若手会社員応援シリーズ

新社会人で同期と合わない人間関係を改善する付き合い方

新社会人で同期と合わない社会人になると自分の親の世代の人と仕事をすることもあれば、自分より一回り以上も年齢が下の人と仕事をすることもあり、学生生活の時には考えられないほど色んな人と仕事をすることになります。

だからこそ年齢が比較的近い同期の存在はありがたいもの。
スタートラインが同じだから悩んでいることや愚痴も話しやすいし、時には励まし合ったり、時にはライバルとして競争したりする貴重な存在ですね。

しかし!
そんな同期と思ったように仲良く出来なくて不安になることも。
自分だけがなんとなく取り残されているような気持になると、心細いですよね。

新社会人で同期との人間関係を良好にするにはどうすればいいのでしょうか?
  

新社会人で会社の同期と合わない…

一緒に同じ採用面接をくぐりぬけてきた同期なのに、どうしてこうも仲良くなれないのか…。
自分だって会社に入社を認められた人間だから臆病にならずに輪の中に入っていきたいのになかなか入れない…。

一体人事の人はどういう基準で採用しているのかと疑ってしまうほど、同じ会社の同期と言っても色んな人がいます。
なかなかノリが合わなくて自分と合う同期を見つけるのも一苦労です。

そして、自分と合う同期がいないと、なかなか仲が良い同期が出来なくて焦ってしまいます。

私も元々が人見知りなタイプで人と仲良くするのに時間がかかるタイプです。
私の場合、最初の一か月の研修の間はほとんど誰とも仲良くなれませんでした。

新社会人で人間関係を同期とどう構築する?

私も同期と接する時間の多い研修期間中に次々と仲良くなっていく同期を横目に見て、絶望感でいっぱいでした。
同期だけでなく、大学時代の友人たちも同期と上手くやってるようで自分の人間関係の構築の下手さにがっくりしました。

ちゃんと同期と仲良くなれたのは一年目の夏から秋ごろにかけて。
入社してから半年くらいでやっと同期とちゃんと話せるようになりました。
同期と仲良くなるよりも、会社や仕事に慣れる方が先でした。

私の場合は何か共通の話題がないとなかなか友達になれません。
入社した直後はどうしても会社以外の趣味やノリの部分で仲良くなることが多いので、私にはちょっと難しかったです。
その代わり、会社や仕事に慣れてきて仕事の話をしたり、フォローしたりフォローされたりしながら、少しずつ接触回数を増やしていくうちに自然と同期と仲良くなれるようになりました。

入社直後は同期とランチに行ったり、飲みに行ったりすることがとてもハードルが高かったですが、秋ごろからは多い時には週3ペースで飲みに行ったりすることもありました(笑)
自分でも信じられない変化です。

幸か不幸か、会社の同期との人間関係は仕事をする上においてそんなに重要ではないです。
同じ部署に配属された同期は別ですが、部署や配属先が別なら仲良くしても仲良くしなくてもそれほど影響はないです。

新社会人になって会社の同期と人間関係が築けない時も、それほど心配することはありません。
むしろ仕事をしっかり覚えて食らいついていくうちに、自然と同期とも距離が近くなります。また、仕事をしていくと少し自分に自信がついて、同期とも会話しやすくなります。

同期との人間関係は無理に作っていくのではなく、自然発生的に構築していけばいいのではないでしょうか?
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、目の前の仕事に頑張って取り組んでいれば自然と人は集まってきます。新社会人で同期と仲良くすることに力を入れるより、仕事に力を入れて人望を集めたほうがよほどかっこいいです。

新社会人の同期との付き合い方

新社会人の同期とはこれまでの学校生活の同期(同学年)の付き合い方とは少し違ったものになります。
これまでは同学年の仲間の存在が学生生活の中でもかなり大事な位置を占めていましたが、社会人になると同期の存在は生活の中心を占めることは少なくなります。

研修中こそ一緒に過ごすことも多いですが、それぞれの部署や現場に配属されてしまえば、ほとんどの同期とは顔を合わせる機会はかなり減ります。
人間関係の中心はそれぞれの職場の上司や先輩、後輩になります。

だから、誤解を恐れずいえば、同期と雑に付き合ってもたいして痛手ではありません。それよりも上司や一緒に働く同僚と仲良くしたほうが何倍も仕事はやりやすいですし、日々の大変さも違ってきます。

では同期とはどんな存在なのか?
仕事上は直接絡む機会は少ないですが、同期と仲良くなると仕事で辛いことを愚痴りあったり励まし合ったりすることができます。
「愚痴?生産性がないなあ」と侮るなかれ。こうした息抜きは社会人になりたての時は意外にありがたいもの。
もちろん同期だけじゃなくて先輩や高校、大学時代の友人も息抜きのための話はできますが、一緒のスタートラインに立った同期はやはり話しやすさがあります。

他には気の合う同期であれば休日に一緒に遊んだり、少し気の早い話ですが結婚式をやる時に呼んだり…、と幅広く付き合うこともあります。
学生の時と違って、毎日顔を合わさない距離感のある付き合いだからこそ気楽な人間関係が築けるということもあるでしょう。

同期がいなくても仕事はできますが、仲がいい同期が1人でもいると、社会人生活も少し違ってくるかもしれません。

まとめ

会社に入って同期と合わないとき、無理に仲良くしなくても仕事は進められます。
私のような人見知りな人もすぐには仲良くなれなくても、時間がたてば同期と仲良くできることもあります。

入社してすぐに同期と仲良くなれないことで不安になったり焦る気持ちもあるでしょう。
しかし、自分のペースで少しずつ仲のいい同期を作っていく気持ちでいると、自然体でいられて、気分も安定しやすいです。

同期とすぐ仲良く出来なくても気落ちすることはありません。あなたのペースで頑張ってくださいね。