大学の文化祭は、中学や高校と違い、芸能人の人をよんだり、地域の人も大勢参加して、かなり大規模にやりますよね。私の大学も3日がかりで何万人か来るような文化祭をやっていました。
でも、ぼっちにとっては楽しんでいるリア充たちを横目に「何が楽しいんだ…」って感じだと思います。私も実際そんな感じでした。
今回は大学をすでに卒業した私が大学の文化祭をどう過ごしてきたのか、また、卒業した今改めて感じていることをお伝えします。
大学の文化祭があるけどぼっちなんじゃ~!
私は大学生の時は友達が少なかったです。一応サークルのようなものに所属していたので、何人か知り合いはいたんですが、自分から誰かを誘えない性格だったので、文化祭を誰かと一緒に楽しむということはなかったです。また、4年間誰からも誘われることはなかったです(笑)
サークルも出し物を特にやってなかったので、出る義務もなかったんですね。
文化祭には参加していませんでしたが、何回か大学には行きました。というのも私は大学の図書館でアルバイトをしており、シフトが入っている日はバイトのために大学に行っていたんですね。なので、色んな出店やイベントをやっている様子を横目に見ながら図書館の中で本の整理をしていました。
普通の授業がある日はこんなに人がいないのに、どこからこんなに人が湧いてくるんだとビビった記憶があります(笑)
そんなこんなで4年間最初に入ったサークルと図書館バイトで知り合った人以外に知り合いがいない私はぼっちのまま大学を卒業して、結局文化祭を楽しむということはなかったのでした。
大学の文化祭に行かないでやったこと
大学の文化祭期間は授業も休みになるので、行かない人にとっては丸々お休みみたいなものです。私が文化祭期間の時は何をやっていたのかというと…
- 大学1年目:3日間全部実家に帰省
- 大学2年目:2日間バイト、1日ゲーム
- 大学3年目:3日間一人旅をする。
- 大学4年目:3日間バイト
ぼっちらしい残念な過ごし方です(笑)大学1年目の時からすでに文化祭に一日も行かないあたりが見事にひねくれています。ただこれはこれでその時は充実していました。
卒業して改めて思ったことは…
大学を卒業して数年が経ちました。数年たって私の中で今更ながら文化祭に対してのイメージが変わった出来事がありました。
社会人になってから私は一時期在学していた大学とは別の大学の近くに住んでいました。その大学でも文化祭を同じようにやっており、休日でひまだった私は行ってみることにしました。
普段は立ち入ることのない大学に入り、学生たちが色んな出店をしている様子を見たり、展示をやっている教室の中に入ってみたりしました。当然一人で行ったのですが、思ったよりも広い大学を堂々と探検出来てわくわくしました。
また、ちょっとしたイベントもみました。特に心に残っているのが、二人だけの大道芸サークルの出し物。はっきり言って下手くそです。プロの大道芸のような凄い技が出るわけでもなく、何回か失敗したのちにやっと成功するような有様です。でも、そんな様子を自ら「緊張して手が震えております!」なんて実況しながら大道芸をやる様子に思わず笑ってしまいましたし、成功が約束されてない感じがとても新鮮でした。
そうしてひとしきり大学を回って外に出てからおもわずこうつぶやいていました。
「あー、楽しかった」
そう、大学の文化祭は楽しかったのです!大学にいる時は「ぼっちが楽しめるとこはないじゃん」と思っていましたが、ぼっちでも充分楽しかったのです。
今改めて振り返っても、多くの人が楽しむように皆でワイワイと楽しみたいかと言われれば、そういった楽しみ方は今でもしたくありません。だけど、一人で普段接しないようなサークルの出し物を見たり、普段いかないような教室を見て回ったり、実際にお店で買わなくてもどんな出店や出し物をしているのか、冷やかし半分で眺めてみたり・・・。そんなぼっちらしい楽しみ方をしてみるのは『アリ』だったなあと思います。
まとめ
今回はぼっちの私が大学の文化祭に行かなかった時の体験と卒業後改めて文化祭に対して思うことをお伝えしました。
文化祭に出かけるとどうしても複数でワイワイ楽しむ人の姿が目について、こんな風に楽しめないなら行かない方がいいんじゃないかって思っちゃいます。だけど、私は卒業してから、文化祭の楽しみ方は人それぞれ好きにしていいんだなあと感じました。
あなたも自分なりの文化祭の楽しみ方を探してみてはいかがでしょうか。