日常生活のワンシーン

電子レンジの掃除で油汚れとにおいの解消法と注意すること

電子レンジの掃除の仕方電子レンジは知らず知らずのうちに汚れがたまっていきます。
時間がたっていくと簡単に落ちない頑固な汚れになるので、お掃除も大変ですよね。
家電だから丸ごと水洗いするわけにもいきません。

電子レンジを使った時の油汚れやお惣菜についているタレなどの調味料の汚れ、また、汚れることで生じるニオイの解消など電子レンジの掃除についてご紹介します。

  

電子レンジの掃除で油汚れはどう対処する?

電子レンジ内の油汚れや調味料などの汚れはこびりついているものはなかなか簡単には落ちないことが多いです。

まず手始めに濡れたふきんを軽く絞って、1分間ほどレンジでチンします。
そして、その後2分ほど放置してレンジの中を水蒸気で満たします。そうするとレンジ内に水蒸気がたまり、汚れが落ちやすくなります。
そのままチンしたふきんを使って、汚れた部分を拭き取れば、大体の油汚れはこれだけで落とすことができます。
仕上げに乾いた布で乾拭きすることも忘れずに。

しかし、この方法で落ち切らない頑固な汚れも出てきます。そんな時に役立つアイテムが3つあります。

1つは使い古した歯ブラシに台所洗剤を薄めたものを付けて汚れた部分をゴシゴシと洗います。

レンジ内を水蒸気で温めた後であれば、歯ブラシもかなり汚れをこそぎ落としてくれます。

2つ目は色々なお掃除で使える重曹
重曹を水に溶かして乾いた布に振りかけます。その重曹を付けた布で汚れた部分をふくと、頑固な汚れも取りやすくなります。

3つ目は、小林製薬から出ているチン!して拭くだけという製品。
その名の通り、レンジでチンするだけで庫内を拭き取るシートが出来るというスグレモノ。
ちゃんとした製品だけあって、面白いように汚れを取ることができます。300円ちょっとで買えるので、楽したい方は買っちゃうと早いですね。

とりあえず濡れふきんをチンしてふき取るだけでも多くの汚れをふき取ることができるので、まずはそこから試してみてはいかがでしょうか?

電子レンジの掃除で庫内のにおいをスッキリさせるには

電子レンジ内で汚れと同じく気になるのがニオイです。
色んなものを温める電子レンジだからこそ、前の食品の匂いがついていたりすると、ゲンナりしちゃいますよね。「このコロッケ魚臭いんだけど…」なんて最悪です。

ただ、電子レンジのにおいはとても簡単に解消することができます。これもただあるものを入れてレンチンするだけ。

そのあるものとはレモンの皮、あるいはコーヒーの出がらし(コーヒーのかす)です。レンジにこのレモンの皮やコーヒーの出がらしを入れて1分間チンするだけで電子レンジ内の嫌なにおいはほとんど解消できます。

電子レンジ内の掃除をしたいときは食べ終わったレモンやドリップコーヒーなどを飲んだ後のかすを取っておいて、一通り掃除した後に、レンジでチンしましょう。

電子レンジの掃除はここに注意

電子レンジを掃除するときは電磁波が出る場所(レンチンした時に光る場所)は直接水をかけたり洗剤で洗わないようにしましょう。故障の原因になってしまいます。
また、外側を掃除するときも空気穴のような所には水分が入り込まないように、直接水や洗剤スプレーなどを吹きかけないように、濡れた布やふきんでふくようにしましょう。

電子レンジは意外と繊細な所があるので、掃除したつもりが逆に機械の寿命を縮めてしまった、なんてことがないように丁寧に掃除しましょう。

電子レンジの油汚れとにおいの解消方法のまとめ

電子レンジ内の油汚れは軽く絞った濡れふきんをレンジでチンして出た水蒸気と蒸されたふきんでふき取ることで手軽にほとんどの汚れを取ることができます。

それでも取れない汚れは歯ブラシや重曹、レンジの汚れを取る専用のお掃除グッズを使って汚れを落とします。

汚れと同じく気になるにおいは簡単に解消できます。
レモンの皮かコーヒーの出がらしを1分間レンジでチンするだけ。これで嫌な臭いもほとんど解消できます。

ただ、電子レンジの掃除の際は庫内の光る部分や外の空気穴の所には直接水や洗剤がかからないように掃除することは気を付けておきましょう。
故障の原因になり、電子レンジの寿命を縮めてしまいます。

温かいご飯を食べるために必須の電子レンジ。大切にお掃除してあげましょう。