行事・習慣

花見を赤ちゃん連れで楽しむ東京の花見スポットと必要な持ち物

東京都内で赤ちゃんが楽しめる花見春が近づくと桜の木もその柔らかなピンク色の花びらを開いてくれます。
この綺麗な花は私達大人だけでなく、赤ちゃんにも見せてあげて楽しむと同時に、豊かな感性を育ててあげたいですよね。

ただ、赤ちゃん連れでお花見をする時は、何かと気を配らなければいけない点もあります。
赤ちゃん連れでも楽しめる東京都内の花見スポットや必要となってくる持ち物を紹介します。
  

花見を赤ちゃん連れで楽しみたい!

発育状況にもよりますが、大体生後4か月くらいの赤ちゃんであれば、しっかりと準備をして場所を選べば赤ちゃん連れでもお花見を楽しむことができます。

とはいえ、お母さん方も

  • 混雑してしまい、楽しめる余裕がないのではないか
  • 外に長くいることによる赤ちゃんの体調は大丈夫か
  • 他の花見客の人達へのご迷惑をかけることはないか
  • お花見スポットの中にはおしめ等を換えられる場所があるか
  • などなど赤ちゃん連れの時に心配になることも多いです。
    こうした心配な点を場所選びと事前準備で対策していきましょう。

    花見を赤ちゃんと一緒に楽しめる東京の花見スポット

    東京都内にはお花見スポットとなるような公園はたくさんありますが、場所によってはあまり赤ちゃんを連れて行くのに適さない場所もあります。

    例えば、お花見の名所である上野公園は大人たちが楽しむにはいい場所ですが、場所取りが激しかったり、客層が赤ちゃん連れには合わなかったりと、あまり楽しめる場所にはなりません。

    私が見てきた中で赤ちゃん連れでも楽しめる都内のスポットを4つ紹介します。

    昭和記念公園
    立川にある昭和記念公園。
    広大な敷地が特徴で園内には1500本前後の桜が咲いているという都内屈指のお花見スポットです。
    敷地も広いのでそんなに場所取りに苦労することもありません。また、客層もファミリー層が多く、比較的穏やかに桜を鑑賞している方が多いです。

    園内には7か所の赤ちゃん休憩室があり、赤ちゃんをあやしたりおしめを変えたりすることができます。
    また、39か所のトイレがあり、そのほとんどにベビーチェア、ベビーシートが設置されています。園内の売店には紙おむつも売っています。
    都内の公園の中でもここまで赤ちゃんのケアができる施設が充実した所はなかなかないのではないでしょうか。

    有料公園となっていて、大人は410円、小中学生は80円、3歳未満は無料です。

    葛西臨海公園
    京葉線沿いにある葛西臨海公園。
    ディズニーランドにも近いですね。750本前後の桜があり、桜並木の下を歩くのはとても気持ちがいいです。

    あまりお花見に来る人もいないのか、11時ごろに行っても普通に場所取りできることも多いです。
    お花見というよりピクニックに近い感じになるかもしれません。また、海や水族館も近いのでお花見以外でも楽しめますね。

    葛西臨海公園駅を降りてから公園内へ続くメインの道に多目的トイレが3つあります。他にも園内には合わせて13か所の多目的トイレがあります。また、レストハウスクリスタルビューの中におしめを変えるスペースもあります。

    入場料は無料です。

    新宿御苑
    新宿にある新宿御苑。
    花や草木のある自然と昔ながらの建物が入り混じった趣のある公園です。
    桜は園内の一か所に咲いているのではなく園内のいたるところで咲いているため、お散歩しながらお花見をするのにはもってこいの場所ではないでしょうか。

    園内はなんとお酒の持ち込みが禁止です。
    …と言ってもこのお花見の時期は飲んでいる人もいることはいるんですが、それでも面倒な人は少ないので、赤ちゃん連れでも安心していくことができます。ゆったりとお花見ができますね。

    園内には11か所の赤ちゃんに対応したトイレが設置されています。また、2か所ではありますが授乳室もあります。

    メインのイギリス式形式庭園や芝生広場の近くには比較的赤ちゃん対応のトイレがありますが、日本庭園の近くにはあまりトイレがないので、園内のどのあたりに設置されているか確認しておくと安心です。

    入場料は一般200円 小・中学生50円 幼児無料 です。

    府中の森公園
    府中にある府中の森公園。上記三か所と比べると大分マイナーな公園です。
    しかし、園内には綺麗な薄いピンク色の桜が咲き乱れています。

    ここはマイナースポットであるためか、やはりそれほど混雑しません。
    遠方から来るよりも近隣の方が多い印象です。ファミリー公園ですね。

    混雑もせず、客層も比較的穏やかで、まったりできる公園ではありますが、トイレの数は3か所と少な目。それほど敷地が広くないので気にならないかもしれませんが、混んでしまうこともあるので注意が必要です。

    入場は無料です。

    花見を赤ちゃんと行く時の持ち物

    お花見に赤ちゃんと行く時は準備もしっかりしておきたいですね。

    ・おむつ(必須です!)
    ・おむつ替えシート(同じく必須です!)
    ・薄手の毛布やブランケット(防寒用に)
    ・おもちゃ(あかちゃんが飽きてしまったりぐずってしまったときに)
    ・大きめのタオル(レジャーシートの上に広げたり、こぼれてしまったものをふいたり…)
    ・帽子(日光を防ぎましょう)
    ・日焼け止め(普段使っているなら)
    ・離乳食(既に食べているなら)
    ・飲み物(喉が渇きます)
    ・着替えの下着(万が一のために)
    ・大きめのスカーフ(外で授乳しなければいけなくなった時に胸の部分を隠すため)

    たくさんありますね。
    サッと行ってサッと帰るならここまでのものは必要ないかもしれませんが、何時間かいるなら準備しておくと安心です。

    おむつ替えと授乳、そして赤ちゃんのケアをするためのグッズは欠かせません。
    お家に忘れて泣く泣く帰る…なんてことがないようにちゃんと用意しておきましょう。

    まとめ

    せっかく綺麗な桜が咲くのですから、赤ちゃんと一緒にお花見を楽しんでいきたいですよね。
    大変な所もありますが、しっかり場所を選んで準備をすれば、楽しいお花見ができるはず。
    赤ちゃんのほっぺに桜の花びらがついたりするとそれはもうかわいいですよ。ぜひお花見を楽しんでくださいね!