子供が成長する姿を見るのは何年たってもうれしいもの。
小学校、中学校、高校と続き多くの方が最後の学びの場として通うのが大学。
最後だからこそ、入学式も目に焼き付けておきたいですよね。
ただ、大学の入学式に出席することに否定的な意見もあるようです。大学の入学式に親が出席するのはおかしいのでしょうか?
大学の入学式に親は出席する?
高校までは入学式に出席する親御さんが多かったのに、大学になると「大学まで親が入学式に出席するなんておかしい!」という否定的な意見が出てきます。
大学まで親が出てくるなんて子離れできていない、大学生はもうほぼ成人なのだから親が出る幕はないという考えをされる方もいるようです。
でも、私はそんなことは決してないと思っています。
お子さんの最後の入学式です。ここまで立派に育ててきたんです。
堂々と見守ってあげましょう。
私も大学生の時、母親が来ました。
まだ思春期が抜けておらず、一緒に歩くのは恥ずかしかったので、大学の敷地に入ってからは距離を置いて歩いていましたが、大人になって振り返ると成長した自分の姿を見せる機会があったのは一種の親孝行になっていてよかったなと感じています。
大学は中学や高校までと違って在学中に親が大学に行くタイミングは入学式と卒業式くらいなものなので、親に大学を見せるという意味でも大学の入学式に行くのはいいですね。
大学の入学式は学生の数と比べると親御さんの出席数は少ないですが、親御さんも出席されています。
大学の前で親子で写真を撮っている姿もよく見かけます。
後ろめたい気持ちを持つ必要はありません。
お子さんの最後の入学式、行きましょう!
大学の入学式に親が参加する時の注意点
大学の入学式に親が参加する時には気を付けておきたいポイントもあります。
まずそもそも大学の入学式に親の出席が認められていないことがあります。
会場のキャパシティなどの関係で学生だけという場合があるので、入学式の要綱は確認しておきましょう。
また、大学の入学式は保護者向けの時間というのはありません。
高校までは学校によっては保護者向けのガイダンスや交流会がありますが、大学の入学式はただ見守るだけです。
最後に子供との距離感にも気を配りましょう。
子供の周りに親がベタベタとくっついている様子は傍から見ていてもあまり印象がいいとは言えません。あくまで入学式を見届けるというスタンスでいくようにしましょう。
大学の入学式に親が出る時の服装
大学の入学式に親が出る時の服装は意外となんでもありです。高校までと違って多少親御さんの服装も幅が出てきます。
もちろん、ヨレヨレの服にダボダボとしたパンツを合わせる…みたいな服装はNGですが、全体的に落ち着いた黒やベージュの服装で合わせていけばそんなに浮くことはないです。
スーツを着ていく人もいますが、学生がスーツを着ているのでスーツよりはフォーマルな服装にして差別化したほうがいいかもしれません。
無難なのは、黒などの落ち着いた色のワンピースにジャケットを合わせるスタイルでしょうか。
男性であれば、やはりシャツにジャケットを合わせるスタイルが無難です。
大学の気質によっても多少違っていて、明治や中央、日大等の大学は親御さんの方もフォーマルな服装からややカジュアルな服装まで色んな方がいらっしゃることが多いですが、学習院や上智など少し格式高いイメージがある大学は親御さんもピシッと決めてくる方が多いですね。
服装を崩し過ぎて「学生さんですか?」と言われてしまうのは痛いですが、あまりカッチリしすぎてスーツなどで決めすぎなくても大丈夫。
まとめ
入学式は子供が主役ではあるものの、親御さんが子供の成長を感じる1シーンでもあります。
大学になるとお子さんがもう大きいので出席するのは変なんじゃないか?と思いがちですが、全然変じゃないです。
子供との距離感は大切にしつつも、しっかり見届けていきましょう。