,000円 |
3等 | 5ライン | 48/390,625
(約1/8,138) |
45,000円 |
4等 | 4ライン | 192/390,625
(約1/2,035) |
18,200円 |
5等 | 3ライン | 1,248/390,625
(約1/313) |
2,500円 |
6等 | 2ライン | 6,656/390,625
(約1/59) |
700円 |
7等 | 1ライン | 56,832/390,625
(約1/7) |
200円 |
ちなみに、ミニロトの1等は公式によると約1/169,911の当選確率で約1,000万となっているので、1等だけを比較した場合はミニロトよりも確率が下がることになります。
ただ、ロトやナンバーズと違って6等の700円や7等の200円など当選金額は小さいものの当選確率の高いものもあるので、金額にかかわらず当たりが出る確率はロトやナンバーズよりも高いですね。
ビンゴ5の特徴は数字を当てた数ではなく、ビンゴが成立したライン数によって決まることです。
2つ当てればラインが成立するケースもあれば、4つ数字を当てても一つもラインが成立しないケースもあります。
例えば、一番左上、真ん中上、真ん中右、一番左下の4つの数字が当たったとしても1つもラインが成立していないので当選していないことになります。
この辺りがこれまでのロトシリーズとは違うゲーム性がありますね。
ビンゴ5で実際に出た当たりの数と当選金額
私は5口1,000円分買って1つも当たりが出ませんでしたが、もちろん当たった人もいます。
記念すべき第一回目の結果はこのようになりました。
等級 | 当選数 | 当選金額 |
1等 | 2口 | 8,578,800円 |
2等 | 51口 | 265,900円 |
3等 | 133口 | 45,900円 |
4等 | 593口 | 16,600円 |
5等 | 3,797口 | 2,300円 |
6等 | 19,682口 | 600円 |
7等 | 183,059口 | 200円 |
思ったよりも当選者数が出ていますね!
公式の予測値よりも当選金額は1等を除いて少ないですが、当選者数は多い印象です。
それにしても8ラインすべてそろえた2口の人は羨ましい限りです(笑)
なぜビンゴ5には7ラインの当選がないのか?
ちなみに、上記の当選金額で気付いた方もいるかもしれませんが、ライン数によって当選金額が変わる中で、2等:6ライン 1等:8ライン(すべてのライン)となっていて、なぜ7ラインの当選がないのか、不思議に思った方もいるのではないでしょうか?
これは宝くじ側でズルしているわけではなく、ビンゴの性質上、7ラインがそろう=8ラインがそろうということだからです。
例えば、真ん中上だけ数字がそろわずに、他のすべての数字が当たっていた場合、タテ2つ、ヨコ2つ、ナナメ2つで6ライン当たっています。
そこで真ん中上の数字が仮に当たったとした場合、タテのラインもヨコのラインも同時にそろうことになるので、7ラインを飛び越して、8ライン成立することになります。
このように7ラインが成立するという状況は存在しないので、2等が6ラインで1等が8ラインという訳ですね。
まとめ
ビンゴ5は当たった数字ではなく、ビンゴの成立した数というのがポイント。
思ったよりも簡単にあたることもあれば、いくつか当てても当たりの金額が少ないということも。
これまで経験してきたビンゴの中でもトップクラスに豪華な景品のビンゴになりそうですね(笑)