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2017年のかもめーるは値上げ?景品や余った時の対応は変わる?

かもめーるの概要や景品夏の風物詩と言えば暑中お見舞いや残暑お見舞い。
季節を演出するために、専用の絵柄がプリントされたはがきを使いたい人も多いはず。
この時期に郵便局で販売されるのが「かもめーる」と呼ばれるはがきです。

2017年の6月から普通はがきが値上がりしました。このかもめーるにも影響はあるのでしょうか?今年のかもめーる情報と合わせて紹介します。
  

かもめーるとはなんぞ?

かもめーるを知らない方に説明しておくと、かもめーるは別名、「夏のおたより郵便はがき」と言われ、冒頭でも紹介したように暑中見舞いや残暑見舞いに使われることをメインとして販売されるはがきです。
梅雨明けから立秋(8月7日前後)が暑中見舞いで立秋から8月一杯が残暑見舞いとなりますので、大体2カ月くらいの間に楽しむはがきですね。

このように夏にやりとりされることを想定されたはがきなので、はがきの裏面には夏を感じさせるイラストや文言がプリントされていることがかもめーるの特徴です。
あ、もちろん無地のものも売られているのでご心配なく。

そしてかもめーるの最大の特徴がくじがついているはがきだということ。
年賀状のようにはがきに番号が割り振られており、当選すれば景品が当たります!
暑中見舞いや残暑見舞いにちょっとしたお楽しみがプラスされるのがかもめーるのいい所ですね。

かもめーるは値上げされる?

2017年6月から、普通はがきが52円から62円になりました。年賀はがきは52円のままです。
それではかもめーるはどうなるでしょうか?

かもめーるもこれまで1枚52円で販売されていましたが、普通はがきと同じように62円に値上がりしました。
今年購入する際は気を付けましょうね。

2017年のかもめーるはいつどこで販売される?

そんなかもめーるですが、年中取り扱っているわけではなく販売スケジュールが決められています。
2017年は6月1日(木)~8月25日(金)で販売があります。

取扱は全国の郵便局で販売があるほか、日本郵政のオンライン通販サイト「切手SHOP」や一部コンビニで取扱があります。
一部コンビニというのはセブンイレブンやファミリーマートなど会社によって違うのではなく店舗によって取り扱う店舗と取り扱っていない店舗があるということです。

また、公式ではありませんが金券ショップやオークションサイトも販売があることがあります。

かもめーるはどんな景品と交換できるの?

これまでかもめーるの景品は現金か切手シートでした。シンプルですね。
しかし2017年はどうやら景品に変化がありそうです。
※公式にアナウンスがあり、昨年から景品が変わりました!

今年は現金1万円と1,000円分のQuoカードが景品になっています。
当選確率も1万円が10万本に3本、1,000円のQuoカードが1万本に1本と当選確率が昨年よりも上がっていますね!今年のかもめーるは期待大できます。

(…正直、これまでの景品の切手シートは要らないと思ってたので、これはグッジョブ!ですね(笑))

ちなみに2016年の場合、下5桁が当たっていれば現金5万円、下三桁が当たっていれば切手シートでした。
当選割合は現金5万円が10万本に1本、切手シートは1000本に2本だそうです。

今年の当選発表は9月4日(月)。引き換え期間は2017年9月5日(火)~2018年3月5日(月)です。
郵便局に当選はがきと本人確認の出来るものを持っていくことで引き換えができます。
事務局からの発送で景品を受け取ることができます。

かもめーるが余った時の対応はどうするのが正解?

かもめーるをちょっと多めに買ってしまい、余ってしまうことはよくあります。
こうした時はどうするのが正解でしょうか?
また、今年値上がりしたことをうけて変更点はあるでしょうか?

まずかもめーるは未使用でも景品の交換ができます。なので、当選発表までは余ったかもめーるも手元に置いておきましょう。
もしかしたら当たってるかも?

かもめーるはがきは普通のはがきか切手と交換してもらうことができます。
ただし1枚につき5円の手数料がかかります。年賀はがきや特別切手などには交換してもらえないので注意です。

2017年もこの交換に関しては引き続き行ってくれます。
もし値上がり前のかもめーる(1枚52円のもの)を持っていた場合は2017年6月以降は62円のはがきへの差額10円+交換手数料5円の15円で交換してもらえます。
2017年6月以降の62円のかもめーるであればこれまで通り交換手数料5円で普通のはがきと交換してもらえます。

もちろんそのままかもめーるのはがきを使ってもOKです。
私は余ってしまったかもめーるのはがきは人に送るのはちょっとためらってしまうので、懸賞用のはがきとして再利用しています。
懸賞用のはがきなら体裁を気にする必要もないですからね。

ただ、当たり前ですが52円のかもめーるを2017年6月以降に使いたい場合は10円分切手を追加して貼らないと有効にならないので気を付けてくださいね。

かもめーるのまとめ

2017年のかもめーるは1枚52円から62円になりました。
もし1枚52円のはがきを使いたいときは10円切手を追加しないと送れないので注意です。

また、景品もこれまでの現金5万か切手シートから変化があります。この辺りは楽しみですね。

これまで通りかもめーるを普通のはがきに交換することはできます。今年買ったかもめーるを普通はがきに変えたいときはこれまで通り手数料5円。
昨年のかもめーるを今年の普通はがきに変えたい場合は交換手数料5円に加えて、62円はがきへの差額10円と合わせて15円で交換してくれることになります。

暑中見舞いや残暑見舞いにちょっとした楽しみをプラスしてくれるかもめーる。
送る方も送られる方もわくわくしますね。現金が当たったらちょっとした夏の臨時ボーナスですね(笑)