がんばる学生たち

新大学生のバイトはいつからがいい?優先順位の決め方と注意点

新大学生はいつアルバイトを始めるべき新大学生になると、大学の授業やサークルなど新しい環境に戸惑いながらも楽しいことも多いですね。

新しいものに挑戦する中で気になるものの一つがアルバイト。
やった方がいいかなと感じつつも、バイトのせいで大学生活が充実しなくなってしまうのも考えものです。

今回は新大学生がアルバイトを始めるタイミングやバイトを決める時の優先順位、注意点についてです!
  

新大学生のバイトはいつからやるべき?

大学に入学した後、アルバイトを始めるタイミングは大きく分けて次の5つになります。

  1. 大学入学前(~4月)
  2. 大学入学直後(4月~5月前半)
  3. GW明け(5月前半~7月前半)
  4. 期末試験後(7月中旬~8月)
  5. 後期開始後(9月~)

私のオススメはGW明け、あるいは後期開始後です。
なぜこの二つがオススメなのか?それはこの2つのタイミングであれば、大学生活をメインに考えながらバイトを決めることができるからです。

GW明けであれば、授業の履修をある程度固めることができているはず。
どの授業を受けて、大学にはどの時間帯に通えばいいのか把握できれば、空いた時間をバイトのシフトに入れることができます。この時期であれば、バイトの求人も比較的探しやすいです。

一方でGW明けにバイトを決めるデメリットもあります。
サークル活動はまだ新歓の時期でこれから本格的にやっていくことになるので、サークルの活動時間とバイトの時間のすり合わせが少し大変です。
もちろんサークルの先輩に聞いたりすることである程度回避はできるものの、そもそもこの時点でどのサークルにするのか、まだ迷っていることも多いです。

また、期末試験を一度も経験していないのでテスト前にどれくらい自分の時間を確保したいかが感覚としてわかりません。
バイト先が期末の時期にシフトの融通をしてくれればいいですが、そうではないバイトだと、よくわからないままいつも通りシフトを入れてしまって、期末試験で失敗する可能性も。
この辺りのまだはっきりしない所があるままに決めてしまうのはデメリットですね。

そういった意味で後期開始後は、大学の学生生活を一通り体験していることになります。
授業はどんな風に進むのか、テストやレポートにはどれくらい時間が必要か、サークル活動にはどれくらいの頻度で顔を出すようにすればいいか、また、8月という夏休み期間を挟むことで長期休みの間の過ごし方もつかめているので、バイトのシフトも一年通して申告しやすいでしょう。
前期で履修した授業の結果も返ってくるので、単位やGPAを気にする人もこのタイミングであれば調整しやすいです。

後期開始後のデメリットとしては、アルバイト収入がこの時期までないので日々の生活が少し大変になるということ、また春先に比べるとアルバイト求人も落ち着いてしまいやすいということです。

しかしいずれにせよ、このGW明けと後期開始後は大学生活を中心にバイトを考えるにはいいタイミングなのでオススメです。

GW明けや後期開始後以外のタイミングである入学前や入学直後は授業の履修が固まっていない状況なので、先にバイトを入れてしまうと必修授業など取りたかった授業を受けることができないなどの失敗があったり、サークルもバイトのシフトに合わせて活動時間が合うものを選ばなければいけなくなったりします。
また、期末試験後は授業の履修やサークルは固まっているものの、長期休みの時のリズムがつかめてなかったり、授業の単位がまだ確定していないため、もし単位をうまく取れていない場合でも修正ができないです。
期末試験後にバイトを決めるなら、もう少し待って後期開始後の方が大学生活をトータルして考えられるのではないでしょうか。

大学生がバイトを考える時の優先順位

大学生がバイトを考える時には優先順位としてまず挙げるべきは履修する授業でしょう。
特に1年、2年の時は必修授業も多いので、あまり授業の時間割も融通がききません。1年、2年で必修授業と単位を出来るだけ取っておくのは大切です。バイトのせいで授業スケジュールを組み立てられないということがないようにしましょう。

それ以外の優先順位に関しては時給や通いやすさ、バイトそのものの面白さ、就活に役に立つか、など色々な判断基準があります。
私の場合は授業の他にサークル活動もガッツリやりたかったので、通いやすさを追求した結果、大学の図書館という通勤時間0のアルバイトにたどり着きました。

図書館アルバイトの体験談

しかし、この図書館バイトにたどり着くまでにも色々とアルバイトをやりました。
定番のコンビニバイトもやりましたし、某イベント会場でチケットもぎりのバイトもやりました。
短期ですが、家庭教師をやったり試験監督のバイトをやったり、事務系のアルバイトもやりました。
コンビニバイトは接客の基本が身に付きましたし、イベント会場ではコンサートの音楽を生で聞くことができましたし、家庭教師は子供とのコミュニケーションが楽しかったですし、試験監督は短時間で楽な割に収入は良かったですし、事務系のアルバイトは就活するときのイメージが大分湧きやすくなりました。

どのアルバイトもそれぞれにいいところがあるので、優先順位によって選ぶバイトも変わってきます。
時給も良くて、業務も楽で、就活にも利用できて…みたいな都合のいいバイトはなかなかないので、自分の優先順位を見極めて決めることが大事ですね。

大学生でバイトをする時の注意点

大学生でバイトをする時には開始のタイミングと大学生活をトータルで考えて優先順位を付けること以外に気を付けたい注意点があります。

1つはアルバイトにあまり入れ込みすぎないこと。
決して手を抜いていいわけではありません。しかし、大学の時のアルバイトはあくまで生活するためのお金を補助的に稼ぐという位置づけです。
アルバイトは大学卒業後もできますが、大学生活は大学卒業後はできません。
授業だけでなく、今しかできないこと、やってみたいことを貪欲に経験していきましょう。

2つめはアルバイトをやる時は自分なりにベストを尽くすこと。
アルバイトだけに限りませんが、ただ漫然と時間を過ごして時給を貰うのでは貴重な時間がもったいないです。アルバイトの仕事を上手くできることもあれば、上手く出来ないこともあります。
例え上手く出来なくても大丈夫。大学の時のアルバイトは今後の社会生活の中でもトップクラスで失敗を許してくれます。
ただ、うまくいかなくても自分の中で「こうしたらうまくいくかも!」と考えたり工夫したりすると、アルバイトの時間も自分の成長につながります。
全てを自分の栄養にしていきましょう。

最後にアルバイトのせいで大学生活が破たんするならアルバイトを辞めること。
どうしても合わないバイトがあったり、サークルやゼミの活動が忙しくなったりすれば、アルバイトを辞める必要が出てきます。
バックレてしまうのは論外ですが、しっかりと事前に「辞めます」と宣言すれば、アルバイトは辞めることができます。初めてアルバイトを辞める時はなんとなく辞めづらいかもしれませんが、しっかりと手順を踏めば大丈夫。
辞める時は躊躇なく辞めましょう。

まとめ

新大学生となって社会と接点を持つことも多くなっていきます。アルバイトはその典型的な入口の一つです。
ただ、あくまでメインとなるのは大学生活。
大学生活をバイトばかりで過ごしてしまうと後で後悔しますよ。
充実した学生生活を送るために、うまくバイトを利用しましょう。