行事・習慣

年賀状 退職後上司から来た!マナーや文例を紹介!

年賀状元上司から年賀状の季節になると思わぬ人から年賀状が来たりするもの。特に退職したり、転職したりすると人間関係が変わるため、すっかり忘れがちになっていた以前の職場の上司から年賀状が届いて「これ、どうしよ?」と困ってしまうこともあります。

今回は元いた会社の上司から年賀状が届いたときにどうすればいいのかをお伝えしていきます!
  

年賀状 退職した後上司から来たらどうする?

年賀状が退職した後上司から来たらどう対応すればいいでしょう?

正直言ってうっとうしく思いますよね。よほど良くしてもらっていたり、普段から親交があるなら別ですが、もう過去のことだから接点を持ちたくないと思うかもしれないですね。だから、もう二度と顔を見たくないくらいの上司だったら、マナーは悪いですが、無視していいです。無視すれば再来年くらいには年賀状が届かなくなってその人との関わりも切れます。

でも「少しはお世話になったなあ」と思うのであれば、ぜひ返事を出した方がいいです。会社の上司になるくらいの人は多かれ少なかれ色んな人との関わり合いがあります。その関わり合いがどこで活かされるかわかりませんし、もしもの時はその上司に何かお願い事をする場面があるかもしれません。

そうした時に、ただ年賀状を返事しておくだけで図々しくお願いに行くことが出来ます。年賀状の返事すらしないと、もうその上司に話をするのは無理です。それほど難しいことではありません。時期が多少遅くなっても問題ないです。「出した方がいいかな~」と迷うくらいであれば出しておいて損はしないです。

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年賀状のマナー 退職した後気を付けたいことは?

退職したあと元上司に宛てて年賀状を送る時に気を付けておきたいマナーは、1点だけあります。

それは「嫌な気持ちを文章に表さないこと」です。

つい以前の職場であまり良く思っていなかったり、以前の職場よりも今の環境が良いことで、上から目線になったり、毒のある言い回しをしてしまうことがあります。その気持ちはそっと心の中にしまって、年賀状の上ではあくまでも相手に感謝する気持ちを表した言葉を使うようにしましょう。

年賀状を退職した後上司に書くときの文例を紹介

では、退職した後元職場の上司に宛てる年賀状は具体的にどのような文章を書けばいいのでしょうか。簡単な文例をご紹介します。

≪文例1≫
明けましておめでとうございます。
お元気でいらっしゃいますか?
○○さんから頂いたご指導を胸に、
新天地で精進を重ねています。
今後とも何卒よろしくお願いします。
≪文例2≫
新年の御祝詞を申し上げます。
昨年は親身にご指導いただき、深く感謝しております。
まだまだ未熟者ですが、今後とも
ご指導ご鞭撻のほど賜れれば幸いで御座います。
ご家族の皆様には ご健康で幸多い一年で
ありますよう祈念いたしております
≪文例3≫
謹賀新年
○○さんにおかれましては、
お変わりなくご壮健のこととお慶び申し上げます。
私も新たな環境にて、
精一杯業務にあたっております。
新しい年がすばらしい年でありますよう 心からお祈り申し上げます

書き方の基本としては、通常のあいさつ+上司への感謝、気遣いを示す言葉が入っているといいです。辞め方や関係性にもよりますが、あなた自身が前向きに頑張っていることを一言入れるのもいいと思います。面倒だと思えば、定型文だけの「謹んで年頭の御祝詞を申し上げます本年も何卒よろしくお願い申し上げます」でも大丈夫です。

【まとめ】年賀状で縁が保たれる

年賀状が退職した後上司から来たらどうすればいいかということについて紹介してきました。

退職するときに色々と気持ちの面でも苦労があったために、年賀状が来ると複雑な気持ちになるかもしれません。でも、環境が変わったことで一人の人間と付き合うようになったと考えれば、年賀状のやり取りをできる関係というのは、良い関係ではないでしょうか。

ぜひ前向きに年賀状を受け止めてみてくださいね。