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浪人生のための冬の世界史勉強法!センター試験直前まで伸ばす!

世界史冬の勉強冬になってくるといよいよ、センター試験本番、大学の本入試と一年の総仕上げをする時になってきます。気持ち的にも厳しい時期ですが、もう少しでゴールなので、しっかりと立ち向かっていきたいですね。

文系科目の要の一つでもある世界史は試験本番の直前まで伸びていきやすい科目の一つです。今回はそんな世界史の冬の勉強方法をお伝えしていきます。
  

浪人生の冬はどんな勉強をすべき?

浪人した時の冬はうまくいっているときは油断しやすく、上手くいってないと焦りが出てきます。これは現役の時よりもはっきり表れてきます。

気持ちが焦ってきやすいですが、着実に一つでも単語を覚えていったり、頭のこんがらがっている部分を整理していくことが大事なのはこの時期も変わらないので、じっくり勉強していきましょう。

冬になってくると、模試や過去問など問題を解くことが多くなってくると思います。特にセンター試験形式の問題を解く際には、「合ってた」「間違ってた」という部分だけに目が行きがちですが、「合ってた」問題でも「なんとなくわかっている」レベルのものは「わからない」とほぼ同じです。

問題を解くときに「完璧にわかる」、「ほとんど自信があるけど、ちょっと迷いがある」、「なんとなくこれだと思う」、「わからない」の4段階でチェックをして、完璧にわかる問題以外はたとえ答えがあっていても、あとから教科書や授業ノート、単語集などで確認するようにしましょう。間違えた問題だけを抜き出しておいて、自分だけの問題集を作るのもとても効率の良い勉強です。

なんとなく問題を解いてしまうと、点数が良かったり悪かったりと安定してきません。一度解いた問題は全て自分の力にするつもりで問題を解いていきましょう。

冬になったらチェックしておきたい世界史のポイント

冬になっても基礎が固まっていなければ、しっかり基礎固めをしましょう。頻出と呼ばれるようなよく出る問題や単語をおさえておけば、点数は徐々に安定していきます。冬に基礎固めをしなければいけない場合は、多めに世界史に時間を割いて、早く基礎を固めてしまうべきです。

大体の場合は、一問一答などを使って勉強していくと思いますが、問題文から答えを導くだけではなく、答えから問題文をみちびけるようになると、相当世界史の理解が深まります。

例えば、「1888年に即位し、ビスマルクと対立した皇帝はだれか」という問題が出て、「ヴィルヘルム2世」と答えるだけではなく、「ヴィルヘルム2世は何をやった人物か」と答えから問題を作ってみて、ビスマルクと対立したということだけではなく、「世界政策を進めてきた人物」といったように説明できれば、理解が深まっています。

また、予備校などに通っている場合は、現代史が終わるころだと思います。現代史は冬に終わる割には、センター試験によく出てきます。また、大学の本試験でも問われることも多いです。現代史も中心に知識に穴がないように単語を中心に詰め込んでいきましょう!

センター直前まで詰め込んでいこう!

センター直前では、頻出単語をおさえるのはもちろん、細かいところも含めておさえておきたいですね。

文化史や年号を問われる問題は、出てくる問題数こそ少ないですが、覚えておかないと8割の壁を越えにくいです。年号は日本史よりも覚える重要度が低いとはいえ、知識の整理にもつながってくるので、覚えておきましょう。

文化史に関しては、一問一答形式で覚えるのも大切ですが、ある程度のくくりで整理しなおすとより覚えやすくなります。

例えば、「レ・ミゼラブルを著したフランス=ロマン派の作家はだれか」に対して「ユーゴ―」と個別に覚えてもいいのですが、「ロマン派の三人の作家は」「ハイネ、ユーゴ―、バイロン」とある程度のくくりでまとめてから覚えると、整理しやすくなります。この19世紀ころの文学は、古典主義やロマン主義や自然主義など誰が何かわかりにくくなるので、整理して覚えたほうがいいです。

誰がどういう思想で代表作は何か?という点で自分の中でまとめなおすと、文化史は整理しやすくなると思います。

私はセンター本番が最も点数が高かった

私はもともと世界史に本格的に取り組み始めたのは、9月の末くらいからです。授業を聞いていたので、なんとなく流れはわかっていたものの、本格的にすべての単語をおさえ始めたのは、3か月弱だったと思います。

ただ、世界史は最後の最後まで点数が伸びます。結局のところ、覚えた単語の数に比例する所も大きいので、最後まで詰めていけば、知識量が多い本番が一番点数が高くなりやすい科目ともいえます。

最後まであきらめることなく、一つずつ勉強を進めていきましょう!

まとめ

今回は、冬の世界史の勉強法についてお伝えしてきました。

本番が近づいてくるとどんどん焦る気持ちも出てきます。試験の点数を参考にしつつも、あまり点数に引っ張られることなく、自分の弱いところを補って知識を上積みしていけば、良い結果が出ます!

冬にしっかり世界史を勉強し、後悔しないように試験本番を迎えてください!