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高校の囲碁部を強くしたい囲碁は奥が深い競技ですが、悲しいことに若い人の競技人口はあまり多くありません。特に中学や高校での囲碁部はマイナーな部活とみなされやすいです。

高校の囲碁部は強いところもあれば弱いところもあります。強いところは囲碁を教えられる先生や小さいころからやっている生徒がいるので、ほっといても強くなりますが、弱い囲碁部はそうはいきません。

私も実は高校の時に囲碁部に所属しており、弱小囲碁部を何とか強くしようと色んな仕掛けをしました。今回は囲碁部を強くしようと思っている方に向けて、どうしたら囲碁部を強くすることができるのかお伝えしていきます。

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高校の囲碁部を強くしたい!

囲碁はなかなか始めるきっかけがありませんが、私のように高校から囲碁を打ち始める人もたくさんいます。しかし、囲碁はなかなか目に見えて上手くなる方法がないので、弱小の囲碁部はなかなか強くなることができません。

しかし、小さいころからやっている経験者をひたすら待つことはありません。高校の囲碁部もレベルの底上げをして、他の高校と戦うことは可能です。私の所属していた高校の囲碁部も私が入った時は地区予選一回戦負けから始まりましたが、最後には私の一つ下の後輩が全国大会に出場するまでになりました。もちろん誰一人として経験者ではありません。

囲碁部が強くなるためには?

囲碁部を強くするためにはどんなことをすればいいのか?私がどんなことをやってきたか紹介します。

1.ヒカルの碁をよむ

不朽の名作囲碁マンガ「ヒカルの碁」。既に完結していますが、今読んでもものすごく面白いです。

まだ読んだことがなければぜひ読んでみてください。そして、所属しているメンバーにもぜひ読んでみてもらってください。読んだだけでなんとなく強くなった気になります(笑)モチベーションがかなり高まるので、囲碁を打ちたい気持ちになってきます

2.指導者を見つける

囲碁に精通している顧問の先生がいればいいですが、必ずしもいるとは限りません。
もし通っている高校の近くに囲碁の教室があれば、自分で一回通ってみて、その教室の指導者の方と話してみてください。もしその指導者の方の都合がつけば自分の高校に出稽古に出てきてもらうのも一つです。(もちろん顧問の先生と相談しましょう。)逆に何人かのメンバーでその教室に通うのもアリです。

囲碁をやられている方は若い年齢の囲碁人口が増えるのは大歓迎です。入ってみるのは勇気がいるかもしれませんが、一度気軽に相談してみると、快く迎えてくれることが多いです。

3.基礎的な内容の本を一冊買って身に着ける

書店の囲碁コーナーには必ずといっていいほど、初心者向けの本が置いてあります。読みやすい本を一冊買って実際に石を置きながら読み通すと基礎の基礎が身に付きます。

最近だと「ヒカルの囲碁入門」や「はじめての囲碁入門-すぐ打てる! 一人で上達できる!」という本は初心者にも読みやすいです。こうした本を一冊読むと大分違ってきます。一冊買えば部員同士で回し読みもできます。初心者が多い部活はこうした本を買っておきましょう

4.石を置かせる囲碁(置き碁)はあまり打たない

実力差がある場合は、置き碁といってあらかじめ盤上に石をいくつか置いてハンデを付ける囲碁を打つことがあります。顧問の先生や囲碁教室の先生など指導ができる人であればいいのですが、部員同士であればこうした囲碁は打たない方がいいです。時には顧問の先生も置き碁ではなく、互先で打つようにした方がいいです。

置き碁になれると、置き碁の打ち方、勝ち方になってしまい、消極的な囲碁になりがちです。特に初心者は1から石を置いていってどんなふうに打てば自分の地になるのか、肌で感じながら打った方が自分のためになりますし、なにより面白いです。

囲碁の面白さはどこに打ってもいいことにあります。置き碁はあらかじめ置かれているので、面白さが減ります。あまり置き碁は打たないようにしましょう。

5.時には部内リーグ戦をやる

実力がついてきたら、部内でリーグ戦をやるのもいいでしょう。特に団体戦に出る場合はリーグ戦の結果でメンバーを決めるようにすると緊張感も出ます。

ただし、リーグ戦をやり過ぎると勝てないメンバーは囲碁が嫌いになってきます。強豪校はリーグ戦をバンバンやるかと思いますが、弱い囲碁部は囲碁が嫌いにならないことの方が大事です。3か月に一度くらいでも十分です。

6.感想戦は短くてもいいから必ずやる

高校生で弱いままの人は勝った、負けた、石をとった、とられただけで終わってしまい、その一局を振り返らないことが多いです。

もちろん囲碁は感覚的な部分も多いです。だから、「なんとなく嫌な雰囲気がした」で打ってもいいです。でもその嫌な雰囲気がしたところに打ったらどうなるのか?AかBで迷ってAにしたけどBにしたらどうなったか?
必ず一局の中で気になったポイントはお互いに対局が終わった後に振り返るようにしてください。その時部員の中で強い人や顧問の先生が感想戦に混じることができれば最高です。

また、対局だけでなく部員同士の対局を記録しておいて、皆でその一局をあーでもない、こーでもないと話し合うのもものすごく効果があります。
戦った一局をそのまま流すのではなく、出来る限り自分の栄養にするとメキメキ上達していきます。

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囲碁で強くなりたければ、大人とも戦うべし!

囲碁部を強くするためには個人個人のレベルアップが不可欠ですが、囲碁部の中だけで強くなるには限界があります。

街を歩いていると「碁会所」と書かれた看板を見かけることはありませんか?中には雑居ビルの中にあり入りにくいところもありますが、こうした碁会所には様々なレベルの囲碁のうち手がいるので、修行をするにはもってこいです。

碁会所で打つ時の注意としては、大体の碁会所は千円前後の席料がかかることがあるので、入ったらまず確認することと、タバコを吸う人が多い碁会所もあるので、そういった場合は別の碁会所を探しましょう。

碁会所で打つメリットは2つあります。
1つは、対戦相手に惑わされなくなることです。高校生が相手の時は対戦相手も制服を着ていることが多いですし、年齢も近いので、代わり映えしません。しかし、碁会所の大人たちは年齢も様々で、個性的な人も多いです。対戦中に「ボヤキ」が入ることもしょっちゅうです(笑)ですが、こうした大人たちと戦うと「戦い慣れ」することができるので、どんな相手が出てきても盤上の戦いだけに集中することができます。

もうひとつは、自分たちでは思いつけない手を発見できることです。
高校生と年齢を重ねた大人では得意分野が違います。私の経験では高校生は序盤と終盤は弱いですが、中盤はとても豊かな発想力を発揮します。逆に大人は序盤や終盤のような経験がものを言う場面では強いですが、様々な手が生まれる中盤や感覚がものを言う場面では一歩劣る場面も多いです。

碁会所の大人たちと打つことで高校の囲碁部だけでは得られない経験をすることができます。碁会所に最初に入る時はかなり勇気がいりますが、強くなるためにはこうした修行が欠かせません。

まとめ

今回は高校の囲碁部を強くするためにはどんなことをすればいいのか、お伝えしました。

3段くらいまでは高校から始めても十分到達可能です。ぜひ今回紹介した中の1つでも2つでも試してみて、充実した囲碁ライフを送ってみてください!

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