がんばる学生たち

就活のグループディスカッションで喋れない時の役割と意見が思いつかない対策

就活のグループディスカッションで意見がなくて喋れない就活は独特の雰囲気があって、苦手な人はうまく自分を出せずに苦労しますよね。

1つのお題についてメンバー同士で話し合い、結論を発表するというシンプルなようでメチャクチャ難しいグループディスカッション。
就活の選考の中では多くの会社が選考過程に取り入れています。
しかし、うまく意見を言えなかったり、時間内に意見が思いつかなくて「あ~あ…」となってしまうことも。

就活のグループディスカッションで喋れない人の対策とは?

  

就活のグループディスカッションで喋れない

私は大学の授業やゼミやサークルの話し合いでも発言できる方ですし、今社会人になって会議などがあってもそこそこ喋れる方です。
しかし、就活のグループディスカッションだけはどうも苦手でなかなかうまくしゃべれませんでした。
就活をしていたときはよく悩んでいたものです。

しかし、考えてみれば就活のグループディスカッションで喋れないのは当たり前です。
なぜなら、普通話し合いや会議は事前にどんなテーマかわかっていますし、自分がどんな立場でどんな発言が求められているか、出席者はどんな人がいてどういう話し合いになるか、自分も相手もテーマもある程度わかっていることが普通です。
当たり前ですが、会社に入ってから「明日11時に誰と何を話すか決まってないけど、とりあえず指定された場所で話してきて」という仕事はありません。
でも、就活ではそれを要求されています。

つまり何が言いたいのかというとそんな環境で立派な意見を言えたり、すらすらと意見を言える人に無理矢理なろうとする必要はないってことです。
ちゃんとした意見を言おうと肩に力を入れても、現実的にそんな簡単に素晴らしい意見なんか言えません。

とにかく喋れて、どんな形であれグループとして1つの意見を出せればいい。
5分間や10分間形だけでも活発な議論をしているように面接官に見せつければいい。
それくらいの『適当さ』は大事です。

喋れない人は就活のグループディスカッションでどの役割がいい?

グループディスカッションをやる時は大体リーダー、タイムキーパー、書記の3つがあります。
場合によっては発表者も役割の一つで最初から決める場合もあります。

喋れない人に向いているのはリーダーか発表者か役割ナシ。
このどれかが向いてます。

リーダーは一見喋る役割に見えますが、実際は意見を言うよりもまとめるほうが主です。
最初に時間配分を決めて後は意見を「なるほど、そうですね」とか「○○さんはどう思いますか?」と話を振ればリーダーの役割は果たせます。
特に自分がしゃべれない人だからこそ、グループディスカッションで喋れない人の気持ちが分かるので、ちゃんと話を振ることができるはずです。
これはプラスのポイントになりやすいです。

発表者の場合、ディスカッション中に意見を言う必要はあるものの、最後に面接官に対して発表するのは印象がいいです。
喋ってないな、という印象をカバーすることができます。

役割ナシの場合は意見を言うことに集中することになりますが、タイムキーパーや書記よりは難易度が低いです。

逆にタイムキーパーや書記をおススメできないのは、喋れない人がやると本当に喋らないからです(笑)
「あと○分です」と言っているだけの人を有能だと判断されると思いますか?
タイムキーパーや書記はやりながら発言することも求められるので、結構大変なんです。
役割と意見出しの両方できるならやってもいいですが、これをやっていれば意見を出さなくてもいいと思うのであれば、止めて意見を出す方に集中すべきです。

グループディスカッションで意見が思いつかないなら

冒頭で立派な意見や様々なアイデアを大量に出す必要はないとお伝えしました。
しかし、何かしらの意見を出さなければならないのもまた事実です。5分間で発言1回や2回ではさすがに厳しいです。

王道ではありますが、出てきた意見に同調するというのは一番発言しやすいです。
ただ、ここで「それはいいと思います」だけだと場の空気が止ってしまうことが想像できるので、プラスの一言が欲しいです。
基本的に発言するときは文章が二つあれば自然な空気のまま議論が進みます。

そしてその一言を足すときに使える表現が「ポイント」や「キーワード」と言う言葉です。
これを使うと一気に「らしさ」が出てきます。

使い方は簡単。誰かの意見で出てきた中の単語に注目してポイントだというだけです。
例えば「格安スマホは安いほかに二年縛りもないから普及するはず」という意見に対して「確かにそうですね。』で終わるより、「確かにそうですね。『二年縛りもない』というのはポイントだと思います。」と付け足せば、自分の意見な感じも出せます。

このキーワードやポイントと言うのは他の場面でも使えます。
例えば「今、この話の中で何回か出てきている「○○」というキーワードに対して、山田さんの意見はとても面白いと感じました」とかね。
これは議論の流れも操ることができるので、自分の喋りやすそうな議論の方向へ誘導するときにも使えます。

意見を考えるのは難しくてもキーワードをぼんやりとでもいいから思いつくのは意外と難しくありません。
現にアナタもこの記事に「グループディスカッション」や「就活」や「意見」という検索キーワードでたどり着いているはずです。

相手の意見に同調しつつ、最後の方でキーワードを使ってそれらしい言葉でまとめに近い意見を言ってみる。
これだけでグループディスカッションで喋るというハードルを超えやすくなるはずです。

就活のグループディスカッションで喋れない時のまとめ

グループディスカッションで喋れないと感じている時はまず心理的な壁を壊しましょう。
立派な意見や素晴らしい意見なんかそう簡単に出せないのが普通です。
社会人になった私だってテーマも参加者も知らない会議に出ていきなりすごい意見は言えません。

役割としてオススメなのはリーダーか発表者か役割ナシ。
特にリーダーは自分の意見を言わなくても参加している感を出せる役回りです。

意見が出ない時の王道パターンは意見への同調。
「自分もそう思う」という一言だけで終わらせると、空気が止まってしまうので、「キーワード」や「ポイント」という言葉を使いながらプラスの一言を付け加えると、議論も流れていっていい感じです。

同じグループディスカッションが苦手だった人間としてぜひ無事に乗り越えられることを願ってます。