まろやかなチーズの風味がよくご飯と絡まって食欲を刺激してくれるチーズリゾット。メニューのボリュームやバランスを考えるともう一品か二品はおかずを用意したい所ですよね。
同じリゾットでもコンソメリゾットやトマトリゾットとは選びたいおかずも変わってきます。今回はチーズリゾットに合うおかずを紹介していきます。
チーズリゾットに合うおかず
チーズリゾットはなんといってもチーズのモチモチ感と風味が特徴です。かなり洋風寄りのおかずになるので、一部を除いて和風のおかずはほとんど合うものがありません。また、メニュー全体で考えたときにはボリュームのあるおかずを選んでいくと食卓も充実してきます。
- 温野菜半熟卵載せ
- トマトのカプレーゼ
- トンカツ
- ポークピカタ
- 白身魚のフリット
- カキフライ
- ガーリックトースト
にんじんやブロッコリー、パプリカなどお好みの野菜をレンジでチンして温野菜にします。ドレッシングを合わせてもいいですが、今回はあえてチーズリゾットと風味を合わせるために半熟卵をのせて半熟卵を少しずつ溶かしながら温野菜を食べてみてはいかがでしょうか。温野菜にすることで食べごたえも出てきますし、全体的にまろやかな味付けになるので、とても食べやすいです。
トマトをスライスしてモッツアレラチーズをのせたうえにオリーブオイルをかければあっという間に完成の簡単メニューです。チーズリゾットと同じイタリアン料理ということで相性は抜群ですし、白ワインなどのお酒ともよく合います。
よくチーズリゾットを出すお店では「ミラノ風カツレツ(コトレッタ)」が出てきます。もちろんミラノ風カツレツでもいいのですが、今回はより肉厚なトンカツにしてみてはいかがでしょうか。
…まぁ似たようなものと言えば似たようなものなんですが、トンカツの方がお腹いっぱいになります(笑)ミラノ風カツレツより作るのも簡単です。
豚肉の生姜焼き用のお肉に解いた卵をくぐらせて焼けばポークピカタになります。ポークピカタはケチャップでいただきます。白いご飯の時は生姜焼きの方が人気かもしれませんが、チーズリゾットのときはぜひポークピカタを試してほしいです。とっても味合わせが良くてはまります。
お魚系の料理はムニエルなどももちろんいいですが、カリッと揚げたフリットもオススメです。白身魚をそのまま揚げるもよし、切り口を入れてその中にシソや梅を入れてさっぱりとした箸休めにもなるフリットにするもよし、です。
秋から春先にかけてはカキも美味しいです。チーズリゾットとカキフライはあまり思いつかない組み合わせかもしれませんが、どちらもミルキーな感じで一緒に食べたいおかずの一つです。魚介系でちょっと変わったおかずを出したいという時はぜひ候補に入れてみてください。
もう少し全体のボリュームを出したいという時はお好みでガーリックトーストをプラスすると、もう少し食べたいという人も満足してくれるメニューになります。また、逆にお酒メインで食べたいときにチーズリゾットとガーリックトーストと簡単なサラダと白ワイン、なんてメニューでもいいですね。
チーズリゾットの付け合わせにしたいスープ
チーズリゾットにはぜひスープも一緒に合わせましょう。野菜不足を補うために野菜多めのスープにしてもいいですし、箸休めのための具材を少なめにしたスープにするのもアリです。
- オニオンスープ
- ポトフ
- ヴィシソワーズ
コンソメベースのスープに玉ねぎとキャベツなどを入れただけのシンプルなオニオンスープ。チーズリゾットの時はこうしたシンプルなスープで十分です。お好みでクルトンやベーコンを追加してもいいですね。
チーズリゾットの時はお野菜が不足しがちになるので、サラダのおかずを用意しない時はポトフで野菜をとっていきましょう。ボリュームがあるので、他におかずをいくつも用意しなくても大丈夫なのもいいですね。
ヴィシソワーズと聞くと作るのが難しそうと思ってしまいがちですが、ジャガイモのポタージュなので、基本的にはじゃがいもを軟らかく煮たてた後にミキサーにかけて、牛乳を加えてひと煮立ちすれば完成します。
基本的には冷まして飲むスープなのですが、寒い時期には温かいまま飲んでも十分おいしいです。
まとめ
今回はチーズリゾットに合うおかずと付け合わせのスープを紹介してきました。あまり凝ったおかずにしなくても、素材をシンプルに焼いたり蒸したり揚げたりしたもので十分チーズリゾットのおいしさを引き出すことができます。是非試してみてくださいね。