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七五三 義両親からお祝い!お返しのマナーやお祝い返しの相場は?

七五三お祝い返し子供の成長のあかしである七五三。自分の子供がしっかり成長している姿を改めて確認すると感慨深いですよね。その気持ちは親であるあなただけではなく、おじいちゃん、おばあちゃんも同じです。孫の成長が嬉しくて、せっかくの七五三なので、お祝いをしようとしてくれることがあります。

でもいざお祝いを受け取ると、「もしかしてお祝いをかえさなきゃいけないの?」と考えちゃいますよね。実の親なら気を使うことはないのですが、義両親からだとそういう訳にもいきません。

そこで七五三に義両親からお祝いを頂いたときに、お返しはどうすればいいのか、お返しのマナーやお祝い返しの相場についてお伝えしていこうと思います。
  

義両親からお祝いを貰ったけどどうする!?

孫の可愛さから義両親から七五三のお祝いを貰うことがあります。嬉しい反面、「お返ししなきゃ!」と思うかもしれませんが、実は七五三のお祝いをもらっても絶対にお返しをしなければいけない訳ではありません。

基本的に何か貰った時にお返しをしなければいけないのは、「冠婚葬祭」が基本です。子供の成長を祝う行事では、純粋に気持ちとしてそのままそっくり受け取っても、失礼には当たりません。

ただ、そうはいっても後々義理両親から何か言われたり、思われたりするのも厄介ですので、やんわりとお返しをすることが多いです。なので、もしお返しするとしたら、どういった点に気を付けていけばいいのかお伝えしますね。

七五三のお返しをする時のマナー

七五三のお祝いのお返しをする時のマナーや注意するポイントはどんなものがあるでしょうか?

大きく気を付けるポイントは2点で「いつ」までに「どのように」お返しするかということです。

基本的にお返しをする時は、貰ってから出来るだけすぐに返すようにします。七五三の参拝をしてから1~2週間くらいの間にはお返しをするのが基本です。もし事前に貰っていてお返しも準備できていれば、参拝した当日、子どももつれて直接お返しすれば、義両親も喜ぶかと思います。

物でお返しするときは、贈るものに熨斗(のし)をつけて、お返しをします。熨斗には「内祝い」か「七五三内祝い」と書き、その下に子供の名前を入れます。

もし物を郵送などで送る場合は、義理の両親くらいの年齢の方には、物が相手の家に着く前に、「お返しを送りましたので、お受け取りください」といったような事前の連絡をしておくと丁寧です。(厳しいご家庭だと贈り物をした際は、こうした連絡が必須と考えている方もいらっしゃるので注意です!)

食事でお返しするときは、ご自宅で食事するか、外食するかだと思います。出来るだけ穏やかに食事ができる環境であれば、それ以外は特に気を付けなければいけないポイントはありませんが、食事+物だとちょっとやりすぎる感じもしますので、食事でお返しするときは食事だけで済ませている人が多いです。

七五三のお祝い返しの相場はどれくらい?

次に七五三のお祝い返しには金額的にどれくらいのものが相場なのかということについてお伝えしていきます。

一般的には「半返し」と呼ばれ、貰ったものの大体半分くらいの金額のものをお返しするのが相場と言われています。ただ、お返しも気持ちとしてお返しするという意味が大きいので、それほど金額にはこだわらなくても大丈夫です。「半返し」は一つの目安です。

お返しのものとしては、菓子折りやお赤飯などがよく贈られます。一方で、千歳あめもよく贈られる候補として上げられるのですが、私の知人は義理両親に千歳あめを送った時に、60代にはちょっと甘すぎると不評だったようなので、場合によってはやめたほうがいいかもしれませんね。

食事でお返しするときも「半返し」が基本ではあるものの、それほど高いお店ではなく、ランチでもいいと思います。もちろん自宅に招いてご飯を食べてもいいですね。食べに行く時は、値段で選ぶよりもできるだけ落ち着いた店を選んで子供が元気に食べる姿を見せてあげたほうがいいですね。

場合によっては、当日撮った写真+子供からの電話で0円で済ませている人もいます。正直、これはこれで十分ありですね。

まとめ

義理の両親から七五三のお祝いを貰った時に、どういったお返しをしていけばいいのかについて、お伝えしてきました。

そもそもお祝い返しそのものが必須ではないので、そこまで気負う必要はありませんが、義理両親ということで、最低限抑えるポイントは押さえておいて、お返しをすればOKです。

子供の成長を祝いたいという気持ちはしっかり受け止めて、あまり気を使い過ぎないでお祝い返しをしましょう!