ハヤシライス、美味しいですよね。
玉ねぎや牛肉がドミグラスソース風味の中で溶け込んで、口に運んだ瞬間に顔も思わずほころんでしまいます。
ハヤシライスはそのまま作ってもとてもおいしいのですが、隠し味を入れることで幅広く味の変化を付けることができます。
同じハヤシライスとは思えないですよ。
今回はそんなハヤシライスをよりおいしくするための隠し味を紹介します!
ハヤシライスを美味しくさせる隠し味
ハヤシライスの隠し味はより風味を増す隠し味、全体的にまろやかにする隠し味、コクを増す隠し味など、どんなハヤシライスにするかによって選ぶ隠し味も違ってきます。
隠し味を知っているとハヤシライス料理もより楽しくおいしくできますよ。
ただ、どんな隠し味を使うにしても必ず入れすぎには注意です!4人分で小さじ1.5杯くらい入れれば十分でしょう。
また、隠し味を2つ以上入れるのはあまりおススメしません。
2つ以上入れるのは味の調整も難しくなりますし、何が何だかわからない味になりやすいです。
プロの料理人ならともかく、家庭で作る時は隠し味は1種類にしておいた方が失敗しないですよ。
ハヤシライスの隠し味でおすすめは?
さて、それではハヤシライスの隠し味でオススメのものを7つ紹介します。
それぞれどんな味になるかも簡単に書いたので、料理するときの参考にしてみてください。
- 赤ワイン
- ケチャップ
- 赤みそ
- オイスターソース
- チョコレート
- バルサミコ酢
- ココアパウダー
赤ワインを入れるとハヤシライス全体の味が深まります。
『よりハヤシライスらしくなる』という表現がぴったりかもしれません。正統進化ですね。
ハヤシライスにケチャップを入れるとほんのりマイルドな味になります。
ハヤシライスの甘みがより引き立ってくる隠し味になりますよ。
赤みそを使うと、味にパンチが出てきます。
ハヤシライスの特徴である甘みだけでなく、ご飯が進みやすくなる甘じょっぱさも追加される味になってきます。
入れる時はお玉の上で溶かしながら入れるようにするとハヤシライス全体に赤みそが行き渡ります。
オイスターソースはハヤシライスによりコクが生まれます。
また、風味も純粋なハヤシライスの風味というよりも少し中華風になるような新感覚の味です。
チョコレートを入れる時は甘すぎるチョコレートではなく、カカオ成分の高い苦みのあるチョコレートを入れるのがオススメです。
このチョコレートをひとかけらハヤシライスに入れることによって、コクと深みが出ます。
バルサミコ酢を加えると味がまろやかになってきます。
ハヤシライスのとろみの中にもどこかスッキリとした後味が残ってくれるのもバルサミコ酢の特徴ですね。
ただ、お酢を入れる時は必ず小さじ1杯程度にしておきましょう。入れすぎるとハヤシライスが台無しになってしまいます。
意外かもしれませんが、ココアパウダーも隠し味になります。
私はよく森永のミルクココアを入れて、コクとまろやかさを同時に引き出すハヤシライスにしています。
ココアパウダーの時は小さじ1.5杯くらいは入れても問題ありません。是非一度試してほしいです。
ハヤシライスの隠し味を入れるタイミング
隠し味を入れるタイミングも迷うでしょう。
具材を炒めている段階なのか、水を入れて煮込んでいる段階なのか、それともルーを入れて最後に煮込ませる段階なのか?
ハヤシライスの隠し味を入れるタイミングはルーを入れて煮込むタイミングで一緒に入れるのが失敗が少なく、味も隠れやすいのでオススメです。
それ以外のタイミングでも間違いではないのですが、うまく隠し味がなじんでくれなかったり、隠れてくれなかったりとあんまりうまくいかないです。
また、ルーを入れて煮込んでから時間をおかずに隠し味を入れるのがポイントで、煮込みの最後の方に仕上げとして隠し味を入れるとあまり隠し味が隠れてくれません。
隠し味は前面に出るよりもほのかに口の中で感じるくらいにした方がハヤシライスをよりおいしく食べられるでしょう。
慣れてきたら自分のお好みのタイミングでもいいと思いますが、失敗したくない時はルーを入れてすぐに隠し味がオススメです!
まとめ
ハヤシライスは隠し味によって色んな変化がつけられます。
今回紹介した隠し味以外にもお醤油やコンソメ、バター、キャラメルなど「我が家は隠し味にコレ!」が多い一品です。
是非あなた好みの隠し味を見つけてみてください!