行事・習慣

ハンバーグを失敗しないコツ!固い・ボロボロな時のポイントは?

ハンバーグ失敗しないみんな大好きハンバーグ。シンプルだけど、ジューシーでおかずの定番ですよね。

でも、実際に作ってみるとハンバーグって意外と難しいです。中が生焼けになってしまったり、表面だけ焦がして固くなってしまったり、ハンバーグがボロボロになってしまったり・・・。ハンバーグって結構失敗しやすいんです。

今回はハンバーグを失敗してしまった時にどんなポイントが考えられるか、お伝えしていきます!
  

ハンバーグで失敗しないコツは?

一度ハンバーグの基本的な材料と作り方をおさらいしておきましょう。

☆材料(4人分)
合いびき肉・・・400g
玉ねぎ・・・1/2個
パン粉・・・60g
卵・・・1個
牛乳・・・100ml
塩・・・小さじ1/4
こしょう・・・少々
サラダ油・・・適量
    作り方

  1. 玉ねぎをみじん切りに。フライパンを熱して、サラダ油を1/2引いてから玉ねぎを中火でほんのりきつね色になるまで炒める。玉ねぎは炒めたら別皿に移して冷ましておく。
  2. パン粉、卵、牛乳を混ぜ合わせておく。ボウルの中にひき肉と塩、コショウを入れて軽く混ぜ合わせる。そこに、混ぜ合わせておいたパン粉、卵、牛乳と冷ましておいた玉ねぎを加えて混ぜる。
  3. 手にかるくサラダ油をつけて、ハンバーグを食べやすいサイズに分けて、手でキャッチボールをするようにして空気を抜く。空気を抜いたら、中央部分を軽くへこませる。
  4. フライパンを熱して、サラダ油をおおさじ1引いて、ハンバーグを並べて強火で焼く。およそ30秒くらいで焼き目がつくので、ふたをして、弱火で5分くらい蒸し焼きにする。
  5. お好みでソースをかけて完成。

これが基本の作り方です。
もちろん、参照にしているレシピによっては、ナツメグを加えたり、表面に焦げ目をつけた段階で水を入れて中火で蒸し焼きにしたりと、いろいろな方法がありますが、今回は最も基本的な作り方を紹介しました。

この基本的な材料と作り方の中にどんな失敗するポイントがあるのか、ハンバーグが硬くなってしまう場合とボロボロと崩れてしまう場合に分けてお伝えしていきます。

ハンバーグで失敗して固い時の気を付けること

ハンバーグで失敗してしまう時の多くがハンバーグが固くなってしまったり、焦げてしまったりすることです。失敗する人はどんなポイントで失敗するのでしょうか?

1.合いびき肉を使っていない

牛100%でもハンバーグは作れます。でも、難しくなります。豚肉の方が牛肉よりも脂身があり、脂身が多少あった方が焼きやすくなります。比率は、6:4か7:3くらいで牛肉の方が多くてもいいので、合いびき肉を使うようにしましょう。

2.ハンバーグのつなぎをしっかり作っていない。

ハンバーグのつなぎには卵、牛乳、パン粉が必要です。これらの材料のどれかを抜かしてしまったり、何かが多すぎる、少なすぎるといった場合だと失敗してしまいやすいです。

また、つなぎとひき肉のバランスも重要。ハンバーグが硬くなってしまう人は、つなぎの量が少ない場合が多いです。

3.真ん中をへこませていない。

ハンバーグは平らにしても中央が厚くなりやすく、火が通りにくいです。なので、真ん中をへこませて全体的に火が通るようにします。真ん中をへこませていないと表面だけは焼けるのに中に火が通らないので、加熱する時間がかかりすぎて焦がしてしまったり、固くなってしまったりします。

4.強火で焼き過ぎる(弱火で焼かない)

ハンバーグは表面に焼き色がついたら、そのまま弱火でふたをして蒸し焼きにするのが基本です。このとき強火のままにしたり、ふたをせずにそのまま焼こうとすると中まで火が通るころには表面が焦げて固くなってしまいます。

ハンバーグが焦げて固くなってしまうときは、こんな原因があります。どこか心当たりはありますでしょうか?

ハンバーグで失敗してボロボロになる時の原因は?

ハンバーグは焼いた後もパサパサになったり、ボロボロと食感が良くないハンバーグになってしまうこともあります。こういった時どんな原因が考えられるかお伝えします。

1.ハンバーグを練り過ぎる。

ハンバーグを練ることによって口当たりが滑らかなハンバーグになります。しかし、気合いをいれて練り過ぎると、手の熱で油がどんどん解けてしまって、作り上がった時にボロボロになりやすいです。
混ぜる時は手早く混ぜるようにするのがコツです。全体的にちょっと白っぽくなるくらいで十分です。

2.空気をしっかり抜いてない

キャッチボールをする時、あまりしっかり空気を抜いていないと焼いているときに空気が熱で膨張して、形が崩れやすくボロボロになってしまいやすいです。ボロボロになりやすい時は多めにキャッチボールをするようにしましょう。

3.強火で焼くことをしない

先ほど固くなってしまう原因に強火で焼き過ぎることをあげましたが、逆に焼き色がつくまでは強火で両面焼かないとボロボロになりやすいです。弱火で焼いているときは肉汁が出てきているため、強火で表面を焼いておかないと外側にどんどん流れ出てしまい、パサパサになってしまいます。

ハンバーグがボロボロになりやすいのは、主にこの3つの点が出来てないことが多いです。
裏技を1つ紹介します。ハンバーグのタネを作る時に、ほんの少しマヨネーズを入れるようにするとボロボロになりにくいです。入れすぎると風味を損ないますが、ボロボロになりやすいなら一度入れてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、ハンバーグを失敗してしまう人へどんなポイントに気を付ければハンバーグがうまく作ることが出来るか、お伝えしてきました。

みんな簡単そうに作ってますが、実は結構難しいです。私も初めて作った時はふたをして弱火で焼くということすらも知らず、焦げ焦げのハンバーグを目の前にして頭を抱えていました(笑)

ジューシーなハンバーグを作れるよう応援しています!