神社に行くとついつい引いてみちゃう『おみくじ』。
いいことが書いてあると嬉しくなりますし、嫌なことが書いてあるとちょっと不安になったりもします。
そんなおみくじですが、引いた後ふと疑問に思うことがあります。おみくじを引いたときはよく結んだりしますが、一体何を基準にして結ぶか結ばないか決めればいいのでしょうか?また、おみくじに書いてあることはいつまで気を付ければいいのでしょうか?他の神社で引いたり、納得いかない内容で二回引いた場合はどうすればいいのでしょうか?
今回はおみくじを引いた後の「これどうしよ?」な疑問についてお伝えします!
神社でおみくじを引いたときの有効期限は?
おみくじを引いて書かれていた内容の『有効期限』はいつまでなのでしょうか?
実はこの有効期限は明確に決まっていないのです。信じ方、考え方ひとつなので、数日程度という捉え方もあれば、「1年間」という捉え方もあります。また、期間で考えるのではなくて「次のおみくじを引くまで」という捉え方もあります。明確に決まっているものではないので、個人の解釈にしてしまって大丈夫です。
「じゃあ結局私が引いたこの気になるおみくじの内容はいつまで気にすればいいの!」なんていう人にオススメなのは、あらかじめおみくじを引く前に自分で有効期限を設定してから引いてみることです。
例えば、「ちょっと転職を考えているけど、どうすればいいのか教えてください!」と念じながら引いて「しばらく今の環境で頑張りなさい!」なのか、「思い切って環境を変えよ!」なのか期間が決まっている転職のことだけを対象にしておみくじを見てみます。そして、転職の後の仕事のことは、おみくじの有効期間外と考えてしまうのです。
もともとおみくじは自分が気になっていることについて占ってくださいという意味で引く習慣があるので、自分が気になっているものと期間をあらかじめ設定してしまっておみくじを引くと惑わされることがありません。
え?もう引いちゃった後?だったら結んでもう一回引きましょう(笑)
おみくじを結ぶ時の基準は?
「結ぶ」というキーワードを出しましたが、おみくじを木に結ぶかどうか、迷ってしまうことがありませんか?よく聞くのは「大吉は結ばずに持ち帰る、凶が出たら木に結んでしまう」という話ですが、じゃあ、小吉や吉が出たときは結ぶべきなのか、そうでないのか判断しづらいですよね。
実はこれも色んな説があります。
出た運勢にかかわらず、おみくじは持ち帰って時々その文面を見返して自分の生活に活かした方がいいという説と悪い運勢が出たときやあまり受け入れたくない文章が書かれたおみくじは木に結んで厄払いをするべきという大きく二つの説があります。
だったら悪い記事内容の時はスマホでおみくじの写真を撮って見返すようにしておみくじそのものは木に結んで帰れば完璧じゃん!と思うような気もしますが、おみくじをお守りのように考える人もいて、結局これだ!という説はないようです。
ということでやっぱり迷ってしまう場合のアドバイス。
出た運勢で判断するのではなく、書いてある文面で判断して気になる内容や思い当る内容がある時は、一旦持ち帰るようにしましょう。そして、気になっている物事が一段落した時に改めて結ぶようにするのです。そうすると気になっている最中はいつでもその文面を見返すことが出来ますし、物事が落ち着いたときには、そのまま落ち着いた状態でいますようにという意味で結べばいいのです。
例えば、引っ越しを考えているときに「転居」について気になる文言がのっていたら、吉だろうが小吉だろうが凶だろうが手元に置いておいて、引っ越しが完了する時か、一通り終わった後に神社に結んで新天地でいいことが続くようにお願いしながら木に結びます。そのとき、結ぶだけでなくもう一度お参りするようにするといいですね。
おみくじを木に結ぼうか迷っている人はぜひこの方法で!
おみくじを何回も引くのはアリ?
最後におみくじを1つの神社で二回引いたり、複数の神社で引いた場合、つまりおみくじを何回もひいたときの考え方をお伝えします。
「有効期限」の所でもふれたように、おみくじは常に最新のものが有効と考える人もいます。また、何回引いてもいいけど1日1回にするべきと言う人や仕事運のおみくじや恋愛運のおみくじなど、それぞれのおみくじを引く前に「これから引くおみくじは○○に関してのおみくじだ」と自分で決めて、それぞれの運勢に書かれてあることを信じるという人もいます。
なので、1回のおみくじがすべてという人もいれば、2回、3回引いてもそれぞれが効果を持っていると考える人もいますね。
私はいつも新年になると2回おみくじを引きます。近所の神社だけではなくちょっと大きい神社もいくつか周るので、近所の神社と大きい神社でおみくじを引いています。私はおみくじの内容で何かを変えることはありません。おみくじで書いてあることで自分の心の声を確かめています。
例えば私が会社を辞めることを考えていたときに2つの神社で引いた仕事運に書かれていた内容は真逆でした。でも、その二つを見たときに自分の心の中では会社を辞めることが半ば決定していて、背中を押してもらいたかっただけなのだと気づきました。だから、「環境を変えよ!」みたいな文言には「そうだよな」と思いましたし、「そのままにしなさい」という文言は「ここは自分の考えを貫く」と思ったのです。
おみくじは自分の行動を決定するものではなく、あくまで占いです。自分が納得するものが出るまでおみくじを引くのはあまり意味がないかと思います。何回引いてもいいですし、何に効果があると決めるのも自由ですが、おみくじに振り回されないようにしたいですね。
まとめ
今回はおみくじを引いたときの有効期限や結ぶ基準などについてお伝えしました。
おみくじははっきりと「こういうものだ」と決まっていないので、色んな考え方や捉え方があります。結局はおみくじの解釈も自分自身で決めるしかないのですが、今回はそんな自分の解釈に少しでもお役に立てるように、私のオススメの解釈や対応などをお伝えしました。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。ぜひおみくじを自分自身に活かしていきたいですね。