これまで高校ではひいき目に見てもリア充とは言えない学校生活だったが、大学からは環境もガラリと変わり、また新たな人間関係が作られる。
これを機に大学デビューだ!と、意気込んでいる人もいるはず。
大学デビューの一つのカギとなるのがサークルです。
そこで今回は非リアから脱却するための、サークル選びのコツをお伝えします。
大学デビューを失敗したくない!
大学デビューで非リアからリア充へ。
こうイメージした時、どんな学生生活を想像するでしょうか?
大学に行けば次々と顔見知りと知り合うような人脈の広さを持ち、授業の時は「わりい!今日出れないから出席取っといてw」「しゃーねーなーw」と気軽に言い合えるような仲間がいて、お昼時には同じサークルの仲間たちと緑の芝生でケラケラ笑いながら時間も忘れてバカ話をして、夕方が近くなればサークルの活動に出て仲間と濃密な時間を過ごし、そのまま飲みに行く。そして、飲んだ後は彼女と二人きりの時間を過ごす。
…という学生生活を信じ切っていると、かなりの確率で失敗します。
確かに上記でお伝えしたのは、多少大げさにはしたもののリア充そのものの学生生活です。
でも、考えてみてください。今、非リアだと自覚しているのであれば、こんな生活疲れてしまいませんか?どう考えても今の身の丈に合っているとは言い難いです。
大学デビューを失敗する人はこうしたリア充イメージに無理に自分を重ねてしまう人が多いです。本当に自分の生活をリアルに充実させたいなら、自分が自然体でいられるような友達作りやサークル選びをしていきたいですよね。
大学のサークルの選び方は?
大学にはサークルが無数にあります。
運動系のサークルでもがっつりやる所もあれば、初心者の集まりのようなゆるーい運動系のサークルもあります。
また、高校の時のような運動系や文科系のサークルだけではなく、ゲームやアニメのためのサークルから鬼ごっこサークルや紙飛行機サークルなどユニークなサークルがある大学もあります。
そして、リア充の巣窟と言われるオールラウンドサークルも1つだけではなくかなりの種類があります。
そんな星の数ほどあるような大学のサークルから自分に合ったサークルを選ぶにはどのように選んでいけばいいのでしょうか?
サークル選びのコツをいくつか紹介してみます。
少しでも面白そうなサークルは全て見学してみる
高校までは部活は1つに絞るのが普通でしたが、大学からは何個選んでも大丈夫。特に4月から5月にかけての新歓の時期は少しでも面白そうと思ったサークルは1回は見学してみましょう。
これは面白そうと思ったサークルが面白くなかったり、イマイチかなと思ったサークルにいい人がそろっていたりと、実際に顔を出してみないとわからない部分があります。
ここでめんどくさがると、後の学生生活ももったいないことになっちゃうかも。
どんなサークルでも毛嫌いしない
自分にはオールラウンドサークルなんか敷居が高すぎる…。こう思って最初から寄り付かない人もいますが、これはもったいないです。
というのもオールラウンドサークルは人の出入りが激しく、また、人数も多いので気軽にサークル体験しやすいのです。特に最初のころは明らかなリア充もいれば、あまり目立たないような人も一緒に参加することが多いです。
一目見て雰囲気が合わないような所は行かなくてもいいですが、そうでなければ一回は行っておいた方が選択肢が広がります。
新歓コンパは気に入られる場ではなく、こちらが気に入ってやる場という意識を持つ
サークルに入ってから続けるか続けないかは、結局一緒にサークルでやっていく人で大部分が決まります。どんな人がいるか見極めるためには新歓コンパはとてもいい機会。ハードルがちょっと高いかもしれませんが、是非行ってみてほしいです。
新歓コンパは緊張してしまったり、面白いことを言って盛り上げなきゃと考えて空回りしてしまう人もいます。私も初めて新歓コンパに行く時は緊張してました。
でも、新歓コンパはサークルが自分を見定める場所ではなく、自分が「このサークルどんな感じかな?」と見定める所です。緊張している自分をフォローしてくれるような雰囲気がなければ、そのサークルは見どころがないと言えます。切る候補でしょう。
逆にワイワイガヤガヤとした中でも少しでも自分の話が出来そうな場面があれば、今後そのサークルでもやっていける可能性があります。
気に入らなければ次から行かなくてもOK。コンパだけ行ったからと言って、その後の学生生活がやりにくくなることもありません。そもそもコンパを主宰する側からすれば、コンパの後に多少人数が減ることは想定済みです。
気楽な気持ちでコンパに行ってみましょう!
7月までは掛け持ちするつもりで全然OK
新歓時期が終わり、新歓コンパも一通り落ち着くと、段々サークルに入るメンバーも決まってきます。
しかし、この段階でもまだサークルの最終決定はしなくてもOK。気に入らなかったらやめてしまっても比較的ダメージが少ないのが7月までなので、この7月までは気になっているサークルには顔を出してみましょう。
なぜ7月までは大丈夫なのか?
これは8月で夏休みに入ると、サークルによっては合宿や旅行のイベントが入る可能性が高いからです。合宿に参加してもいつでもやめてしまっていいのですが、人によってはやめにくく感じる人もいます。なので、一つの区切りが7月なのですね。
また、7月はテストの時期でもあります。サークルによっては過去問やレポートの攻略法が共有されるサークルもあります。こうしたサークルは利用価値があるので、ちょこちょこ顔を出し続けるのも手です。それを見極めるのもやはり7月がポイントになりますね。
仲の良い同期か、先輩か、サークルの活動そのものが楽しいなら続ける
サークルを続ける基準は仲の良い同期が一人でもいるか、仲良くできる先輩が一人でもいるか、サークルの活動そのものが楽しく感じられるか、どれか一つでも当てはまるのであればつづける価値はあります。
逆にどれも当てはまらなかったり、どれか一つが耐え切れないほど苦痛なら辞めてしまってもいいでしょう。
大学で非リアだったとしても充実できる学生団体系サークル
ここまで、サークル選びのポイントを紹介しました。サークルに入ってもすぐに馴染むことは出来ないと思いますが、なんとなくやってけそうだな~と感じることができれば、意外とそのあとも無理なく続けられて、一緒に入ったサークル友達ともどんどん仲を深めることができます。
こうしてサークル活動でリア充を目指すのもいいのですが、もう1つサークルと似ているものとして学生団体があります。学生団体というと何やら難しい響きがありますが、大学の文化祭実行委員会などもこの学生団体に当てはまります。
大学の時に何か一つのものに熱中してみたい!という人はこの学生団体を探してみるのもオススメです。
文化祭の実行委員やビジネスコンテスト実行委員など1つのものに向かって何かを作り上げていくのはかなり楽しいです。高校までと違って自由度もかなり高いので、仲間とぶつかり合いながらも協力して進めるのは何とも言えない達成感を味わえます。
また、どんな性格の人もその活動を充実させるための個性と受け取ってもらえることも多いので、「盛り上がれる奴じゃなきゃダメ!」みたいなことになりにくいのも学生団体系のいいところです。
私も大学の中のイベントをプロデュースしたりする団体に所属していましたが、充実感が半端なかったです。最高の体験をさせてもらいました。
注意点としては、政治関係の学生団体は面倒なことに巻き込まれることもあるのでやめておいた方が無難だということと、大学をまたいでの学生団体だとかなりレベルの高いことを要求されることもあるので、しっかりと見極めたほうがいいです。
いずれにせよ、こうした何かしらのコミュニティに所属していたほうが学生生活が充実しやすいのは言うまでもありません。
あまり自分で可能性を狭めずに、色々と種まきしてみてくださいね。
まとめ
今回は大学デビューを失敗しないための、サークル選びについてお伝えしてきました。
何にでも言えることですが、行動した失敗より行動しない失敗の方が後から後悔します。サークル選びは、人生の中でもかなり「やーめたっ!」しやすいので、自分が居心地のいいサークルを発見できるように、積極的に動き回ってみましょう。