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アルバイトノルマの価値会社に正社員で入ると、何かしらのノルマを課せられる。営業社員であれば売り上げや利益の数字。
事務系社員であれば、処理券数や処理スピード、正確性など。給料やボーナスにはこうした数字が反映されますよね。

こうしたノルマをあえて出さない会社も増えてきましたが、それでも多くの会社はノルマを出して管理しています。
いいかどうかはともかくとして、半ば受け入れざるを得ない感じです。マイナスの面もありますが、確かに仕事への緊張感や生産性が上がる部分もあります。でも、正社員ではなくアルバイトにノルマを出すとどうなるのでしょう?

私がアルバイトや派遣で働いていたとき、ノルマを出してくるところもありました。アルバイトにノルマを出すことは個人的には『百害あって三利くらい』です。

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コンビニアルバイトのノルマ

コンビニアルバイトではノルマを課される場合もあります。
場合もあるというのは同じ系列のコンビニでもノルマを課されるお店とノルマがないお店があるから。そのお店の店長やオーナー次第でノルマが出るかどうか決まります。

ネット上で検索すると同じようにノルマを課されたという体験談が目につきます。季節もののクリスマスケーキや恵方巻きなどにノルマが出されたという体験談がありますが、私もご多分に漏れず季節もののノルマがありました。

買取まではさせられなかったですが、だれがどれくらい売ったのか掲示されてさらされていました。

店長の意図としては、こうしてノルマを打ち出して誰がどれくらい達成したか掲示すれば「負けるかー!」みたいなやる気を出すとでも思ったのでしょうが、大間違い。
はっきり言って誰が何個売ろうがアルバイト側はそれでやる気を出すわけがありません。
だって何個売っても時給がものすごく上がるわけじゃないし、バイトなんて長々つとめないから評価されようがされまいが大して興味もないです。

私なんかは達成しようがしまいが全然関係ないって感じでした。でも、中にはこのノルマを達成できてないことでものすごく落ち込んだり、逆に数字をちょっと余裕をもって達成できているメンバーは他のメンバーに対して高圧的になったりします。

こうなるともうお店の雰囲気は最悪。
大体コンビニのアルバイトの範囲で売れるか売れないかなんて運みたいなもんです。出来ることと言ったら、やたら大きな声で「いかがですかぁ~!」と声を張り上げるか、お買い物をしてきた人についでに声をかけるしかありません。

でもね、はっきり言ってお客様からしたら「うざい」ですよ。
季節ものの恵方巻きやクリスマスケーキを店員に声をかけられたから買おうっていう人なんていますか?
「あっ、ポテチ買うついでに恵方巻きどうしますかって言われたから思わず買っちゃった!」なんてひとは恐らく1000人に1人です。
しかし残りの999人はどうでもいいと思うか、ちょっとした買い物をしているだけなのにやたら進めてきてうるさい、あのコンビニは行かないと思うかどちらかでしょう。

短期的な売り上げのためにこうしたノルマを課していると店員同士の人間関係もぎくしゃくし、店員一人一人も楽しく働けずに、しかもお客さんまで徐々に失っていきます。後に残るのは例年よりわずかに増えたノルマを課した商品の売り上げです。

それでもアルバイトにノルマを出し続けますか?

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事務処理アルバイトのノルマ

あまりバイト募集されていませんが、事務系の仕事もやったことがあります。大量の書類が来てその書類を一日にひたすら処理をしていくというバイトでしたが、これもノルマがありました。

事務系なのでやたらベテランのパートさんなんかもいます。でも新人もベテランも同じくらいのノルマが課されています。

ベテランさんでちょっと頑張るくらいのノルマを新人や入って間もない人間が処理できるわけがありません。特に事務系はどうしても慣れるまで時間がかかってしまう人もいます。本人は一生懸命手を動かしているつもりでも遅くなってしまう人もいるんです。

ここも件数管理をされて目につくように掲示されていました。
目標管理をするのもいいですし、やる気を出すように掲示しているのかもしれません。でも、それらをやって出来ない人へのアドバイスは「○○さん、件数足りないからもっと頑張って」です。
小学校の運動会までなら「○○さん、頑張ってください」なんてアナウンスもいいですが、ちゃんとした大人なら件数を上げるために「何を、どう、頑張るのか」と具体的に対策を立てていかなければ何の意味もありません。
処理件数が思うように進まない原因を人の実力のせいにしていては生産性なんて上がるわけがないのです。

くしくもこの職場は離職率も高い職場でした。これがすべてではないのかもしれませんが、確実に原因の一部になっています。

ノルマを出すのは誰のため?

ノルマを出すのは誰のためでしょう?
自分が上司に怒られないために、「やっているアピール」の一環としてノルマを出しているのであれば上手くはいかないでしょう。

ノルマを出すのはノルマを出されている側の一人一人の仕事の充実度を上げるためです。目標を決めて、その目標に届かない時にどのように引き上げてあげるか二人三脚で(あるいはもっと大勢のサポートで)考えていくための一つの軸としてノルマがあります。
ノルマに利用されてはいけません。ノルマを利用するのです。
基本的な考え方のはずなのに、ノルマに踊らされているところが多いように感じます。ノルマに踊らされると、お客さんも離れていくし、従業員も離れていって散々ですよ。

まとめ

最近、会社をやめてアルバイトをしている友人と話す機会があり、やはりアルバイト先でノルマを出し始めたら面白いように人が辞めたので、あわててノルマを撤廃したという話を聞きました。

人の心って結構簡単にかき乱されたりするんですよね。
ノルマを出している方はそんなことになるとは思ってなくても、出されている側は想像以上に重く受け止めています。

ノルマと上手にお付き合いしていきたいですね。

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