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浪人 秋からの世界史の勉強法は?偏差値50でも焦らないこと!

浪人世界史
浪人生にとって、秋というのはとても重要な季節なんです!

夏や冬の過ごし方が大事と盛んに言われますが、なぜか秋の大切さについてはあまり言われません。
なので、多くの浪人生が力を抜きがちになりますが、この時期にちゃんと力を入れておさえるべきポイントを押さえておかないと、後悔することに…。

今回は偏差値50くらいの人が秋からの勉強をどう進めればいいのか、特に大事な得点源になる世界史についてお伝えします!

  

浪人したときの秋からの勉強のポイント

冒頭でもお伝えしたように、現役生、浪人生に限らず受験生は秋に油断しがちです。

また、これまで着実に勉強を積み重ねてきた浪人生が脱落していきがちになるのもこの時期なんです。勉強してきたのに、秋になっても思ったように偏差値が伸びてこない・・・という焦りも出てきやすくなるからです。

秋からの勉強法のポイントとしては、まず夏の間で固まり切ってない所の基礎固めを優先的に行っていきましょう。

また、愛用している問題集などがあれば、答えがすらすらと出てくるレベルまで使い込むことが大事ですね。今後模試や過去問を解いていく時に分からなかった部分の復習をする際に、立ち返る場所の一つになります。

これまでインプット重視で来ている場合は、インプットと同じくらいアウトプットもやっていきましょうね。
特に過去問は思ったように点数が出てこないと段々と挑戦するのが怖くなってきますが、挑戦した過去問を全て吸収していくつもりで、何度も何度も解いていくと、じわじわと学力が付いてきます。

言わずもがなですが、過去問を解いたときは、その答えだけに着目するのではなく、その問題が解けなかったのは何が足りていないかを確認しながら、進めるようにしましょうね。
足りない部分は再び問題集などに戻って確認していきましょう。

世界史の勉強法 秋からでも十分間に合う!

世界史は秋ごろから本格的に勉強する方もいるかと思います。覚える単語も膨大なように思えますが、ちゃんと対応できるので、着実に進めていきましょう!

世界史でいう基礎はその時代にその場所で何が起きたかをおおまかに理解するということです。特にその時の権力者が何のためにどのようなことをしたのかということは押さえておく必要があります。

大まかな流れを理解したら、関連する単語を覚えていきましょう。目安としては、冬までに単語帳の単語を8割は押さえておきたい所です。(もちろん、覚えれば覚えるほど点数は上がります。)

単語を覚えるコツは『繰り返し』と『音読』です。赤シートなどを使って毎日毎日地道に繰り返すことは欠かせません。1日や2日で覚えられないのは普通なので、何度も何度も繰り返しやっていきましょう。

その際、より効果的なのは問題文と答えをセットで音読することです。

「○○時代の王朝は」「△△」と問題文と答えをセットにして音読すると、より覚えやすくなります。特に単語集を赤シートだけで勉強するといつの間にか答えの順番を覚えてしまい、結局覚えられないということもあります。自宅で勉強しているときは是非音読してみましょう!

こうして大まかな流れと単語帳をマスターすると、センターで7割くらいは安定してとれるようになっていきます。

更に上積みするためには、より細かい単語と大きな縦の流れ(ヨーロッパのこの地域では何が起きてきたか)や大きな横の流れ(○○年に中国では○○時代でヨーロッパでは○○時代)の整理、把握が欠かせません。

浪人して偏差値50でもまだまだ焦らないこと!

秋の時期に模試を受けて、偏差値50くらいだともしかしたら志望校の判定はあまりよくないかもしれません。

しかし、決して焦らなくても大丈夫です!よく現役生は最後に伸ばしてくると言って、対比して、浪人生は伸びがないという風に言われますが、私が見た限りでは、全然関係ないです。現役生でも伸びない人は伸びないし、浪人生でも伸びる人は最後まで伸びていきます。

だからこの時点での偏差値なんてあてになりません。世界史の勉強法でお伝えしたように、表面上の点数や偏差値に惑わされるのではなく、その奥にある自分自身の自己分析をして、足りない部分を冷静に見極めましょう。

私が浪人した時も、私自身や私の友達の体験から見ても基礎をしっかり固めておけば、浪人生でも面白いほど後半伸びていきます。不安だと思いますが、踏ん張りどころですよ!

冬以降の勉強法については浪人生のための冬の世界史勉強法にてお伝えします。

まとめ

今回は浪人して偏差値50周辺の人が秋から世界史をどう勉強していけばいいのかについてフォーカスを当ててみました。

覚える単語が膨大でなかなか成績が上がってこない世界史ですが、ある時急にすっきり頭の中で理解できる瞬間が来ます。その時が来るまでじっと我慢して勉強できるかが、成否の分かれ道です。

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